【株主優待】無印良品好きに捧ぐ!株主優待で商品をお得にゲットできる
無印良品は熱狂的なファンもいるようで、きっと@DIME読者のあなたも、この記事を読んでいるということは少なからずファンであるに違いありません。実は、株主優待でこの無印良品をお安く買えるワザがあるのをご存じでしょうか。想像しやすいのは、無印良品を運営する「良品計画」の株を買うことですが、他の銘柄でもお得に買えるのです。※株価は2025年1月31日時点
インテリア・食品……ファンの多い無印良品の商品を「株主優待」で買う
無印良品ではファンも多く、ソファやベッドなどの家具を買ったり、レトルトカレーや不揃いバウムをつい買ってしまったりする「ムジラー」に知らずしらずなっている人も多いようです。
そんな無印良品の商品を割引で買えたらいいと思いませんか?
無印良品週間を待たなくても割引価格で買えたり、1円も支払わずにお買物できたりすることもあります。株主優待で思いつくのは、無印良品を運営する定番の「良品計画」がありますが、それ以外の銘柄でも無印良品の商品を気軽に買えるのです。
■良品計画(7453)(株価4,122円、最低投資額41万2,200円)
まず紹介しておきたい「良品計画(7453)」は、無印良品を運営する会社です。株主優待制度もあり、権利は2月8月の年2回。この権利月の月末時点で100株以上保有している株主は、店頭で見せると7%割引になるシェアホルダーカードが1枚もらえます。
現在のところ、ネットストアでは利用できなく店頭のみでの使用に限られますが、それまで5%割引だったシェアホルダーカードが、2024年5月に拡充されて7%割引になったことも優待族(※株主優待をもらい楽しむ生活を送る人の総称)の記憶に新しく、シェアホルダーカードを見せれば「無印良品のほとんどすべての商品がいつでも7%割引になる」メリットを感じている人もいるはずです。
株主優待配当利回りは、現在1%未満。株価も年初来高値をつけて、資金としては40万円以上が必要のため買いにくいかもしれません。もし権利落ちなどで株価が安くなるようなら買うなど、よいタイミングを見逃さないようにしてみましょう。
■アスクル(2678)(株価1,705円、最低投資額17万500円)
無印良品の商品を買える意外な銘柄として提案したいのが、アスクル(2678)です。このアスクルはネット通販の「LOHACO」を運営し、株主優待もこの「LOHACO」で使える2,000円の割引クーポン券。権利確定日は5月20日、11月20日の年2回なので、年間では4,000円分の割引クーポンがもらえるというわけです。
このクーポンは、使いかたに若干クセがあり、501円以上の商品で1枚使える500円クーポン。「LOHACO」で売っている無印良品の商品では、「素材を生かした牛すじカレー」2個入りが580円で売っているので、500円の割引クーポンを使えば80円になります。また、「素材の旨みひきたつパスタソース紅ずわい蟹のトマトクリーム」2個入りも580円で売っているので、こちらも500円の割引クーポンを使うと80円で買えます。
501円以上でないと割引クーポンが使えないものの、上手に使えば、良品計画のシェアホルダーカードを使った7%割引以上のお得さで買えるのです。
■イオンモール(8905)(株価1,960円、最低投資額19万6,000円)
もし、近くにイオンモールがあり、その中に無印良品がテナントとして入っているなら、イオンモール(8905)の株主優待であるイオンギフトカードも使えます。しかも、この株主優待では、「良品計画」の株主優待の7%割引シェアホルダーと“同時に”使えます。
イオンモールの株主優待はイオンギフトカードで、1円単位で使えます。100株であれば3,000円分、500株であれば5,000円分と増えていき、もし、1,000株保有しているなら1万円分。しかも1,000株を3年以上持っているなら追加で2,000円分がもらえます。イオンギフトカードを株主優待にしている銘柄はイオンモール以外にもイオンディライトなどがあるので、増やしていけばかなり活躍するはずです。権利月は2月です。
■三井不動産(8801)(株価1,409.5円、最低投資額14万950円)
今から買うと2026年3月の優待権利となりますが、三井不動産(8801)も要注目の銘柄です。なぜなら、三井不動産の株主優待は、ららぽーとなどの施設で使える三井ショッピングパークポイントだからです。
2025年3月の権利をもらうには2024年9月時点で100株以上の株主である必要がありました。もし、2026年3月の権利を取りたいなら2025年3月の権利を通過。条件としては「同一の株主番号で連続して2回以上記録」されなくてはいけません。
株主優待のポイント付与の考え方は、100株なら1,000ポイント、200株なら2,000ポイントがもらえ、最大1,200株で1万2,000ポイント。これに加え、長期特典(3回連続で通常進呈ポイント要件を満たせば100株ごとに1,000ポイント、5回連続で通常進呈ポイントを満たせば100株ごとに2,000ポイント)ももらえます。
ららぽーとや三井アウトレットパークで使えるので、ららぽーと内の無印良品で商品を買う時や、無印良品の入間三井アウトレットパーク店でのお買物時にもポイント使用ができるわけです。権利月は3月です。
(おまけ)株主優待でQUOカードがもらえる企業を狙う
また、裏ワザ的な使いかたをこっそり教えましょう。コンビニエンスストアのローソンでも無印良品の商品が売っているのを知っているでしょうか。ローソンでは、人気のレトルトカレーやお菓子、文房具、化粧品、靴下など一部の商品が買えます。
「コンビニエンスストアでQUOカードが使える」ことを利用して、株主優待でQUOカードがもらえる企業を狙うことも、遠回りではありますが、無印良品の商品を安く買うワザにつながります。
ローソンでの商品では、ローソンだけでしか売っていない限定商品もあり、例えば、足なり直角靴下もピンクとブルーのラインが入ったローソンをイメージしたカラーリングを販売。もし、QUOカードがあれば1円単位で支払えるわけで、上手なお買物ができそうです。
文/谷口久美子