
宿泊施設の中には、その愛くるしい仕草で利用者の視線を釘付けにする「看板ねこ」を飼う宿が多数存在する。その中で、特に人気の高い看板ねこがいる宿はいったいどこか?
リクルートが発行する旅行情報誌『じゃらん』はこのほど、「宿の看板ねこ」に関する調査を行い、その結果を「じゃらん 会ってみたい宿の看板ねこランキング 2025」として発表した。
『じゃらん』会ってみたい!宿の看板ねこランキング2025
2月22日の「猫の日」を前に、『じゃらん』では毎年恒例の旅館・ホテルの看板ねこに関する調査を実施した。会ってみたい看板ねこ1位はフクちゃん(+ラブ)となった。愛らしい仕草で魅了してしまうフクちゃんは圧倒的「かわいい!」のコメントとともに「どんなポーズの写真が撮れるか楽しみ」などの声を多く集めた。続く2位のくるん・ちゃと・ちびは、「柄が好き!」「いっぱいいて楽しそう」とにぎやかな様子も人気を集めたようだ。ランクインした看板ねこは、かわいらしく人懐っこいだけでなく、それぞれの接客スタイルも魅力だ。
『じゃらん』会ってみたい!宿の看板ねこランキング2025:TOP5を紹介
1位:フクちゃん(+ラブ)
2023年度の「看板ねこ1位」に輝いたラブの兄妹猫でおすましなフクちゃん。ちょっぴり小心者でラブの陰に隠れていたが、最近では率先してお客さんの元に駆け寄るなど、8匹いる接客チームの中でもリーダー的存在に成長。愛らしい仕草でみんなをメロメロにしてしまうフクちゃんは、カメラを向けるとモデルのようなポーズを見せてくれる。
2位:くるん・ちゃと・ちび
3匹ともとても人馴れしており、お客さんがきたらすぐに寄っていく接客スタイル。くるんは“かぎしっぽ”、ちゃとは“きれいな黄緑色の瞳”、ちびは“少し小柄”なのが特徴だ。それぞれが「姫宿 花かざし」近辺で過ごすようになったことから、女将が保護をし、宿に隣接した保護猫カフェ「猫宿 はなはな」をオープン。他にも個性豊かな計13匹がにぎやかに暮らしている。
3位:クマくん
「ぽらりす」オープン時から長年“看板ねこ”として愛されるクマくん。玄関のヒーター周りが特等席で、よくそこでくつろいでいる。まん丸おめめと、わがままボディがチャームポイント。風の向くまま、気の向くまま、気まぐれだが、お客さんの周りを一周回るのが得意技だ。
4位:みゅう
縁側でのんびり過ごしながらも、お客さんの到着時になるとむくっと起き出し、玄関で遊んでくれるのを待つみゅう。招き猫として代々、猫を大切にしている「和味の宿 角上楼」にやってきた三代目の看板ねこだ。“何もしない時間を楽しむ”という宿のモットーを率先して体現し、まったりお出迎えしてくれる。
5位:チョコちゃん・ナナちゃん
お出迎えから客室までの案内はもちろん、チェックアウト時には外まで見送るなど完璧な接客ぶりを見せる、まさに看板ねこ。チョコちゃんはちょび髭のような口周りの模様がチャームポイントで、人懐っこく遊ぶのが大好き!ナナちゃんは、大人びたお姉さんで館内をパトロールする仕事熱心なしっかり者だ。
※紹介している内容は2025年1月23日時点の情報
<調査概要>
インターネット調査/調査時期:2024年12月18日(水)~2024年12月20日(金)
調査対象:47都道府県在住20 代~50代
有効回答数:1,032名/複数回答(『じゃらん』に掲載している看板ネコのいる宿の中から「会ってみたいと思う」看板ネコを2つまで選択:画像選択方式)
構成/こじへい