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音楽好きなら聴いてほしい!オーディオテクニカのプロ向け開放型ヘッドフォン「ATH-R70xa」「ATH-R50x」の完成度

2025.02.16

外音をシャットアウトする耳栓型のワイヤレスイヤフォンがリスニングの王道となって久しいが、そうなると反動的に注目を集めるのが開放型ヘッドフォン(=オープンバックヘッドフォン)だ。

そんな開放型ヘッドフォン界に注目の新作が登場した。日本が誇るヘッドフォン・イヤフォンの名門メーカー「オーディオテクニカ」の「ATH-R70xa」「ATH-R50x」だ。

ATH-R70xa/税込価格5万4450円

ATH-R50x/税込価格2万7830円

装着していることを忘れさせる超軽量設計

オーディオテクニカが初めて発売したプロ向けの開放型ヘッドフォンが2015年の「ATH-R70x」。本モデルの好評を受けて改良型、新作のリリースを重ねてきた同社の、2025年現在における到達点が「ATH-R70xa」「ATH-R50x」である。ちなみに型番につく「R」はプロ向けを意味するREFERENCEの頭文字が由来だ。

新作2機種最大の特長は、直径45mmの大口径フルレンジドライバーによる全音域における高純度再生と、装着していることを忘れさせる超軽量設計にある。

上位機種「ATH-R70xa」はコードをのぞきわずか199グラムという軽さを誇り、リラックスしたモニタリングを実現。さらに新規設計のヘッドバンド&パッドにより長時間でも快適な装着感を実現している。

新規設計となるATH-R70xaのヘッドバンド部

むろん普及クラスながら同口径ユニットを搭載する「ATH-R50x」においても正確な音再現というプロ向けの特性は共通。本体質量はわずかにかさむ207グラムとなるが、70xaに比べおよそ半額という価格のコストパフォーマンスのよさが光る。ぜひ両方とも試聴して、お好みを選べば間違いがない。

音楽再生のみならず、楽器演奏時のモニターヘッドフォンとしても能力を発揮する「Rシリーズ」。画像はATH-R50x

耳栓型のワイヤレスイヤフォンしか使っていない人が開放型ヘッドフォンを使ったなら、その音楽が収録された場の雰囲気、広さ、響きまでもを再生する能力や、聴きなれた音楽が新たな表情をもって聴こえることに驚かされるはずだ。むろん耳栓型ではないがゆえの、爽快な装着感も特長だ。

両機種それぞれに最適な直径45mmの大口径フルレンジドライバーを搭載

ただしその構造上、開放型は音が外にもれやすいため、電車など交通機関での使用はご法度。プロのスタジオワークが主用途の製品だが、ホームユースでもその実力は音楽で、映像で、楽器演奏で発揮されることだろう。両機種は明瞭な上下ラインナップを構成するが、実売でおよそ半額となるATH-R50xでも充分に「Rシリーズ」のテイストを味わえることを付け加えておく。

オーディオテクニカ渾身のプロ用開放型ヘッドフォン。この優れモノを、音楽制作者に独占させる必要はない。なぜなら、音楽を愛してやまないMusic Loverの君にとっても、手放せない(いや「耳」放せないか?)相棒となるに違いないのだから。

オーディオテクニカ

文/前田賢紀

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