「お大事に」と言われたときの返事例

病気や怪我をしたときなどには、「お大事に」や「お大事になさってください」と声をかけられることもあるかもしれません。
気の置けない友人や同僚なら「ありがとう」とシンプルに答えても問題はありませんが、目上の人や取引先などから「お大事に」と声をかけられたときは、相手に敬意が伝わる形で答える必要があります。
■お気遣いいただきありがとうございます
「気遣い」とは、あれこれと気を遣うことや心遣いのことです。「お大事に」と言われたときは、相手が気を遣ってくれたことに対して丁寧にお礼を述べましょう。
- お気遣いいただき、誠にありがとうございます。
- お気遣いありがとうございました。少しでも早く元気になって、お役に立てるように頑張ります。
- 優しいお言葉、痛み入ります。お気遣いいただき、ありがとうございました。
■お心遣いに感謝いたします
「心遣い」とは、あれこれと気を配ることや心配りのことです。また、配慮の意味でも使われます。「お大事に」といった気遣いの言葉をかけられたときは、相手が心配りをしてくれたことに対してお礼を述べましょう。
- 温かいお心遣いに感謝いたします。
- お心遣いに感謝いたします。また、先日はお見舞いまでいただき、誠にありがとうございました。
- ありがとうございます。いつもお心遣いに感謝いたします。
■ご迷惑をおかけいたしまして申し訳ございません
「お大事に」といった気遣いの言葉をかけてもらったときは、通常は感謝の言葉で応じます。「ありがとうございます」や「感謝いたします」などの言葉で、感謝の気持ちを表現しましょう。
しかし、体調を崩したことで相手に迷惑をかけるときは、感謝の言葉だけでは不十分です。たとえば、仕事に穴を開けるときや期日に間に合わないときは、感謝した後に謝罪の言葉を述べましょう。
- お気遣いありがとうございます。また、ご迷惑をおかけいたしまして申し訳ございません。
- ありがとうございます。この度はご迷惑をおかけし、本当に申し訳ございませんでした。
- 優しいお言葉、感謝しております。また、本当に申し訳ございません。
相手への気遣いを言葉にして伝えよう

「お大事に」は相手を気遣う優しい言葉ですが、尊敬の意味合いは含まれていません。目上の人に話すときやビジネスシーンでは、相手に気遣いだけでなく敬う気持ちも伝えるためにも、「お大事になさってください」といったフレーズを使うようにしましょう。
また、相手への気遣いを伝えることは大切ですが、労る場面でないときに「お大事に」と言ってしまうと、相手が不快に感じるかもしれません。状況を的確に判断し、適切な言葉を選ぶようにしましょう。
構成/林 泉







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