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間もなく、入園・入学シーズンがやってくる。入園・入学を控える子どもを持つ親御さんはその準備・手続きに追われている頃だろうが、特に手間に感じることの一つは「お名前付け」ではないだろうか?
キングジムはこのほど、25~45歳の400名を対象に「新入園・新入学準備のお名前付け」に関する意識調査を実施し、その結果を発表した。
入園・入学前の準備で、大変だと感じたこと、第1位は「持ち物へのお名前付け」
「入園・入学前の準備で、大変だと感じたこと」を聞いたところ、84.5%が「持ち物へのお名前付け」が大変だと感じていることがわかった。
<フリーコメント>
・算数セットひとつひとつに名付けが大変だった。(38歳・女性・愛知県)
・とにかく数が多くて大変でした。(39歳・男性・東京都)
・えんぴつも色鉛筆も絵の具も、1点1点名前を書くため、想像以上の時間を要する。 (45歳・女性・東京都)
42%が3月からお名前付けをスタート!
子どもの持ち物にお名前付けを開始した時期を聞いたところ、42.8%が「入園・入学する年の3月(入学月の前月)」に開始していることがわかった。入園・入学に向けての説明会が2月頃に実施され、直前に持ち物リストが公表されることも多いため、時間がない中での準備や作業となり、時短でお名前付けができるアイテムを求める回答が目立った。
<フリーコメント>
・ただただ時間がかかる。(40歳・男性・広島県)
・時短グッズがほしい。(41歳・女性・京都府)
・全てに名前を書くのに手間がかかった。布製品などは名前が書きにくい。(37歳・女性・兵庫県)
お名前付けの不満、第1位は「お名前付けする持ち物の数が多かった」
お名前付けをするときに困った・不満だったことを聞いたところ、第1位は「お名前付けする持ち物の数が多かった」(62.0%)となった。以下「お名前付けに時間がかかった」(34.0%)、「布などの素材に合わせて名前を付けるのに苦戦した」(32.3%)と続き、時間的にも作業内容的にも困りごとが多く発生することがわかった。
また、お名前付けをした持ち物の点数を調査したところ、約40%の人が31個以上と回答。さらには25%の人が51個以上と回答し、持ち物の数が多いことで、お名前付けに多くの時間を取られていることがわかった。
<フリーコメント>
・算数セットひとつひとつに名付けが大変だった。(38歳・女性・愛知県)
・とにかく数が多くて大変でした。(39歳・男性・東京都)
・えんぴつも色鉛筆も絵の具も、1点1点名前を書くため、想像以上の時間を要する。 (45歳・女性・東京都)
大変だったアイテム第1位は「衣類」
「お名前付けが大変だったアイテム」を尋ねたところ、「肌着などの衣服」が56.3%、「靴・上履き」が32.3%、「おむつ」が29.8%となり、布地など直接名前を書き込みづらいアイテムのお名前付けに苦労していることがわかった。
回答の中には「素材や場所によって油性ペンやシールなどを使い分けている」という意見も見られ、物に合わせてお名前付けグッズを活用することがポイントと考えられる。
<フリーコメント>
・スタンプがうまく押せずにじんでしまったり、名前を書く素材に対して
・油性ペンが滑らずうまく記名できなかった。(37歳・女性・東京都)
・消えたり剥がれたりするので、定期的な修正が必要。(36歳・女性・埼玉県)
・スタンプを使ったのですが丸みを帯びてるところに押すのがとてもやりにくかった。(40歳・女性・神奈川県)
約半数が「夫婦で」お名前つけに挑む!
お名前付けを誰と作業したかを尋ねたところ、45.5%が「夫婦で」と回答。時間も手間もかかるお名前付けの作業は、入園・入学前の夫婦の共同タスクとして、協力して作業を進めていることがわかった。
また、スタンプやラベルライターなどの便利なアイテムを準備したという意見もあり、手書きではなく便利なアイテムを活用することで、より夫婦で作業しやすくしていることが考えられる。
<フリーコメント>
・カタカナよりも、ひらがなで書いてあげた方が良いと妻に指摘されました。(42歳・男性・東京都)
<調査概要>
調査期間:2024年12月25日~27日
調査対象:25~45歳 400名
調査方法:インターネット
出典:株式会社キングジム
構成/こじへい