![](https://dime.jp/wp-content/uploads/2025/02/94cc0486ad395764515f9416b6f6e14e-770x404.jpg)
2月4日から全国の「Joshin」でVポイントが貯まり、かつ使えるようになったことはポイ活においてかなり激震が走りました。なぜなら、Vポイントは交換すると、あるドラッグストアで使う方法であれば1.5倍になるから。そして、株主優待を合わせて使うとお得すぎる3重の「コンボ技」を繰り出すことができます。
家電量販店「Joshin(ジョーシン)」でVポイントが貯まる・使える
新しくVポイントが貯まり、使えるお店なのは、上新電機が運営する「Joshin」「Joshin OUTLET」「スーパーキッズランド」など、全国の212店舗です。
店頭での会計時、Vポイントカードを出すと、ショッピングポイントとして税抜200円ごとに1ポイントが貯まります。また、Vポイントとは別に、ジョーシンカードによるポイント加算も実施。
もし、対象の三井住友カードで支払うと、決済ポイントの V ポイントも貯まります。
そして、貯められるだけではなく、使う時もお得です。Vポイントを多く貯めているなら、Joshinの店舗で1ポイント1円として使えるようにもなりました。
これまでJoshinで貯まるポイントは、dポイントと楽天ポイントの2つがあり、今回、Vポイントが参入することにより、Vポイントを貯めていた人にとって吉報となります。
注目1:JoshinポイントもVポイントも「W取り」
まず、今回のJoshinでのVポイント加算は、JoshinポイントもVポイントもどちらも貯まる点が良心的だといえるでしょう。
具体的には、ビックカメラでは、ビックポイントや共通ポイント(dポイント、楽天ポイント、Ponta ポイント)が貯まりますが、「ビックポイントもdポイントも」貯めることはできず、貯めるなら「どちらか一方」です。
一方、Joshinでは、JoshinポイントカードもVポイントカードもどちらも出せ、ポイント加算商品であれば、どちらのポイントももらえます。この点でいうと、「他の家電量販店よりもポイ活しやすい」ことがわかるでしょう。
https://cpn.tsite.jp/detail/en910031944001
しかも、現在、Vポイントでは「必ずもらえる!1億ポイント山分け!!」キャンペーンを実施していて、会計で1ポイント以上貯めれば、2月、3月はそれぞれ3,500万ポイントを山分け。1日1会計までが対象、特典ポイント上限は1か月最大200ポイントで、Vポイントカードの提示が多いほどポイントが貯まりやすくなっています。※エントリー必要
注目2:WAON POINTにポイント交換をすると1.5倍額で「ウエル活」に使える
「ポイ活界隈」で、JoshinでVポイントが貯まることが朗報と受け止められたのは、このVポイントが“ある方法を使えば1.5倍で使うことができる”からです。
Vポイントは、WAON POINTに交換すると、ウエルシアなどのドラッグストアで毎月20日に開催されるお客様感謝デーの「ウエル活」に使えます。この「ウエル活」のために、WAON POINTを多く集めて20日に1.5倍で使う「ポイ活界隈」の人は多いです。
ただし、WAON POINTは、クレジットカードのWAONカードでの決済やイオンでのお買物でのボーナスポイントでの付与が中心で、ポイントサイトなどから「WAON POINT」に直接交換はできません。ややこしいのが「WAONポイント」があるため間違えやすく、なかなか貯めづらいと感じている人もいることです。
そこで、ポイントサイトからVポイントに交換して、そのVポイントをWAON POINTに交換している人もいます。
ここで、JoshinでVポイントが貯まるルートが開通されると……
・Joshinで買い物をする時にVポイントカード、Joshinポイントカードを出す
・税抜200円ごとに1ポイントが貯まる
・もし三井住友カードで支払うと、三井住友カードでの決済時にもVポイントが貯まる
・もらったVポイントをWAON POINTに交換すると、「ウエル活」では1.5倍額で使える
もちろん、Vポイントを他の方法で使う案もありますが、「ウエル活」で使うことで現在の物価高をカバーすることもできそうです。
注目3:上新電機(8173)の株主優待券があれば「さらにお得に」
家電量販店の「Joshin」で利用したいのが上新電機(8173)の株主優待券で、なぜかというと、9月権利は1株でも割引券の株主優待がもらえるからです。
上新電機では3月9月の年2回の株主優待があり、もらえるのは2,000円ごとに200円割引になる割引券。
注目は9月で、このタイミングでは、「全株主に25枚5,000円分」の株主優待券がもらえます。全株主ということは1株でもよく、ちなみに、2025年2月6日の終値は2,298円。
・1株2,298円で株主になる
・9月は「全株主に25枚5,000円分」の株主優待券がもらえる
・200円の割引券を12枚使うと、2,400円の割引となり、投資資金分よりも多い額を割引できる
つまり、株主優待券を、12枚以上使うだけで“株の投資資金が回収”できてしまうわけです。
株主優待制度が変わらなければ、1株をずっと保有すると、3月の株主優待はもらえないものの9月には5,000円分の割引券が、毎年、家に届きます。年末年始に売り出されるお得な家電福袋も割引で買え、引っ越しなどで新しい家電が欲しい時や、耐用年数が来そうな家電の買いかえにも使えるというわけです。そして、今回のVポイントカードが使えるようになったことで、ポイントも貯まる流れに。
もちろん、残額の支払いは必要ですが、貯めたVポイントでも支払えるようになったため、もしVポイントが多く貯まっている「ポイントセレブ」と呼ばれるような人であれば「ポイントで家電が買えた」なんて武勇伝も、今後、あるかもしれません。
上新電機の2024年9月の権利分は12月上旬に届いていて、2025年3月まで使えます。ある人はこの機会に使って家電の買い替えを行い、Vポイントを貯めるのも一案です。急がないのであれば、今から家族分、上新電機の株を仕込んで翌年の2026年に備えておくのもいいのではないでしょうか。
文/谷口久美子