
Apple Watchを紛失したら、どうすれば良いか気になる方も多いだろう。探すアプリを使えば、なくしたデバイスを見つけられる可能性がある。Apple Watchを探す際によくある質問も参考にしてほしい。
目次
Apple Watchは多くの人が利用しているが、紛失してしまったときの探し方を知っているだろうか。iPhoneの探すアプリを利用すれば、なくしたApple Watchを見つけられる可能性がある。
この記事では、Apple Watchを探す方法や、なくす前にしておくべきことなどをご紹介する。どうしても見つからない時の対処法にも触れるので、万が一に備えて知識を蓄えておこう。
Apple Watchを探す方法
Apple Watchを紛失した場合、どのように探せば良いのだろうか。ここでは、Apple Watchを探す方法を紹介しよう。
■iPhoneから音を鳴らしてみる
Apple Watchが家の中で見当たらない時、すぐ近くにあるのに見つからない時は、iPhoneの「Watch」アプリから音を鳴らしてみよう。
Apple Watchを鳴らす手順は、以下の通り。
- iPhoneでApple Watchアプリを開く
- 「マイウォッチ」タブをタップ
- リストの中から目的のApple Watchを選択(複数のApple Watchをペアリングしている場合)
- 画面左上にある「すべてのWatch」をタップ
- 探したいApple Watchの欄の「i」マークをタップ
- 「Apple Watchを探す」をタップ
- 画面下部に表示される「サウンドを再生」をタップ
Apple WatchがiPhoneと通信できる範囲にあれば音が鳴るので、すぐに発見できるはず。音が聞こえない場合は、Apple Watchの電源が入っていないか、近くにないということだ。
■探すアプリでApple Watchの位置を確認する
Apple Watchを紛失した際、「探す」アプリで位置を確認できる。手順は、以下の通り。
- 「探す」アプリを開く
- 「持ち物を探す」タブを選択
- リストから紛失したApple Watchを選択する
これで、地図上にApple Watchの位置が表示される。オンラインなら現在地、オフラインなら最後にオンラインだった場所が表示されるので、心当たりがないか確認してほしい。オンラインの場合は、「サウンドを再生」をタップして音を鳴らすこともできる。
ただし、Apple Watchが「探す」ネットワークに接続されていない場合、位置特定はできないので注意が必要だ。
Apple Watchが見つからない場合の対処法
Apple Watchを紛失した場合、どのように探せば良いかと考えていないだろうか。ここでは、Apple Watchを探す方法を紹介しよう。
■紛失としてマークする
次のように紛失としてマークすると、Apple Watchがパスコードでロックされる。
- iPhoneでApple Watchアプリを開く
- 「マイウォッチ」を選択して「すべてのWatch」をタップ
- 「Apple Watchを探す」をタップ
- iPhoneの「探す」アプリの「紛失としてマーク」の下にある「有効にする」を選び「続ける」をタップ
- 「次へ」をタップ後、Apple Watchの画面に表示される見つけた人宛のメッセージを入力
- 「次へ」をタップして「アクティベート」を選ぶ
- Apple Watchを紛失としてマークする
この設定をすると他の人が個人情報にアクセスできなくなるため、Apple Watchをなくしたらやってみてほしい。
■Apple Watchに登録されているカード情報を削除する
Apple Watchを紛失したら不正利用を防ぐため、以下のように登録されているカード情報の削除が必要だ。
- 「デバイス」領域でデバイスを選ぶ
- 「ウォレットとApple Pay」の下にある「項目を削除」をタップ
- 「項目を削除」をクリックして確定する
自分で情報を削除する以外にも、カード会社に連絡する方法もある。
■Apple IDのパスワードを変更する
Apple IDのパスワードを変更すれば、拾った人にApple Watchを利用されるのを防げる。パスワードを変更しないと、個人情報の流出や有料コンテンツを購入される可能性があるため注意したい。Apple Watchを探しても見つからない時は、なるべく早くApple IDのパスワードを変更しよう。
■デバイスを消去する
Apple Watchをなくしたら、次のようにデバイスを消去する方法がある。
- iPhoneでApple Watchアプリを開く
- 「マイウォッチ」をタップして「すべてのWatch」を選ぶ
- 「Apple Watchを探す」をタップ
- iPhoneの「探す」アプリでApple Watchを選ぶ
- 「このデバイスを消去」をタップ
この設定をすると初期化されるため、個人情報が流出するリスクを減らせるだろう。
Apple Watchをなくす前にしておくべきこと
Apple Watchを紛失する前に、やっておくと良いことはないかと考えていないだろうか。
ここでは、Apple Watchをなくす前にしておくべきことを紹介しよう。
■探すネットワークに追加しておく
Apple WatchをiPhoneから探せるようにするには、以下の設定が必要だ。
- Apple Watchの「設定」をタップ
- 「プライバシーとセキュリティ」を選択し「位置情報サービス」をタップ
- 「位置情報サービス」をオンにした後「探すネットワーク」をオンにする
この設定をしないと「探す」アプリが使えないため、事前に対応しておいてほしい。
■コントロールセンターを活用する
家の中でApple Watchを見失うことが多い場合は、次のようにiPhoneのコントロールセンターを利用するのがおすすめだ。
- コントロールセンターを開く
- 画面左上の「+」をタップ
- 下部の「コントロールを追加」を選ぶ
- 「Watchを呼び出す」をタップ
利用することで、iPhoneから音を鳴らして探せるようになる。
■保険に入っておく
紛失や盗難に備えて、次のような保険に入っておくのがおすすめだ。
補償内容や月額は会社によって異なるため、しっかりと比較してみてほしい。
Apple Watchを探すときに関するよくある質問
Apple Watchを探す際、どのような問題が起こる可能性があるか知りたくないだろうか。
ここでは、Apple Watchを探すときに関するよくある質問を紹介しよう。
■Apple Watchを探すが表示されない
Apple Watchを探すが機能しない場合は、以下のような原因が考えられる。
- 「探すネットワーク」がオンになっていない
- Wi-Fiやモバイルデータ通信、ペアリングしたiPhoneに接続されていない
- 盗難デバイスの保護が有効になっているiPhoneのAppleアカウントが変更された
まずは、ネットワークやWi-Fiなどに接続されているか確認してほしい。
■Apple Watchを探すが機能しない原因は?
「探す」が機能しない原因には、次のことが考えられる。
- デバイスが「探す」にサインインしていない
- デバイスの電源が切れている
- アカウントが乗っ取られている
このような問題があると「探す」が機能しないため、確認が必要だ。
■音が鳴らないときはどうすればいいの?
Apple Watchから音が鳴らない場合は、以下の原因が考えられる。
- 電源が入っていない
- Apple Watchがオフライン
- iPhoneとApple Watchがペアリング解除されている
- Apple Watchが遠くにある
iPhoneを再起動するか、「探す」アプリを利用してみよう。
■Apple Watchのバッテリーが切れていても探せるの?
Apple Watchのバッテリーが切れてしまうと、音を鳴らしたり、位置情報を取得したりできなくなる。しかし、Apple Watchは、バッテリーが切れる直前の位置情報を「探す」ネットワークに送信している。そのため、バッテリー切れ後もある程度の時間であれば、最後に記録された位置情報を元にApple Watchを探すことが可能だ。
※情報は万全を期していますが、正確性を保証するものではありません。
文/編集部