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高校生に聞いた「不要だと思う校則」ランキング、3位スマホ使用禁止/はにわ禁止、2位メイク禁止、1位は?

2025.02.15

いつの時代も、学生たちの不満の対象となる理不尽な校則。では、イマドキの高校生たちはどんな校則を不要だと感じているのだろうか?

アイ・エヌ・ジーはこのほど、15~18歳の高校生男女100名を対象に「学校生活」に関する意識調査を実施し、その結果を発表した。

学校生活は楽しい?

「学校は楽しいか」と尋ねたところ、「とても楽しい」「まあまあ楽しい」という回答が全体の81.3%を占め、学校生活を楽しんでいる高校生が多いことがわかった。

「とても楽しい」と答えた高校生からは「仲いい友達がいて、部活も充実しているから」(高1・女子)や「高校生のうちにしか出来ない経験を沢山できているから」(高2・男子)など学校での普段の生活が充実している様子が窺えるコメントが寄せられた。

また、「まあまあ楽しい」と答えた高校生は「悩みが特にないから」(高2・女子)や「授業は嫌だけど休み時間は楽しいから」(高2・女子)といった声が挙げられた。

一方で、17.7%の高校生は「あまり楽しくない」と回答しており、「中学生の時に憧れてたキラキラJKにはなれなかったから」(高3・女子)や「クラスでいざこざがあって、それに巻き込まれて、教室にいたくないから」(高2・女子)など、人間関係や学校生活を楽しくないと感じているエピソードが散見される結果となった。「全く楽しくない」と回答した高校生は1.0%と少数派で、全体的には学校生活を楽しんでいる高校生が多い結果となった。

学校で不要だと思う校則は?

学校で不要だと思う校則の1位は「髪色や髪型の指定」となった。「もっとおしゃれしたいし、個性を認めてほしいから」(高1・女子)や「容姿は学業に関係ないので規制しなくて良い」(高1・女子)という声が多数寄せられた。

2位の「メイク禁止」に関しても、「学業に支障が出ないし、自分の好きなスタイルで学校に行きたいから」(高1・女子)や「メイクは、社会に出たら常識なのに学生時代に練習が出来ないのはおかしいから」(高2・女子)など、1位と同様に外見を制限される校則への意見が多数挙げられた。

3位には、「スマホ使用禁止」や「はにわ禁止」が選ばれた。「文化祭、体育祭などだけでも思い出に残るようにスマホの使用を許可して欲しい」(高3・男子)や「寒すぎて耐えられないから学校外だけでも“はにわ”有りにして欲しい」(高1・女子)といった具体的なエピソードから、季節や文化祭や体育祭といった特別なイベント限定での使用を求める意見が挙げられた。

学校で行われている進路指導やキャリア教育はどの程度役立つと思う?

「学校で行われている進路指導やキャリア教育はどの程度役立つと思うか」と尋ねたところ、「まあまあ役立つ」と答えた高校生が全体の41.2%を占めた。「成功してる人の体験談を聞いて、そんな仕方もあるんだと知れたこともあったから」(高1・女子)や「特定の職業の講演会を開いても、それを目指す人には良いけど、まじで興味ない人には本当につまらない」(高3・女子)といった意見が見られたことから、相談にのってくれる先生や講演会のゲストによるものの「役に立つ」と感じている様子がうかがえた。

2位の「とても役立つ」と回答した高校生は、「親世代とかなり受験が変わっているので勉強になるから」(高3・女子)や「二者面談とかで詳しく将来の夢とか親身になって聞いてくれる」(高1・女子)といったエピソードから、高校生の未来設計やモチベーションに貢献している様子がうかがえた。

一方で、25.5%が「あまり役立たない」、4.9%が「全く役立たない」と回答しており、「回数が多すぎるし進路指導専門の人が、とりあえず資料持ち帰らせとけばいいだろ感あって嫌」(高1・女子)「全く進路指導などがないため」(高3・男子)など、進路指導やキャリア教育に全く力を入れていない学校もあるようだ。

先生の教え方に満足してる?

「先生の教え方の満足度」を聞いたところ、半数を超える66.7%が「とても満足している」「まあまあ満足している」と回答する結果となった。

「一生懸命教える先生が多いが、独り言のように授業が進んでいったり、自習でもないのに休み時間のようになってしまう先生もいるから」(高3・女子)や「丁寧にわからない時は個別で教えてくれたりする。ただ本当に何を言っているのか分からない先生もいる」(高3・男子)といった“先生によるが、良い先生がいる”といったエピソードが散見された。

その一方で「あまり満足していない」と答えた高校生は、「教わったことがテストには出ないし、教科書に書いてあることをそのままプリントに写すだけのような授業だから先生がいなくても自分でできる」(高1・女子)や「学校の方針でスタディサプリの動画を軸にした授業になっているから」(高2・男子)などのコメントが挙げられた。

生徒会長に推薦したい芸能人は誰?

「生徒会長に推薦したい芸能人は誰か」と尋ねたところ、「芦田愛菜」が1位を獲得した。「これまでたくさんの経験をされてきたため、まとめる力がありそうだから」(高1・女子)や「しっかりしてるし、考え方が綺麗で、そういう人が高校生会長になって学校を変えてほしいから」(高1・女子)といった子役時代からの活躍や勉強と俳優業の両立などしっかりしたイメージが支持を集めた。

2位には「カズレーザー」がランクイン。「物知りだから」(高1・男子)という声が多数挙げられ、知性とユーモアを兼ね備えたキャラクターが人気を集めている様子がうかがえた。3位は「永野芽郁」と「櫻井翔」が同率でランクイン。「永野芽郁」には「柔らかい雰囲気な学校になりそう」(高3・女子)、「櫻井翔」には「しっかりしていて上手くまとめて高校生の声も聞いてくれそうだから」(高3・女子)という意見がそれぞれ散見された。

その他、「ファーストサマーウイカ」、「阿部亮平(Snow Man)」、「あばれる君」、「山本舞香」、「クロちゃん」、「橋本環奈」、「川島明(麒麟)」などタレント、俳優、芸人、アーティストそれぞれから個性豊かなメンバーが選ばれた。

次に来るトレンドは?

次に来るトレンドについて尋ねたところ、「SKY-HI」が率いるマネジメント/レーベル「BMSG」と、ラッパー/アーティスト「ちゃんみな」がタッグを組んだガールズグループオーディション「No No Girls(ノーノーガールズ)」が高校生の間で流行っていることがわかった。

「No No Girls」は、ちゃんみなが自身の経験を活かしながら、参加者一人ひとりに真摯に向き合いながら成長を支えているのが印象的な本オーディション。参加者たちがアーティストとしてだけでなく、人間としても大きく成長していく姿が描かれ、高校生にも勇気を与えるプロジェクトとなっている。そんな「No No Girls」から生まれたガールズグループ「HANA(ハナ)」にも注目が集まっている。

<調査概要>
調査テーマ :学校生活に関する調査
調査対象 :高校生男女(15~18歳)
調査期間 :2024年12月19日(木)
調査方法 :WEBアンケート調査
有効回答人数 :100名

出典:渋谷トレンドリサーチ

構成/こじへい

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