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TOYOTA GAZOO Racing(TGR)は、モータースポーツ参戦からの学びを生かして進化したGRカローラを、2025年2月4日より注文を受け付け、3月3日より発売することを発表した。なお、同モデルは、2024年8月2日に米国で発表した進化型GRカローラの日本仕様車となる。
進化型GRカローラ 日本仕様車のみに採用した主な進化内容
■SPORT Packageを設定
よりスポーティで上質感のある内装にこだわったSPORT Packageをメーカーパッケージオプション設定した。
■公道では味わえない躍動感を得られる「サーキットモード」を設定
サーキットモードは、国内のサービス対象サーキット・施設において、アンチラグ制御の追加やスピードリミッター上限速度の引き上げなど、クルマのポテンシャルを引き出す機能が有効となるサービス。GPSによる位置判定および専用アプリ上での操作により、シフトタイミングやエンジン回転数を直感的に示す専用メーター表示に切り替わり、サーキットモードが利用可能となる。
【緑点灯:認知】インジケーター点灯速度によりリズムを図る、【赤点灯:判断】シフト準備
【主なサーキットモード機能一覧】
・アンチラグ:特定エンジン回転数領域において加速→減速→再加速のときの加速性能向上のため、ターボラグを低減する制御。強度レベルを無/弱/中/強から選択可能
・スピードリミッター:上限車速を引き上げ
・クーリングファン:ファン出力を最大化し、エンジン水温の冷却を促進
・シフトタイミングインジケーター:アプリで設定したシフトタイミング回転数(4,000~7,000rpmの範囲)に基づき、シフトインジケーターをメーターに表示、最適なシフトタイミングを視覚的に伝達・サポート
表示方法は、一般的なタコメーター同様にギア比に連動した方式と、事前に設定したシフトタイミングまでの秒数*2に基づいて表示させるタイムカウント方式を選択可能
■進化型GRカローラの進化点を体感できるアップグレード用の部品セットを提案
すでにGRカローラを購入した方にも、進化型GRカローラの部品を購入・装着することで、今回の進化の一部を体感することが可能となっている。今回、それらの部品を装着する上で最適な車両バランスとなる組み合わせ、および変化を体感しやすい装着順を提案する。
なお、TGRは、2025年2月7~9日の3日間、インテックス大阪(大阪市)で開催される大阪オートメッセ2025に出展し、進化型GRカローラ RZ(日本仕様車)を展示する予定となっている。
【メーカー希望小売価格】
RZ GR-DAT(8AT) 5,980,000円(税込)
RZ 6MT(4WD) 5,680,000円(税込)
【主要諸元】
関連情報:https://toyotagazooracing.com/jp/gr/corolla/
構成/土屋嘉久