
南極、宝島、月、恐竜がいる太古の地球、宇宙、そして空に浮かぶ理想郷と、様々な場所を舞台に大冒険を繰り広げてきた『映画ドラえもん』シリーズは、2025年で記念すべき45周年を迎える。
2024年3月に公開された43作目『映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)』では、シリーズ初となる“音楽”がテーマの冒険を描き、大ヒットを記録。子供から大人まで、多くの観客の心を鷲掴みにした。
シリーズ45周年記念作品となる本作は、絵に描かれた壮大な中世ヨーロッパが舞台
そんな『映画ドラえもん』シリーズの44作目『映画ドラえもん のび太の絵世界物語(えせかいものがたり)』が2025年3月7日に公開される。
『映画ドラえもん』シリーズ45周年記念作品となる本作は、絵に描かれた壮大な中世ヨーロッパの世界が舞台の物語。ドラえもんたちが“絵の世界”に飛び込み大冒険を繰り広げる。絵の中で出会った仲間たちとともに、ドラえもんとのび太たちが幻の宝石をめぐり強大な敵に立ち向かう、完全オリジナルストーリーだ。
そんな本作を手がけるのは、TVアニメ「ドラえもん」の演出を担当し、2007年、『映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険〜7人の魔法使い〜』でシリーズ初となる女性監督に就任。以降、『映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜』(2011)、『映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)』(2013)を担当し、本作が監督4作目となる寺本幸代。そして脚本は、TVアニメ「ドラえもん」の脚本を数多く手掛ける伊藤公志が、『映画ドラえもん』シリーズに初参加となる。
■挿入歌「君の夢を聞きながら、僕は笑えるアイデアを!」もあいみょんの書き下ろし作品
さらに、ゲスト声優に鈴鹿央士、藤本美貴、サンドウィッチマン、そして主題歌&挿入歌をあいみょんが担当するなど、ドラえもん愛に溢れたキャスト・アーティストの参加が決定している。
自他ともに認める“ドラえもんの大ファン”であるシンガーソングライターあいみょんが、昨年12月に自身のライブツアーで主題歌を担当することを発表。美しいメロディと共にドラえもん愛が溢れる主題歌「スケッチ」が大きな話題となった。
挿入歌「君の夢を聞きながら、僕は笑えるアイデアを!」も担当するあいみょん
そして、1月には挿入歌「君の夢を聞きながら、僕は笑えるアイデアを!」も担当することが決定。映画を観た人々の心をそっと包み込むような主題歌「スケッチ」とは異なり、挿入歌「君の夢を聞きながら、僕は笑えるアイデアを!」は、アップテンポなメロディーと、ドラえもんファンならではの遊び心が溢れる歌詞が特徴の楽曲となっている。
あいみょんは、楽曲への思いを次のように語る。
「“とてもわくわくするシーンで流れる”というイメージだけ伺っていたので、楽曲もわくわくするような、ドラえもんファン全開の歌詞にしようと決めました。楽曲タイトルの通り、のび太やスネ夫、ジャイアンたちの要望に対し、ドラえもんが楽しいアイデアを出してくれるイメージで制作しています。『ドラえもん』の好きなエピソードの中に出てくるひみつ道具“変身ビスケット”や、“どこでもドア”に一瞬聞こえるような言葉を入れるなど、『ドラえもん』を匂わせるワードをちりばめているので、探しながら聴いてくれたら、楽しんでいただけるのではと思います」
挿入歌「君の夢を聞きながら、僕は笑えるアイデアを!」を使用した新たな予告映像も解禁
夏休みの宿題である絵に苦戦するのび太の前に、突然絵の切れ端が落ちてきた。なぜ絵が落ちてきたのか?
秘密を探るべく、ドラえもんのひみつ道具「はいりこみライト」を使って絵の中の世界へ!
絵の中に広がっていた13世紀の中世ヨーロッパ“アートリア公国”を舞台に、そこで出会った不思議な少女“クレア”と大冒険を繰り広げる、心が躍る予告映像が完成した。
どこかに眠っているらしい、幻の宝石“アートリアブルー”の謎を明かすべくゴッホの「星月夜」や ムンクの「叫び」の世界観を旅するドラえもんたち。そして大冒険は巨大なドラゴンの出現で急展開!?
力を合わせて立ち向かうドラえもんたちは、絵の世界に迫る“滅亡の危機”を救うことができるのか…!?
■気になる予告編はこちらから
作品概要
公開時期/2025年3月7日(金)公開
タイトル/『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』
原作/藤子・F・不二雄
監督/寺本幸代
脚本/伊藤公志
キャスト/
ドラえもん:水田わさび
のび太:大原めぐみ
しずか:かかずゆみ
ジャイアン:木村昴
スネ夫:関智一
クレア:和多田美咲
マイロ:種﨑敦美
チャイ:久野美咲
パル:鈴鹿央士
アートリア王妃:藤本美貴
アートリア王:伊達みきお(サンドウィッチマン)
評論家:富澤たけし(サンドウィッチマン)
主題歌/あいみょん「スケッチ」(unBORDE/WARNER MUSIC JAPAN)
(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2025
関連情報
https://doraeiga.com/2025/
構成/清水眞希