光回線サービスを契約しようと考えた時、ドコモ光、auひかり、SoftBank 光、楽天ひかりを選択肢に加える人は多いことだろう。ではこの通信4キャリアの中で、もっとも家族や友人にお薦めしたい人の割合が高いキャリアはいったい何か?
MMD研究所はこのほど、光回線5サービスを利用しているユーザー1,000人を対象に「2024年通信4キャリアの光回線サービスに関する調査」を実施し、その結果を発表した。
4キャリアの光回線サービスの契約のきっかけは?
光回線5サービスを利用しているユーザー1,000人のうち、ドコモ光、auひかり、SoftBank 光、楽天ひかりを利用している800人(各n=200)を対象に、光回線サービスを契約したきっかけを聞いたところ、ドコモ光、SoftBank 光、楽天ひかりは「キャンペーンがお得だった」、auひかりは「販売員に提案された」がそれぞれ最多となった。
4キャリアの光回線サービスを選んだ理由は?
ドコモ光、auひかり、SoftBank 光、楽天ひかりを利用している800人(各n=200)を対象に、光回線サービスを選んだ理由を聞いたところ(複数回答可)、ドコモ光、SoftBank 光は「キャンペーン以外の割引が魅力的だったから」、auひかりは「通信が安定していると思ったから」、楽天ひかりは「キャンペーンが魅力的だったから」がそれぞれ最多となった。
4キャリアの光回線サービスのNPS(R)は「ドコモ光」がトップ、次いで「auひかり」
ドコモ光、auひかり、SoftBank 光、楽天ひかりを利用している800人(各n=200)を対象に、家族や友人にお薦めしたいかどうか10点満点の点数をつけてもらい、9~10点が推奨者、7~8点を中立者、0~6点を批判者とし、推奨者から批判者を引いたNPS(R)(ネット・プロモーター・スコア/顧客推奨度)を出したところ、サービス別のNPS(R)は、「ドコモ光」が-35.5と最も高く、次いで「auひかり」が-37.0、「楽天ひかり」が-41.5となった。
4キャリアの光回線サービスの今後の利用意向が高いのは「ドコモ光」がトップ、次いで「auひかり」
ドコモ光、auひかり、SoftBank 光、楽天ひかりを利用している800人(各n=200)を対象に、光回線サービスの今後の利用意向を聞いたところ、「利用し続けたい」と「やや利用し続けたい」を合わせて利用したいと回答したのは、ドコモ光が71.0%と最も多く、次いでauひかりが63.5%、楽天ひかりが60.5%となった。
スマートフォンとのセット割がある3キャリアの光回線サービスで、セット割が適用されていると回答した人が多いのはドコモ光で68.7%
スマートフォンとのセット割があるドコモ光、auひかり、SoftBank 光を利用しており現在通信契約しているスマートフォンを持っている582人を対象に、光回線とスマートフォンのセット割について聞いたところ、「適用されている」と回答したのはドコモ光(n=195)が68.7%と最も多く、次いでSoftBank 光(n=195)が63.1%、auひかり(n=192)が51.6%となった。
※NPS(R)はBain&Company、Fred Reichheld、SatmetrixSystemsの登録商標。
※本調査レポートは小数点以下任意の桁を四捨五入して表記しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合がある。
<調査概要>
「2024年通信4キャリアの光回線サービスに関する調査」
調査期間:2024年12月6日~12月10日
有効回答:1,000人 ※ドコモ光(n=200)、auひかり(n=200)、SoftBank 光(n=200)、楽天ひかり
(n=200)、NURO 光(n=200)
調査方法:インターネット調査
調査対象:光回線5サービスを利用しているユーザー
設問数 :10問
出典元:MMD研究所
構成/こじへい