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2024年の炎上件数は過去最少の1225件を記録、減少した原因は?

2025.02.07

2025年は始まったばかりだが、すでに大型の炎上が起きている。では、2024年はどのくらい炎上があったのだろうか。

シエンプレは、2024年の炎上についてまとめた『デジタル・クライシス白書2025』のリリースを記念して、同社が運営する『iの視点』にて2024年の炎上を振り返る記事を掲載したので、詳細をお伝えしよう。

『デジタル・クライシス白書2025』で振り返る2024年の炎上

シエンプレが運営しているデジタル・クライシス総合研究所がまとめた「デジタル・クライシス白書2025」によると、2024年の炎上件数は1225件という結果に。

2023年の1583件と比べると358件、20%以上の減少幅で、調査を開始した2019年の1228件も下回る過去最少の数となった。

炎上件数を月別に見ると、5月を境に減ったことがわかる。1~4月は100件を超えていたが、5月以降は10月を除いて2桁台が続いた。100件を割り込んだ月が6月だけだった2023年とは、明らかに異なる。

男性アーティスト不倫疑惑の臆測投稿が物議!炎上件数減少の要因を予想

では、炎上はなぜ減ったのだろうか。シエンプレでは、1つの仮説を立てた上で、2025年の動向も予測した。

「炎上が減った要因として考えられるのは、「暴露系」や「告発系」と呼ばれるインフルエンサーの影響力が低下したことです。

例えば、2023年に回転寿司チェーン店などで相次いだ「客テロ」は、炎上仕掛け人のSNSユーザーがインフルエンサーに動画の情報をリークし、インフルエンサーがSNS上で告発したことで炎上に発展するパターンが多く見られました。

このような流れは年をまたいでも変わらなかったのですが、転機となったのは、著名なインフルエンサーのA氏が2024年5月に、ある男性アーティストを連想させる不倫疑惑の臆測投稿をX上に書き込んだことでした。

男性アーティストが所属する芸能事務所の法務部は、投稿内容を完全に否定しただけでなく、A氏を名指しで批判した上で「事実無根の情報拡散、誹謗中傷に対し、今後とも厳正な姿勢で臨む」と、強くくぎを刺しました。

それ以降、A氏は自らのXアカウントの運用方針を変え、6月から8月にかけては炎上ネタを取り上げること自体を控えるようになりました。

それまでは、真偽不明の話題であっても他のインフルエンサーなどに先んじて投稿していたのですが、第三者がすでに話題にした事象をまとめることが多くなったのです。

A氏の投稿数自体は、6月以降もさほど変わりませんでしたが、炎上ネタを扱うことには慎重になったため、「A氏が告発すれば、ほぼ炎上する」という構図は一変しました。

9月以降は炎上ネタの投稿も復活しましたが、客テロのように一般人がとった不適切行為などの告発は鳴りを潜めています。白書のデータでも、2024年の一般人の炎上割合は前年から6ポイントほど減少しました」

関連情報
https://www.siemple.co.jp/isiten/article/enjou_gensyou/

構成/Ara

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