
一般のクレジットカードよりもランクが上である一方、プラチナ・ブラックより簡単かつカジュアルに持つことができるため人気のゴールドカード。では、若年層からはどのような理由でゴールドカードが選ばれているのだろうか?
NTTドコモはこのほど、18~29歳の男女を対象に「ゴールドカードに関する若者の意識調査」を実施し、その結果を発表した。
本調査は、全国18~29歳のゴールドカード保有意向層890人、全国18~29歳のゴールドカード既保有者340人を対象に行われた。
29歳以下のゴールドカード保有者の取得タイミングで最も多いのは20歳!
18~29歳の“自分でクレジットカードを契約している”男女のうち、ゴールドカード保有者は16.2%となった。ゴールドカード保有者に対して、ゴールドカードを契約した年齢について聞いたところ、最も多かったのは20歳(21.2%)であることがわかった。また全体の取得年齢の平均は22.0歳、83.2%が20代前半(24歳以下)での取得となっている。
18~29歳の未保有者の約6割がゴールドカード保有意向ありと回答
そして、ゴールドカード未保有者に「ゴールドカードを持ってみたいか」を聞いたところ、約6割(57.1%)のユーザーがゴールドカードを持ってみたいという意向があることがわかった。
さらにゴールドカードについての考えを、18~29歳のゴールドカード保有意向者に質問した。その中で「おトクなゴールドカードを選ぶのは賢い選択だと思うか」という問いに対して、「そう思う」「ややそう思う」と回答した割合が合計で76.9%という結果に。この結果から、ゴールドカードが「賢い選択」として若い世代に身近なものになってきていることが読み取れる。
一方で、「同世代の人がゴールドカードを持っていたら、ちょっといいなと思うか」という問いに対して、ゴールドカード保有意向者の62.5%がそう思う、ややそう思うと回答。ゴールドカードを持つことに価値を感じるという意見も一定数存在することがわかる。
18~29歳のゴールドカード保有者の選択理由、未保有者の持ちたい理由の上位にポイント還元や特典の大きさなどがランクイン
次に、18~29歳のゴールドカード保有者に対して「初めてゴールドカードを持ったきっかけ」について質問した。その結果、「ポイントやマイルが貯まりやすいと思ったから」が27.6%、「一般カードにはない特典が魅力的だったから」が20.6%と、1位、2位にランクインした。
加えて18~29歳のゴールドカード未保有者の中で「ゴールドカードを持ってみたい」と回答した人に対し、持ちたいと思うカードの条件を聞いたところ、約6割(=59.2%)が、「年会費がかかっても、それに見合ったポイント還元や特典があること」と回答。この結果からも、20代における“おトクさ”への意識の高まりが明らかになった。
また2位には「発行している企業が安心できる企業であること」が53.7%でランクインしており、おトクさに加えて安心感を意識して吟味している、というインサイトが浮き彫りに。これらの結果より、若いときから自分の考えでお金にまつわることをしっかりと選択するスマートな層が多くいることがわかる。
<調査概要>
調査タイトル:「ゴールドカードに関する若者の意識調査」
調査方法:インターネット調査
調査時期: 2025年1月27日~30日
調査対象:スクリーニング調査 全国18~29歳男女7,898人
本調査:
・全国18~29歳のゴールドカード保有意向層890人
・全国18~29歳のゴールドカード既保有者340人
パネル提供元:GMOリサーチ&AI株式会社
出典元:NTTドコモ dカード
構成/こじへい