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これまでゴールデンレトリーバー、ラブラドールレトリバー、ジャックラッセル、そして今ではキャバリアと暮らしているわが家が、最上・最強のドッグフレンドリーカーであると確信しているのが、三菱「アウトランダー」です。
「新型アウトランダー」で愛犬と行く真冬の軽井沢[前編]
初代が2005年にデビューし、三菱自動車のEV(電気自動車)と定評あるSUVのノウハウを融合させた世界初のSUVタイプのPHEVとして、2代目ガソリンモデル登場の翌年となる2013年に誕生。現在3代目となる国内向けの「アウトランダー」は、電動車時代への対応、三菱自動車の社会貢献的意味合い、ガソリンモデルもあった先代のPHEV販売比率が最大約80%に達していたこともあり、プラグインハイブリッドのPHEVのみで勝負。
三菱自動車の電動化技術と四輪制御技術の粋を集め、「威風堂堂」をコンセプトとした、走破性も抜群な三菱自動車のフラッグシップ、そしてPHEVモデルのフラッグシップとなったのです。実際、わが家も3代目アウトランダーに愛犬を乗せ、海へ、山へと出かけましたが、高級リゾートホテルのエントランスにも、アウトドアフィールドにも似合いすぎるほど似合っていたのです。
ここでPHEVについて改めて説明すると、発電を考慮したガソリンエンジンと駆動用モーターを積み、充電もできる、EVとハイブリッドカーのいいとこどりをした電動車。「大容量駆動用バッテリーに蓄えた電力でバッテリー残量が十分なときはモータードライブで”EV”として走り、走行状況に応じてエンジンでの発電や駆動を組み合わせ、ハイブリッド走行への切り替えが可能なシステム」ということになります。
また、2列シートの5人乗りと3列シートの7人乗りを用意しているところも「アウトランダー」の大きな特徴です。
れまで以上の完成度、魅力を備えた「新型アウトランダー」
そんなPHEVシステムを備えた「アウトランダー」が、2024年10月に大幅改良を行いました。EV航続距離や動力性能・快適性を向上させるとともに、内外装の質感向上と機能・装備の充実化が図られ、結論から先に言えば、「洗練」と「上質」を重点項目とし正常進化させた、これまで以上の完成度、魅力を備えていることはもちろん、ドッグフレンドリーカーとしての資質もまた、大幅に高まった新型と言えるのです。
「新型アウトランダー」が、PHEVがどうして最上・最強のドッグフレンドリーカーであるかは、このあと、じっくりと、わが家の歴代自称自動車評論犬!?の犬目線評価を含め、じっくりと説明していきますが、まずは大幅改良での進化について報告したいと思います。
(1) 駆動用バッテリーの刷新によって、電気、モーターだけで走れるEV航続距離を伸長して83kmから102kmに(WLTCモード。Mグレードは87kmから106kmに)。
(2) PHEVシステムの最高出力が約20%向上。システム出力は約250psから約300psに。ちなみに0-100km/h加速は約2秒短縮されているとか。
(3) ハイブリッド燃料消費率の向上。具体的にはMグレードで16.6km/Lから17.6km/Lに。その他のグレードでも16.2km/Lから17.2km/Lに。
(4) 駆動用バッテリーの容量拡大に合わせて充電速度の向上が図られ、急速充電80%までの充電時間を6分短縮した約32分に(急速充電器の最大出力電流が105A以上の場合)。家庭などでの充電で一般的な普通充電(AC200V/15A)では、前モデルと同じ約7.5時間で満充電が可能。
(5) 走行性能ではサスペンション最適化や新タイヤを採用し、路面からの振動やショックを低減した、より上質で安定した乗り心地を実現。S-AWC(Super All Wheel Control)制御の見直しで旋回中の安定性を向上。これにより上質な乗心地とより安心感の高い操縦安定性を両立。
(6) 車内の静粛性向上。102kmまで伸びたEV走行範囲もさることながら、ヤマハのオーディオの採用もあり、上質なリスニング空間に相応しい車内空間を創出するためフロント周りの遮音、吸音材を増量。さらにジェネレーターにカバーを設けたことでPHEVのシステムノイズまで軽減。新タイヤのロードノイズの小ささと合わせ、アウトランダー史上最上の車内の静かさ、オーディオのリスニング空間を実現。
(7) 内外装デザインを一部変更して質感を向上。運転席・助手席には体とシート間の熱こもりを防ぎ快適なドライブを提供するシートベンチレーション機能などを採用し、利便性と快適性が向上。
(8) モニターの大型化やコネクティッド機能の充実。スマートフォン連携ナビゲーションでは、モニターサイズを従来の9インチから12.3インチに大型化。コネクティッド機能(MITSUBISHI CONNECT)の機能拡充によって、ナビゲーション上でPlaces API(Googleによる目的地検索)や、ストリートビュー、航空写真ビューを見ることも可能。
(9) 音質へのこだわりを追求した2種類のオーディオシステムをヤマハと共同開発して全車に採用。「Dynamic Sound Yamaha Ultimate(ダイナミック サウンド ヤマハ アルティメット)」/「Dynamic Sound Yamaha Premium(ダイナミック サウンド ヤマハ プレミアム)」を用意。
(10) 最上級グレード「P Executive Package」を新設定。大幅改良前のアウトランダーの最上級グレードとなるPグレードは3列シート7人のみの設定だったところを、今回の大幅改良では「P Executive Package」、「P」、「G」グレードに2列シート5人乗り、3列シート7人乗りを設定。これまで、最上級グレードが欲しいけれど、3列シートは不要・・・というユーザーもいたはずですが、その要望にしっかりと応えてくれました。
もちろん、ツインモーター4WD×S-AWCによる三菱自動車自慢の走破性の高さ、悪路、雪道にも強い本格オールラウンダー性能も「新型アウトランダー」ならではです。
さて、わが家にやって来た「新型アウトランダー」は、シックなブルーがかったムーンストーングレーメタリック/ブラックマイカの2トーンに塗られた最上級グレードとなるP Executive Packageの2列シート、5人乗りでした。
大幅改良前の最上級グレードでもあったPグレードとの装備差は、セミアリニンレザーシートのデザインとカラーの変更に加えて、運転席/助手席のシートベンチレーション機能の追加、スマートフォン連携ナビゲーション画面の大型化(9インチ→12.3インチ)、「Dynamic Sound Yamaha Ultimate(ダイナミック サウンド ヤマハ アルティメット)」の採用といった具合ですが、どのグレードを選んでも、三菱自動車のフラッグシップモデルならでは充実した仕様であることは間違いありません。
わが家の歴代愛犬は、ボクがモータージャーナリストであるとともにドッグライフプロデューサーとして活動していることから、自称自動車評論犬!?として活躍してくれたのですが、今回はまだ2歳の新しい家族、自称自動車評論犬!?修行開始間もないキャバリアのアーモンドを連れて行く”わんこと行くクルマ旅”。目的地は、日本有数のリゾート地、ドッグフレンドリーなリゾート地でもある真冬の軽井沢。長野県に位置する標高1000mの場所ですから、この季節は積雪も予想されますが、ツインモーター4WD×S-AWCの組み合わせですから心配なし(スタッドレスタイヤを装着)。じつはそれもまた、意外かも知れませんが、大きなドッグフレンドリーポイントになりうるのです(理由は後編の新型アウトランダードッグフレンドリーポイント紹介のところで説明します)。
大幅改良前のアウトランダーと先代自称自動車評論犬!?のジャックラッセルのララ
心配症のボクとしては、EVで遠出する際、途中充電の心配がつきないのですが、PHEVはそんなボクにとって強い味方です。何しろ満充電、ガソリン満タンで1000kmを超える航続距離(WLTCモード)の持ち主であり、わが家から軽井沢の往復は、軽井沢であちこち足を伸ばしても約400kmで充電の必要なし。しかし、軽井沢の澄んだ空気を汚さないモータードライブ、EV走行も魅力で、上信越自動車道碓氷軽井沢IC手前の横川SAで急速充電することもでき、目的地となる愛犬同伴型リゾートホテルでの滞在中に普通充電=目的地充電を行えれば最高です。
そこで滞在先を、わが家が長年愛用している、日本を代表するアメリカ西海岸サンタモニカ発祥のドッグウエア、ドックグッズ、アパレル、グッズブランドのDOG DEPTがプロデュースする、200V普通充電設備を備えた愛犬同伴宿泊施設、THE DOGDEPT GARDEN HOTEL 軽井沢TERRACEに決定。もっとも、チェッインをしてしばらく様子を見て、EVのお客さんがいないことを確認してから充電を開始するのがPHEVユーザーのマナーというもので、EVのお客さんがいれば、もちろん、充電を譲ることになります。
自宅で前夜から普通充電を行い、満充電、ガソリン満タンでいよいよ軽井沢に出発です。乗車フォーメーションはいつもとは違い、前席にボク1人。キャバリアのアーモンドは@DIMEの“わんこと行くクルマ旅”初登場ということで、愛犬の特等席となる、前席とともにシートヒーター付きの後席に、カミサンといっしょにDOG DEPTのドライブベッドを2本のベルトで固定して乗車することにしました。
ところで、愛犬連れの宿泊を伴うドライブ旅行では荷物も多くなりがちですが(アーモンドが”わんこと行くクルマ旅”初仕事なので、夜、安心して寝られるように愛用の大型愛犬用ベッドを持参)、新型アウトランダーの、リヤバンパー下につま先を出し入れするだけで開閉できるエレクトリックテールゲート(ハンズフリー・停止位置メモリー機能付き)を持つラゲッジルームは大容量。機内持ち込みサイズのキャリーケース2個、アーモンド用の荷物、手持ちリュック、スノーブーツ、愛犬用ベッドなどをトノカバー下に積みこんでもまだまだ余裕。それに加えて折り畳み式またはキャビンと本体分離式のペットカートも入るほどの広さでした。三菱自動車の説明によれば、5名乗車時でもゴルフバッグ4個、スーツケース3個を収納可能だそうです。
なお、今回の「新型アウトランダー」で愛犬と行く真冬の軽井沢では、仲間が運転する「三菱エクリプスクロスPHEV」も同行しました。
「新型アウトランダー」に乗り込んだ際、ひとつの儀式があります。それは12.3インチフル液晶ドライバーディスプイ=メーターのクラシックモードとエンハンスモードの切り替え。クラシックモードは一般的なメーター配置が特徴。エンハンスモードは左右に出力計と速度計が配置され、中央のスペースを大きくとって情報量を多くし先進感を高めたメーターデザインとなります。駆動用バッテリーの残量計はいずれも同じ場所にあるので、分かりやすいです。
進化したMITSUBISHI CONNECTでは、充電管理として充電のタイマー設定やリモートエアコン機能などが行え、あらかじめ車内を暖める、冷やすこともできるのですが、当日の東京は晴れ、気温10度とそれほど寒くありません。リモートエアコン機能は軽井沢を出発する極寒の朝に行うことにしました。
高級感あるダイヤル式ドライブモードセレクターを、わが家の”愛犬乗車モード”としているアクセルレスポンスと加速性能がやや穏やかになるエコモードにセットした(それでもバッテリー容量、出力のアップの恩恵で十二分に速いです)、首都高速から関越自動車道、上信越自動車を走る「新型アウトランダー」の車内はもう快適そのもの。
20インチの大径タイヤ(今回はスタッドレスタイヤを装着)を履いていても、高級車さながらの体に優しい上質さあるもので、段差を超えても不快なショックなど皆無。前席のシートのかけ心地の良さもあり、いつもの荒れた路面が、まるで再舗装されたかのようでした。
安定感抜群の走りを実現
そして速度や路面、横風に影響されない直進性の良さも見事。だから、ACC(アダプティブクルーズコントロール)の使用有無を問わず、運転が疲れず、運転に余裕が持てるのです。さらに車内の静かさもまた、高級車さながら(例えエンジンが始動しても、そうとは気づかせません)。聴覚に優れた犬の耳にも優しく、P Executive Packageに標準装備される「Dynamic Sound Yamaha Ultimate(ダイナミック サウンド ヤマハ アルティメット)」が奏でる、ユーミンの冬ソングも最上のリスニング環境で聴かせてくれるのです(後席のアーモンドに配慮し、前席モードで)。おかげで、ドライブに出発で大興奮していたキャバリアのアーモンドは、走り始めてしばらくすると、ホカホカ暖かく静かな後席でスヤスヤと寝てしまったほどでした。
上信越自動車碓氷軽井沢ICからは、プリンス通りに至る、絶景のカーブが連続する山道。ここではドライブモードセレクターで「新型アウトランダー」の性能を最大限に発揮する、開発陣が山道でぜひ試してほしいと説明するターマックモードを選択。
出力が最大限になるだけでなく、後輪の駆動力配分を高めるなどの制御で、山道を軽快にキビキビ走れ、高い旋回性(曲がりやすさ)を発揮。言い変えれば、車内でどこかにつかまれない犬にとっても快適な、前後左右の姿勢変化が少ない安定感抜群の走りを披露してくれるのです。
ところで、「新型アウトランダー」だから軽井沢が白銀の世界になっていても安心・・・と思っていたのですが、なんと当日は雪の降る気配なし。拍子抜け、といったところですが、それはそれで、キャバリアのアーモンドを散歩させる際、肉球が冷たくならず、被毛も汚れない(濡れない)ということで納得。もちろん、雪はいつ降るか分からないんですけどね。
時刻は昼過ぎ。わが家が軽井沢を訪れた際にまず立ち寄る、店内愛犬同伴席のある焼肉の黒柳(以前の店名は爛燈)で焼肉ランチ。
午後3時。今回の”わんこと行くクルマ旅”の目的地である、プリンス通り沿いにあるTHE DOGDEPT GARDEN HOTEL 軽井沢TERRACEに到着・・・と言っても、チェックインはほぼ真向いの、軽井沢を訪れる愛犬と愛犬家なら誰もが知る、ショップ、レストラン、ドッグラン、ホテルを併設したDOGDEPT GARDEN軽井沢店のレストランでチェックイン手続きを行います。
ちなみに、軽井沢の裏道を走り回っていると、途中、雪が残っている路面があり、ボディの下回りが汚れたのですが、「新型アウトランダー」から降りる際、ドアを開けたサイドシル部分の汚れは皆無。そう、アウトランダーの前後ドアはフルドアといって、サイドシルを覆う形状で、雨や雪の中、泥道を走ってもサイドシル部分が汚れず、乗降時に衣服を汚すことがないのです。これも本格SUVの証となる機能のひとつと言えるでしょう。
チェックイン手続きを行うレストランではフリードリンクのサービスがあるほか、チェックイン時にはDOG DEPTオリジナルのトートバッグやグッズ、DOG DEPTのHPからの直接予約であればさらに大判ビーチタオルや、ショップで販売中のウェルカムおやつがいただける大盤振る舞いです。DOG DEPTファンとしてはたまりません。
今回は1泊2食付きの朝食&お食事券3000円分(1名。2名で6000円)付きプランでの予約でした(下の画像の食事券は4人分)。
そうそう、軽井沢への”わんこと行くクルマ旅”で、愛犬用のウエア、リードやお散歩用グッズ、フード、おやつなどを持ち忘れてきても問題なし。レストランの隣に位置するショップであらゆるものを手に入れることができます。
THE DOGDEPT GARDEN HOTEL軽井沢TERRACEの駐車場に「新型アウトランダー」を滑り込ませ、いよいよ軽井沢滞在のスタートです。THE DOG DEPT GARDEN HOTEL軽井沢テラスはDOG DEPTがプロデュースし、2021年7月30日にオープンした愛犬同伴専門のリゾートホテル。THE DOG DEPT GARDEN HOTEL軽井沢の、プリンス通りを挟んだほぼ向かい側に位置しています。
軽井沢の景観になじむウッディな建物は2階建てで、1階に4室、2階に5室の全9室(西側と東側)。ホテル名が示すように、全室にテラスが備わり、1階のお部屋にはウッドチップのプライベートドッグランも付いているリゾート感溢れる快適愛犬仕様となっています。
客室は40~52m²ものゆったりとしたスペースが取られ(テラスとプライベートドッグランの面積を除く)、内装はアメリカンな落ち着いた雰囲気、調度でまとめられています。そのグレードやペットアメニティは、愛犬同伴型リゾートホテルの最高峰に位置すると言っていいでしょう。
そしてすべてのお部屋の壁に珪藻土を使用し、消臭・除湿・防音効果を高め、屋根には太陽光パネルを設置して、エコライフをももたらしているのです。また、リビングルームのフロアは床暖房完備で、真冬でも快適でじんわり暖かい滞在を約束(バスルームも暖房完備)。また、LED暖炉のあるお部屋もあるのですから、軽井沢のリゾート感を盛り上げてくれること請け合いです。
わが家が滞在するのは1階の東側(プリンス通り側)102号室。客室面積42m²、テラス+ドッグラン14m²のお部屋。リビングはエアコンだけでなく床暖房完備。大型液晶TV、LED暖炉、ウェットバー、冷凍冷蔵庫、電子レンジ、電子ケトル、高級感溢れるカウチソファなどが備わっています。バスルームも天井暖房付き仕様ですからバスタイムも寒さとは無縁。
清潔なバスルームとフルオートマチックのトイレは別々に配置。パウダールームのミラーは照明&曇り止め付きで、2段の引き出しの中にはDOG DEPTオリジナルのパジャマを始め、様々なアメニティが揃っています。
ペットアメニティ、愛犬用備品の充実度にも注目で、さすが愛犬と愛犬家の心をつかんできたDOG DEPTならではの品揃え。アーモンドはご満悦の様子です(ボールは先ほどショップで買ったもの)。愛犬同伴リゾートホテルとして、ここまでペットアメニティが充実しているところをボクは他に知りません。ちなみに、冷蔵庫に入っているウエルカムドリンクのミネラルウォーター、飼い主用のタオル地のスリッパ、テラス&ドッグラン用のスリッパまで、可愛いDOG DEPTオリジナルなのです。
テラスでまったりとし、キャバリアのアーモンドをドッグランでリフレッシュさせたあとは、ここから約3km、クルマで5分ほどの距離にあるプリンスショッピングプラザに出掛け、リゾートショッピング。じつはここのEV充電設備の近くにDOG DEPT軽井沢プリンス店があり、ショッピングとカフェを楽しむことができます。軽井沢は愛犬と訪れても、行く場所にまったく困らない、いや、楽しみ尽くせるドッグフレンドリーリゾートでもあるのです。
夕方、THE DOGDEPT GARDEN HOTEL軽井沢TERRACEに戻り、ほかのお客さんのEVがいないことを確認し、駐車場で「新型アウトランダー」の普通充電を開始。翌朝には満充電になり、帰路につくことができるでしょう。
軽井沢が宵闇に包まれた頃、向かい側のTHE DOGDEPT GARDENのレストランに移動し、ディナータイムのスタートです。1人3000円分のチケットを使い、メイン、サイドメニュー、デザートの様々なメニュー、愛犬用メニューからチョイスできます。今回は仲間と4名+1頭の滞在で合計12000円分の食事券でした。
もちろん、アーモンドのリクエストに応え、愛犬用メニューも注文しましたよ。
天井が高く、ゆったりとした軽井沢時間が流れる、アメリカ西海岸から運ばれてきたアメリカンな小物、ウィリッツアーのジュークボックス、アメリカンバイクなどが並ぶレストランでいただくディナーのあとは、外の零下の気温を感じさせない暖かなお部屋でまったり。キャバリアのアーモンドは、チェックイン時に借りることができる、お部屋に用意された飼い主用のパジャマとお揃いの愛犬用パジャマに着替え、そろそろ就寝の時間です。
ボクたちは、「新型アウトランダー」の快適なドライブで疲れ知らず。まだまだ元気いっぱいなので、お部屋で1杯やってからバスルームを使い、セミダブルサイズの快適なベッドで眠りにつくことにします・・・。
後編に続く
後編では「新型アウトランダー」の真冬のドライブを一段と快適にしてくれた装備類、スノーモードも用意された7種のドライブモード、犬目線での「新型アウトランダー」のドッグフレンドリーポイント、クルマの電力が自由自在に使えるAC100V/1500Wコンセントの利用術、そしてTHE DOGDEPT GARDEN軽井沢での朝食、出発時に大いに役立った充電スポット検索やリモートエアコンを含むコネクティッド機能、帰路のドライブでも大活躍してくれた先進技術による高速道路同一車線運転支援機能のマイパイロットの詳細などについてお伝えします。
三菱エクリプスクロスPHEVの試乗記はこちら
企画・構成・文/青山尚暉
写真/雪岡直樹
犬のスタイリング/nanae