![](https://dime.jp/wp-content/uploads/2025/02/00-44.jpg)
ビジネスパーソンにとって午後からの仕事を頑張るために、お昼休憩時のランチは欠かせない。では、どのような基準でランチを選び、また、ランチに平均いくらかける人が多いのだろうか?
タニタはこのほど、全国の20歳~69歳で職場に出勤をすることがあるビジネスパーソン1,000名を対象「令和ビジネスパーソンのランチ事情に関する調査」を実施し、その結果を発表した。ここでは「ビジネスパーソンのランチに関する意識・実態」に関する調査結果を抜粋し、紹介する。
出勤時のランチのとり方 男性では「コンビニ・スーパーで購入」が1位、女性では「手作り弁当を持参」が1位
全国の20歳~69歳で職場に出勤をすることがあるビジネスパーソン(1,000名)に、出勤時のランチについて質問した。
はじめに、全回答者(1,000名)に、職場に出勤する日、どのようにランチをとることが多いか聞いたところ、「手作り弁当を持参」(47.2%)が最も高くなり、「コンビニ・スーパーで購入」(39.1%)、「外食」(23.4%)、「社員食堂」(13.4%)、「弁当店で購入」(12.0%)が続いた。
男女別にみると、男性では「コンビニ・スーパーで購入」(40.2%)が1位、「手作り弁当を持参」(34.0%)が2位となり、女性では「手作り弁当を持参」(60.4%)が1位、「コンビニ・スーパーで購入」(38.0%)が2位となった。手作り弁当持参派は男性では約3人に1人、女性では約3人に2人となり、コンビニ・スーパー利用派は男性・女性ともに4割前後という結果となった。
次に、ランチのとり方を決める際に最も重視することを聞いたところ、「価格」(32.7%)が特に高くなり、「味」(16.1%)、「栄養バランス」(12.9%)、「スピード」(9.0%)、「商品・メニューの数」(5.7%)が続いた。
男女別にみると、栄養バランス(男性9.6%、女性16.2%)は、男性と比べて女性のほうが6.6ポイント高くなった。年代別にみると、30代では「価格」(39.0%)、50代では「味」(22.5%)、60代では「栄養バランス」(20.0%)が全体と比べて5ポイント以上高くなった。
ビジネスパーソンがランチ1回にかける金額の平均は603円
全回答者(1,000名)に、ランチ1回にいくらかけることが多いか聞いたところ、「500円」(19.0%)や「1,000円」(11.8%)に回答が集まり、平均は603円となった。
また、“健康的”“おいしい”“満腹になる”の三拍子がそろったランチ1食にはいくらくらいかけてもいいと思うか聞いたところ、「1,000円」(18.6%)や「500円」(16.9%)、「800円」(12.6%)などに回答が集まり、平均は818円と、1回のランチにかけることが多い金額の平均(603円)と比べて215円高くなった。ヘルシーで味が良く、おなかも満たされるランチには、普段のランチより奮発してもよいと考える人が多いことが明らかになった。
男女別にみると、“健康的”“おいしい”“満腹になる”の三拍子がそろったランチ1食にかけてもいいと思う金額の平均は男性786円、女性850円と、女性のほうが64円高くなった。
年代別にみると、ランチ1回にかける金額の平均が最も高かったのは20代(628円)、“健康的”“おいしい”“満腹になる”の三拍子がそろったランチ1食にかけてもいいと思う金額の平均が最も高かったのは50代(850円)となった。
普段のランチで健康のために気をつけていることTOP3 「野菜を取る」「食べ過ぎない」「適度に水分も補給する」
全回答者(1,000名)に、普段のランチでは、健康のためにどのようなことに気をつけているか聞いたところ、「野菜を取る」(28.9%)が最も高くなった。ビタミン、ミネラル、食物繊維などが多く含まれる野菜を取り、からだの調子を整えることを意識している人が多いのではないだろうか。
次いで高くなったのは、「食べ過ぎない」(24.4%)、「適度に水分も補給する」(21.6%)、「栄養バランスを取る」(21.4%)、「規則的な時間に食べる」(18.5%)となった。男女別にみると、「野菜を取る」は女性では37.0%と、男性(20.8%)と比べて16.2ポイント高くなった。
年代別にみると、40代では「食事時間をしっかり確保する」(22.0%)、50代では「野菜を取る」(37.0%)、60代では「食べ過ぎない」(32.5%)、「栄養バランスを取る」(26.5%)、「規則的な時間に食べる」(28.0%)、「塩分を控える」(22.5%)がそれぞれ全体と比べて5ポイント以上高くなった。
<調査概要>
◆調査タイトル :令和ビジネスパーソンのランチ事情に関する調査2025
◆調査対象 :ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする
全国の20歳~69歳で職場に勤務をすることがあるビジネスパーソン
◆調査期間 :2024年12月11日-12月12日
◆調査方法 :インターネット調査
◆調査地域 :全国
◆有効回答数 :1,000サンプル
◆実施機関 :ネットエイジア株式会社
出典:タニタ調べ
構成/こじへい