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「Galaxy S25」シリーズに待望のスマートバンド&スマートリングまで飛び出したサムスンの新製品、Samsung Walletの日本展開にも注目!

2025.01.23

毎年初旬に発表される発表されることもあり、1年のハイエンドAndroidスマホの指標的存在ともいえる、サムスンのGalaxy Sシリーズ。2025年も、最新モデルとなる「Samsung Galaxy S25(以下Galaxy S25)」シリーズを発表した。

日本で発売されるのは、スタンダードモデルのGalaxy S25と、最上位モデルのGalaxy S25 Ultra。例年通り、ドコモ、au(KDDI)で取り扱われるのに加え、ソフトバンクからも発売される。

また、スマホシリーズと合わせ、スマートバンドの「Samsung Galaxy Fit 3」、スマートリングの「Samsung Galaxy Ring」の日本投入も発表。サムスンとしては、すでにスマートウォッチシリーズを日本展開しているが、安価なスマートバンド、新しいスマートリングを加え、サムスンのエコシステムを拡充する形となる。

では、新発売されるGalaxy S25シリーズと、日本投入される2製品について、詳細を確認していこう。

Galaxy S25シリーズの進化ポイント

まずはGalaxy S25シリーズの進化ポイントについて。冒頭でも触れた通り、ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアから発売されるのに加え、オープン市場向けモデルも展開される。サムスン公式オンラインストアでの販売価格は以下の通り。

・Galaxy S25
256GBモデル:12万9000円
512GBモデル:14万7000円

・Galaxy S25 Ultra
256GBモデル:19万9800円
512GBモデル:21万7800円
1TBモデル:25万3800円

■今年のGalaxy SシリーズもAI推し

2024年に発売されたGalaxy S24シリーズは、“AIフォン”と銘打たれ、さまざまなAI機能を搭載したことでも話題を呼んだ。Galaxy S25シリーズでは、AI機能をさらに追加、強化した、今時の最先端スマホらしい仕上がりになっている。

従来のAI機能は、カメラ機能への組み込みに加え、ユーザーの質問に会話形式で答えるなど、補助機能のようなイメージが強かったが、Galaxy S25シリーズでは、AIが自律的に作業の提案を行なってくれるようになる。

具体的には、エッジパネルから「AIセレクト」という項目を開くことで、表示中の画面をGIF形式の動画として保存してくれたり、かこって検索では、バックグラウンドで再生されている音楽の検索などもできるようになる。

設定アプリも強化され、「テキストをもっと見やすくしたい」といった、アバウトな投げかけでも、対応する設定項目が表示されるようになる。

■AIが複数のアプリを横断して作業をしてくれる

Galaxy S25シリーズに搭載されるAI機能の中でも注目なのが、Geminiを使ったアプリ間のシームレスな連携機能。これにより、複数のアプリを横断する作業を、AIが肩代わりしてくれるようになる。サムスン、グーグルのアプリに加え、サードパーティ製のアプリでも利用できるとのことだ。

これにより、「お気に入りのサッカーチームの試合スケジュールを検索して、カレンダーに追加して」といった複雑な指示にも、AIが瞬時に対応できるようになる。この場合、ブラウザアプリなどで検索を行い、情報をカレンダーアプリに追加するという一連の流れが、一声で完結するというわけだ。

ほかにも、条件に合うレストランを検索し、そのまま友人に情報を共有する「レストラン検索」や、冷蔵庫内のカメラをカメラで撮影するだけで、レシピの提案をしてくれる「料理マスター」といった機能も用意される。

■AIはよりユーザーの“相棒”に進化

AIのパーソナライズ化も進んでおり、ユーザーの普段の行動や好みを分析する機能も搭載される。

Now Briefという機能では、ユーザーが必要とするタイミングで、求められる情報をまとめて提案してくれる。朝、スマホを開いたタイミングでは、その日の天気やスケジュール、ニュースのまとめなどが表示され、夜は次の日の天気や予定、睡眠時に最適な音楽のプレイリストなどを提案してくれる。

Now Barでは、ロック画面で、バックグラウンドで動作しているアプリの情報が確認できるようになる。

■ハードウエアも堅実に進化! 最上位モデルはより持ちやすくなった

2025年のハイエンドスマホらしく、ハードウエア面でも強化されているのが、Galaxy S25シリーズの特徴。

搭載チップセットはSnapdragon 8 Elite for Galaxyで、前モデル比で、NPU40%、CPU37%、GPU30%も性能が向上。大型化したベイパーチャンバーによる放熱性能の向上もあり、ゲームプレイなども、安定して高性能が発揮できる。

カメラ性能としては、Galaxy S25は前モデルと同様に、5000万画素広角、1200万画素超広角、1000万画素望遠の3眼構成だが、Galaxy S25 Ultraは超広角カメラが5000万画素にアップグレード。超広角カメラでの8K動画撮影に対応し、マクロ撮影は約4倍もディテールが強化されている。2億画素広角、5000万画素と1000万画素の望遠を含め、より細かな撮影シーンに対応できるようになった。

注目なのが、動画撮影時、周囲のノイズや風の音を抽出し、削除できるAI機能。実際に試したが、動画編集に明るくない筆者でも簡単に操作を行え、精度も高い印象だ。

デザインコンセプトは従来から変わらず、Galaxy Sシリーズらしさは継承されている一方、過去最薄のGalaxy Sシリーズになっているのも魅力。特にGalaxy S25 Ultraは、前モデルよりも丸みが増しており、握り心地が大きく改善されている印象を受けた。

■Samsung Walletの日本展開も注目

Galaxy S25シリーズのみではないが、Samsung Walletの日本展開が発表されたのも、無視できないポイントだ。

Samsung Walletでは、決済機能に加え、航空券やコンサートといったチケットの格納、運転免許証、デジタルカー、ホームキーなどが集約される。

また、PayPayもSamsung Walletに格納可能で、バーコードや決済履歴といった情報へ、Samsung Walletからアクセスできるようになる。ロック画面からすぐにSamsung Walletを起動でき、Samsung WalletからPayPayアプリ内の任意のページにアクセスできるイメージだ。PayPayアプリを直接開けばいいという意見が出てもおかしくないだろうが、ユーザーの利用頻度が高いページを、Samsung Walletから簡単に開けるため、便利なポイントだと感じる。

何より、Samsung Walletは、ホーム画面やロック画面の状態で、ディスプレイをしたから上にスワイプするだけで開けるのが魅力的。ロック画面からでも簡単な操作でウォレット機能を開けるため、会計時などにもたつくリスクが低減できる。

スマートバンド、スマートリングも日本市場へ導入決定

Galaxy S25シリーズだけでなく、日本市場への投入が発表されたGalaxy Fit 3、Galaxy Ringも注目のデバイスだろう。

Galaxy Fit 3は、1.6インチディスプレイ、アルミニウムボディを備えたスマートバンドで、100を超えるワークアウト機能、睡眠モニタリング機能などが利用可能。カメラアプリのリモートシャッター機能なども利用できる。

公式ストアでの販売価格は9900円と、スマートバンドとしては特別安価なわけではないが、通常使用でも約1週間持続するバッテリーや、6種類のワークアウトの自動検出機能に対応するなど、機能性は十分だろう。

サムスンとしては、これまでも日本市場で、スマートウォッチを展開しているが、数万円することから手を出しにくいと感じている人もいるはず。1万円未満で購入できる、健康管理デバイスの導入機として、Galaxy、およびAndroidスマホユーザーにはお勧めできるだろう。

もう1つの健康管理デバイスとして登場するのが、2024年にグローバルで発売されているGalaxy Ring。名前の通り指輪型のデバイスで、睡眠モニタリング、皮膚温度の計測、生理周期の検出記録といった機能が利用できる。Galaxyのスマートウォッチ、スマートバンドと併用し、より正確にデータを計測することも可能だ。

また、ダブルピンチ機能やリモート追跡機能なども利用でき、バッテリーは最長7日間となる。全11サイズの展開で、公式ストアでの販売価格は6万3690円。まだまだ数の少ないスマートリングというデバイスであることもあり、安価とはいえない価格だが、手頃に健康管理機能、最先端のデバイスに惹かれる人には、ぜひ試してほしい。

取材・文/佐藤文彦

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