ライカカメラ社は、「ライカI」誕生100周年を記念し、「ライカM11」の特別記念モデル「ライカM11 100 Years of Leica」を発売すると発表した。
「”TOKYO JAPAN”」は2025年10月に登場予定!
「ライカI」は、ライカ初の量産35mmカメラ。その「ライカI」誕生100年周年にあたる今年、ライカは「100 years of Leica: Witness to a century (1925-2025) | ライカの100年:世界を目撃し続けた1世紀」と銘打って、世界の主要6カ国で開催予定の記念イベントを含むセレブレーションを展開する。
その皮切りとなる、1月にアラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開催される特別イベントでは、セレブレーションの目玉のひとつであるM型カメラの特別限定モデル「ライカM11 100 Years of Leica “DUBAI UAE”」が披露。イベントが開催される国と都市の名前が刻印された非常に希少性が高いこの特別限定モデルは、販売地はドバイのみ、販売数は限定100台となる。
「ライカM11 100 Years of Leica “DUBAI UAE”」のベースのカメラは「ライカM11」で、そこに特別限定モデルならではのスペシャルなデザイン要素が取り入れられている。トップカバーに、クラシックな「Leica」の文字とともに「DUBAI UAE」の文字が特別に刻印したほか、ボディの仕上げには、光沢感のあるグロッシーなブラックペイント仕上げを採用した。
また、シャッターボタンやメインスイッチなどの操作部はシルバークローム仕上げとなっており、ブラックとシルバーの組み合わせが生む美しい調和も、この特別限定モデルの魅力のひとつ。さらに、シャッターボタン、メインスイッチ、ISO感度ダイヤル、シャッタースピードダイヤルには、精巧な網目模様のクロスローレット加工が施され、レザー外装には、スタイリッシュなブラックのカウハイドレザーを採用した。
このほかにも、「ライカI」誕生100周年記念を示す「100」のロゴが入ったブラッククローム仕上げのホットシューカバー、本体正面には「Leica」の赤いロゴの代わりにブラックのマイナスねじ、「001/100」から「100/100」までのシリアルナンバー、同梱の製品証明書など、ユニークな特別限定モデルであることを印象づける要素が随所にちりばめられている。
なお、今後、記念イベント開催に合わせて、「ライカM11 100 Years of Leica」の「“MILAN ITALY”」「“NEW YORK USA”」「“SHANGHAI CHINA”」「“TOKYO JAPAN”」「“WETZLAR GERMANY”」も登場する。これらのバージョンも販売台数は限定100台、各国のみでの限定発売となる予定で、「”TOKYO JAPAN”」は2025年10月発売予定としている。
関連情報
https://leica-camera.com/ja-JP/photography/100-years-products
構成/立原尚子