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フィルム一眼レフカメラ調のデザインにフラッグシップ並みの性能を詰め込んだOM SYSTEMの新型ミラーレス一眼カメラ「OM-3」

2025.02.18

OMデジタルソリューションズは、映像製品ブランド「OM SYSTEM」から、マイクロフォーサーズシステム規格準拠のミラーレス一眼カメラ「OM SYSTEM OM-3」を2025年3月1日に発売する。

「OM SYSTEM OM-3ボディー」と「OM SYSTEM OM-3 12-45mm F4.0 PROレンズキット」を用意し、価格はいずれもオープン。予想実勢価格は「OM SYSTEM OM-3ボディー」が264,000円前後、「OM SYSTEM OM-3 12-45mm F4.0 PROレンズキット」が297,000円前後。

フィルムライクな仕上がりを楽しめる「カラー/モノクロプロファイルコントロール」を搭載!

「OM SYSTEM OM-3」は、往年のフィルム一眼レフカメラ調の普遍的な美しいデザインに、クリエイティブな撮影表現が自在に楽しめる機能を搭載したミラーレス一眼カメラ。同社では、「撮影機能のみならずデザインにこだわりを持つ方や、多彩な撮影表現を楽しみたい方に最適なカメラです」とアピールしている。

【主な特徴】

・常に持ち歩いて撮影したくなる美しいデザインとフラッグシップモデル譲りの高性能

往年のフィルム一眼レフカメラ「OLYMPUS OM-1」の設計思想を継承し、特徴的なペンタ部やカメラボディー両サイドのデルタカット、軍艦部のダイヤル形状などの洗練された美しいデザインと優れた操作性、所有欲を満たす高い質感を備えている。

また、フラッグシップモデル譲りの高性能を搭載しているのも特徴で、画像処理エンジンTruePic X(トゥルーピック エックス)と有効画素数約2,037万画素の裏面照射積層型Live MOSセンサーが、高解像レンズM.ZUIKO DIGITALの性能を余すことなく引き出し、センサーサイズから想像されるレベルを超えた高画質を提供する。

さらに、装着可能な全てのレンズの手ぶれを補正するボディー内5軸手ぶれ補正機構も搭載し、最大で中央6.5段、周辺5.5段の補正効果を発揮。対応レンズと組み合わせることで、さらに強力な中央7.5段、周辺6.5段の補正効果が得られるシンクロ手ぶれ補正にも対応する。

加えて、マグネシウム合金ボディーの適所にシーリング部材を配置したことで、防塵・防滴設計(※4)(保護等級IP53)、-10℃の耐低温性能も実現。これにより、急な天候の変化でも安心して持ち歩くことができる。

・フィルムの個性を再現する「カラー/モノクロプロファイルコントロール」

フィルムライクな仕上がりを楽しめる「カラー/モノクロプロファイルコントロール」を搭載しており、プリセットをベースに撮影時にファインダー内で仕上がりの効果を見ながら画作りを調整し、オリジナルの表現に仕上げることができる。

「カラープロファイルコントロール」では、12色の彩度、シェーディング、ハイライト&シャドウを細かく調整し、狙った色合いの作品に作り上げることが可能で、プリセットは「標準(COLOR 1)」、渋みと重厚感のある色調の「クロームフィルム リッチカラー(COLOR 2)」、彩度が高く濃厚な発色の「クロームフィルム ビビッド(COLOR 3)」、淡く柔らかい色調の「クロームフィルム ソフトトーン(COLOR 4)」の4種類を用意。

一方、「モノクロプロファイルコントロール」では、カラーフィルター効果、シェーディング効果、粒状フィルム効果など多彩な表現を組み合わせた自分好みのモノクロ表現を追求することが可能で、プリセットは「標準(MONO 1)」、粒状効果を活かした「クラシックフィルム モノクロ(MONO 2)」、赤のカラーフィルター効果を強調することで赤外線フィルムのような「クラシックフィルム IR(MONO 3)」、コントラストを抑えた柔らかい印象の「クラシックフィルム ローコントラスト(MONO 4)」の4種類から選べる。

なお、直感的に操作できるよう、「カラープロファイルコントロール」「モノクロプロファイルコントロール」「アートフィルター」「カラークリエーター」にダイレクトにアクセスできる「クリエイティブダイヤル」をカメラボディー前面に搭載する。

・デジタル技術を駆使した新たな写真表現「コンピュテーショナル フォトグラフィ」

従来PCなどを使用して後処理で実現していた合成技術を、カメラ内で処理する「コンピュテーショナル フォトグラフィ」撮影機能を搭載。カメラで撮影するだけで、最新のデジタル技術を駆使した新しい写真表現を実現する。

また、同機能を手軽に使えるよう、各種コンピュテーショナル フォトグラフィ撮影機能を呼びだす「CP(コンピュテーショナル フォトグラフィ)ボタン」を新たに設置。CPボタンを押しながらコントロールダイヤルを回すことで、「三脚ハイレゾショット」「手持ちハイレゾショット」「ライブND撮影(ND2-64)」「ライブGND撮影(GND2-8)」「深度合成撮影」「HDR撮影(HDR1,2)」「多重露出撮影」といった撮影機能に切り替えることができる。

・こだわりの表現を実現する動画撮影機能

小型軽量なので、外部モニターなどの機材を接続してもコンパクトな動画撮影システムを実現する。また、新たに「静止画/動画/S&Q(静止画/動画/スロー&クイック)ダイヤル」を搭載し、モードダイヤルと併用することで、静止画、動画のそれぞれの設定を素早く切り替えて撮影することが可能。さらに、映画のような味わいの映像を手軽に撮影できるよう、新たに動画専用ピクチャーモード「OM-Cinema1/OM-Cinema2」も用意した。

製品情報
https://jp.omsystem.com/product/dslr/om-omd/om/om3/index.html

構成/立原尚子

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