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リセールプライスの高いバイクランキング、カワサキ「Z900RS SE」が初の首位獲得

2025.02.06

バイク未来総研は、2024年9月~2024年11月の期間を対象に、「再び売却した際、高値の付くバイク」=「“リセール・プライス”の高いバイク」上位10車種を、バイク王が運営するバイク情報サイト「Bike Life Lab」にて発表した。

この「“リセール・プライス”の高いバイク」とは、需要の高いバイク、つまり「人気のあるバイク」と言い換えることもできる。51回目となる今回は、「Z-900RS」のハイグレードモデル、カワサキ「Z900RS SE」が初の首位に輝やいた。※対象期間 2024年9月~2024年11月

初の首位に輝いた、カワサキ「Z900RS SE」。最新モデルの発売が影響!?

■総合ランキング

「Z900RS」の上位モデルとなる「Z900RS SE」は、往年の「Z1」を彷彿とさせる「イエローボール」をベースとしたSEモデル専用のボディカラーを採用し、ゴールドのホイールやフロントフォークはより上質なイメージに仕上げられている。

一方で、ブレンボ製のフロントブレーキキャリパーとパッド、オーリンズ製のリアサスペンションを採用するなど足回りがグレードアップされ、上質なライディングフィールとコントロール性を実現している。

歴代の「リセール・プライス」ランキングにおいて最多のランクイン回数を誇る、安定した人気の「Z900RS」の上位バージョンである事はもちろん、2024年9月に発売されたZ900RS SEの2025年モデルではカラーが変更され「イエローボール」カラーがより希少となった事などがランキングに影響を与えた結果と推測できる。今後のランキング順位にも注目が集まる。

2期連続首位のホンダ「X-ADV」は僅差で2位も、安定した人気!

第49回、50回ランキングにおいて首位獲得のホンダ「X-ADV」は、今回首位のカワサキ「Z900RS SE」と0.3ポイントの僅差で2位となった。国内では、ツーリング・アウトドアレジャーなど汎用性を求めるユーザーの心をつかみ、海外ではまだまだ続くオールラウンド機の需要も重なり、前回よりポイントを落としたものの109.2ptを獲得し、2位にランクインした。

集計対象期間(2024年9~11月の3か月)後の2024年12月12日に2025年モデルが発売となったため、再びポイントを重ね首位に返り咲くのか、次回のランキングも要注目のバイク。

80年代のレーサーレプリカをオマージュした「XSR900GP ABS」が8位に初ランクイン!

8位に初ランクインを果たしたのはヤマハ「XSR900 GP ABS」。同モデルは、2023年秋に欧州で発表されたヤマハの新型車、「XSR900 GP」が、国内向けに2024年モデルとして2024年5月20日に発売。

1980年代のレーサーレプリカブームの真っ只中に存在感を示したレーサー「YZR500」をオマージュしたその佇まいは、ハンドルやガソリンタンクなどひとつ1つの形状にも拘り、当時を知る者にはノスタルジーを感じさせ、現代の若者には斬新に映るマシンとなっている。2024年5月に2024年モデルが発売されたのを受け、初のランクインを果たした。

上位5車種が100pt越え!中古バイク市場が2022年以来再び活況?

ランキングを通じて、長く続く円安による海外バイヤーの応札による相場引き上げ、そして、話題の新モデルが多く登場した期間の集計という事もあり、全体的にポイントが高くなった期間となった。

100pt超えは、一定の人気が集まっている目安となるが、今回はランキング10車種中、5車種が100pt超えとなる期間となった。5車種以上100pt超えの期間は第43回ランキング(集計期間2022年9月~11月)以来となり、前回の50回ランキングでも4車種が100pt超えしていることから、2024年夏頃から中古バイク市場が再び活況であることが伺える。

バイク未来総研所長 宮城光氏のココがポイント

改めて、カワサキ「Z900RS」の安定感に脱帽と言えるだろう。今回のランキングトップはグレードの高い「Z900RS SE」と、今までに十分にバイクで走り込んで来たベテランライダーも納得のハイスペックモデルで、所有感、走りを見ても十分に満足度を与えてくれるモデル。

実際のところ、週末のサービスエリアや道の駅などで、「Z900RS」を見ない事は無いぐらいに多くのライダーに支持されている。車体流通が活発だけに、サードパーティー各社も商品開発に余念が無い辺りも、ユーザーには安心の購入材料となっているのだろう。

一方、ホンダ「X・ADV」に関しては、作り込みに加えて走りの良さ、デザイン性含め乗れば楽しいマシンとは言うものの、常にランキング上位に居ながらも実際には市街地での遭遇が少ないのが実情だ。国内での取引が活発なものの、実走行では海外需要が多いとも言える。林道好きの私としては、奥深い林道での遭遇に期待もするのだが。

カワサキエリミネーターは普通二輪免許で乗れるマシンとしての充実度は高い。普通二輪免許で乗れる最大の近い排気量にETCやドライブレコーダーなどの装備は、アップライトなポジションゆえツーリングへの誘いも魅力なっているのだろう。

ホンダ「Gold Wing Tour」の上位ランクインは、実際にツーリングポイントでも見かける様になっている。リセールマーケットに出て来るマシンのコンディションも大変に良いレベルで、前オーナーの多くが大切に扱って来た事が良く分かり、指名買いのお客様数での動きと見て良いだろう。

【算定基準】

・国内主要4メーカーが、国内で販売しているバイク(2025年1月現在・逆輸入車を除く)
・新車販売価格は2025年1月現在の価格を基準。カラー等により価格が複数ある場合は、最安値を基準に算定
・モデルチェンジが実施された場合は、最新モデルのみを対象とする
・期間内に、バイク未来総研独自の規定台数に達する流通があるバイクを対象とする

※バイク未来総研調べ

関連情報:https://www.8190.jp/bikelifelab/bikefuture/resale-ranking/newest/

構成/土屋嘉久

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