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イマドキの小中学生はどんな職業に憧れを抱いているのだろうか?
子ども向けサイト「ニフティキッズ」はこのほど、小中学生を中心とする同サイト訪問者「なりたい職業」に関するアンケート調査を実施し、2,313件の有効回答を得た。
約9割の小中学生が「なりたい職業がある」と回答
「なりたい職業はあるか」と尋ねたところ、小学生では95.4%、中学生では89.8%が「ある」と回答した。子どもたちの約9割が何かしらの夢を持っていることがわかる。
なりたい職業がある人を対象に「どんな職業になりたいか」と尋ねたところ、小学生では「イラストレーター」「歌い手」「学校の先生」「Vtuber」、中学生では「学校の先生」「薬剤師」「公務員」という順位となり、小学生と中学生どちらもトップ3に「学校の先生」がランクインした。
中学生になると、「会社員」や「公務員」の順位が上がっており、将来について現実的に考え始める人も多いのかもしれない。その他には「社長」や「公認会計士」、「お笑い芸人」などさまざまな職業が集まった。
なりたい職業がある人を対象に「なりたいと思った理由やきっかけ」を尋ねたところ、習い事や趣味など自分の好きなことを職業にしたら「楽しそう」と思う人が多かった。また、実在する先生やアーティスト、声優などに「憧れているから」という意見も多くあった。
このほか、「辛かったときに笑顔にしてくれた」や「人を救いたい」など誰かの役に立つ職業に就きたいと考える人や、「親の影響で」「体験を受けたから」と回答した人もいた。
91.5%の子どもたちが「おうちの人の職業を知っている」と回答
「おうちの人の職業を知っているか」と尋ねたところ、91.5%が「知っている」と回答した。大多数の子どもたちは親が何の仕事をしているか知っているようだ。
おうちの人の職業を知っている人を対象に「おうちの人の職業」を尋ねたところ、「会社員」や「公務員」との回答が多く半数以上を占めているが、他にも医者、看護師、学校の先生など、さまざまな職業が集まった。
将来、どんな大人になりたいか?
なりたい職業とおうちの人の職業が同じ割合の高い職業を調べた結果、会社員の親を持つ子どもたちは半数以上の人が会社員を志望していることがわかった。また、2位以下をみると、会社員と公務員をのぞくと、医療関係の職業や学校の先生、建築家の親を持つ子どもたちは親と同じ職業を志望している割合が他の職業よりも高いことが判明した。
「将来、どんな大人になりたいか」と自由回答形式で尋ねたところ、「優しい人」や「頼られる人」「気遣いができる」など、人格面での向上を目指す意見が多く集まった。具体的に両親や芸能人の名前をあげる人もいて、身近に目にする大人がお手本となっていることもあるようだ。
その他、「素敵な男性と結婚して優しいお母さんになりたい」や「お金持ち」「自分に自信を持てる大人!」「海外でもバリバリ活躍する大人」など、人それぞれの理想の大人像があることがわかった。
<調査概要>
アンケート実施期間:2024年11月12日(火)~12月9日(月)
調査機関:ニフティ株式会社による調査
調査対象:小中学生を中心とする「ニフティキッズ」訪問者
有効回答数:2,313件
調査方法:インターネット調査
調査項目
1.なりたい職業はある?
2.【なりたい職業がある人へ】どんな職業?一番なりたいものを選んでね!
3.【なりたい職業がある人へ】なりたいと思った理由やきっかけを教えて!
4.おうちの人の職業を知っている?
5.【知っている人へ】おうちの人の職業を教えて!(2つまで選択可)
6.将来、どんな大人になりたい?
出典:ニフティキッズ
構成/こじへい