サムスン電子ジャパン(以下サムスン)はクレジットカードやデビットカード、QRコード・バーコード決済、ポイントカード、搭乗券などを1つの安全なモバイルアプリで集約できるSamsung Galaxyユーザー向けデジタルウォレット「Samsung Wallet」の国内サービスを2025年2月25日より開始することを発表した。
多彩な決済手段やポイントカード、搭乗券などを1つのアプリに集約
「Samsung Wallet」は韓国、米国、イギリス、ブラジル、中華人民共和国などを中心とした世界30の国と地域のSamsung Galaxyユーザーに人気を博しているサービスだ。
サムスンは2015年8月に「Samsung Wallet」の前身となる「Samsung Pay」のサービスを開始。2022年6月に「Samsung Wallet」を立ち上げ、サービスを開始した。今回の日本での運用開始は、国別においては世界で31番目となる。
その主な特徴は以下のとおり。
ロック画面からすぐにアプリを起動、 スピーディーに提示可能
「Samsung Wallet」はSamsung Galaxyユーザーがクレジットカード、QRコード・バーコード決済、ポイントカードなどをスワイプアップですぐに起動できるサムスン独自のデジタルウォレットだ。各種アプリを探して起動する手間を省き、クレジットカードやデビットカード、QRコード・バーコード等を瞬時に提示することが可能になる。
■財布がかさばらない、スマホ1台で完結
Samsung Galaxyスマートフォンが1台あれば、今までそれぞれ管理していたクレジットカードやデビットカード、ポイントカード、搭乗券等をすべて「Samsung Wallet」に集約することが可能だ。
国内のみならずグローバル企業とも提携しており、例えば大韓航空の搭乗券も「Samsung Wallet」に保存して簡単にアクセスできるため、飛行機の搭乗がより簡単で便利になる。
■QRコード・バーコード決済「PayPay」が国内Walletサービスで初めて対応
国内で展開されているスマートフォンメーカーのWalletサービスで初めてQRコード・バーコード決済サービス「PayPay」に対応した。バーコード提示、QRコードスキャンのどちらの方法でも簡単・スピーディーに指先一つでアクセスできる。
■強固なセキュリティ「Samsung Knox」で大切な情報をしっかりと保護
「Samsung Wallet」は、セキュリティプラットフォームである「Samsung Knox」によって保護されている。ユーザーの機密情報は指紋認証と暗号化で守られ、デバイスの所有者のみが重要な個人情報にアクセスできるように設計されている。
「Samsung Wallet」 概要
アプリ名/Samsung Wallet
インストール/Galaxy Store、Google Play内
料金/無料
対象端末/2021年以降の発売モデルかつAndroid 14以上のSamsung Galaxyスマートフォン
※対象端末は https://www.samsung.com/jp/support/apps-services/about-samsung-wallet にて確認できる
※Galaxy Watchシリーズでは使用できない(2025年2月25日時点)
■Samsung Wallet対応予定サービス
(2025年2月25日時点)
関連情報
https://www.samsung.com/jp/apps/samsung-wallet/
構成/清水眞希