待望のワイドフォーマット対応に超広角レンズ搭載!プロも認めた新型チェキ「instax WIDE Evo」の実力
2025.01.26チェキのフィルムの画面サイズには62×46mmのミニフォーマットと62×62mmのスクエアフォーマット、そして62×99mmのワイドフォーマットの3種類がある。これが使えるカメラもmini、SQUARE、WIDEと分かれている。最も面積が広く銀塩写真に近いアスペクト比はWIDEなのだ。
チェキ史上、最も広い画角が得られるカメラ
画面サイズ以外にもinstaxには種類があって純粋なアナログカメラと、モニターを見ながら撮影でき、チェキプリント機能を持つハイブリッドカメラがある。今回、登場したのはワイドフォーマットのハイブリッドカメラ「instax WIDE Evo」である。ワイドフォーマットに合わせて、WIDE Evoは超広角16mm(35mm換算)レンズを搭載して広い空間を捉える。ちなみにmini Evoは28mmレンズで、一般的なスマホカメラに搭載されるレンズと同じ画角だ。WIDE Evoはチェキ史上、最も広い画角が得られるカメラだ。発売は2月6日予定、オープンプライスで予想実勢価格約5万5000円。
「instax WIDE Evo」は普通に構えるとヨコ位置になるワイドフォーマットを採用。重量は約490g、サイズは幅138.7×高さ125×厚さ62.8mm
背面のモニターは3.5型で約46万ドット。プリント出力時間は約16秒、撮影データは内蔵メモリーまたはmicro SDカードに保存できる
プリントするにはフィルムの巻き戻しクランクのようなプリントクランクを回転させる
フロントにある広角モードをONすると16mmレンズの画角になる。マクロ機能を使えば最短10cmまでピントが合う
上が広角モードON、下はOFFで画面中央部分をクロップして撮影している
10万通り以上の表現を選択できる
mini Evoに搭載され好評を博した10通りのレンズエフェクトと、10通りのフィルムエフェクトは、一部刷新して搭載され、さらに6種類のフィルムスタイルが追加され、これらを重ね合わせて使える。またレンズ系エフェクトは1から100段階で度合いの調節ができる。これに広角モードのON/OFFを加えると10万通り以上の表現できる計算になる。
左側のダイヤルを回転させると10種類のレンズエフェクトが選べる。下にあるのが100段階の度合いでレンズ外周にあるDegree Controlを使って調整
右側のダイヤルを回転させると10種類のフィルムエフェクトが選べる。左右の組み合わせで100通りのエフェクトが選べる
カメラ天面にあるボタンを押すと6種類のフィルムスタイルが選べる。画像はデートスタンプを選択中
MENUボタンから露出補正を呼び出してプラスマイナス2EVまで補正できる
ワイドフォーマットにはメタリックなフレームが楽しめる「BRUSHED METALLICS」が追加された