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音の祭典「ポタフェス2024冬」で見つけた傑作オーディオ機器7選

2025.01.22

2024年の冬を締めくくる「ポタフェス 2024 冬秋葉原」が12月14日と15日に東京・秋葉原のベルサール秋葉原でe☆イヤホンによって開催された。事前登録不要のフリー入退場で入場無料とあって、多くの人々で賑わった。

会場には約150のブランドが集まり、恒例のスタンプラリーに、新製品や試作機の試聴、特価セールがおこなわれていた。

ハイコスパで高性能、平面型ワイヤレス「AUDEZE MAXWELL」

平面磁界型ヘッドホンで有名なAUDEZE(オーデジー)がプロゲーマー向けに開発したのが「MAXWELL GAMING HP FOR PS MAC WIN」である。発売は2023年6月と新製品ではないが、世界的に大ヒットしている製品で日本でも、もっとアピールしたいとのこと。

その最大の特徴はワイヤレスで高音質なこと。付属のUSB-Cドングルを使えば2.4kHzの超遅延ワイヤレス接続に対応、LC3plus、LE Audio、LDACとも互換性がある。USB-Cケーブルとステレオミニ端子での有線接続もできて、マイク付属で実勢価格約5万5000円と格安なのだ。同社のLCDシリーズの平面磁界型ヘッドホンが20万円以上するので、なぜこんなに安いのか不思議だが、確かに最新の90mm平面磁界型ドライバーを搭載している。その音は平面型らしい粒立ちがよく解像度の高いもので、低音の量感も再現される。しかも外来ノイズに強い密閉型である。重量は490g、連続再生は約80時間で、充電時間は約2時間。ゲーマーに独占させるにはもったいないモデルなのだ。

ゲーム用のため平面磁界型には珍しい密閉式を採用する

ヘッドセットなので着脱可能なマイクが付属する、もちろんマイクの音もクリアーだ

ハウジングには音量調整、電源、マイクのON/OFFスイッチなどがある。細かい音質のセッティングは専用アプリからおこなえる

ながら聴きイヤホン「nwm DOTS」も登場

周囲に音を漏らさない、画期的ながら聴きヘッドホン「nwm ONE」の技術を使ったながら聴きイヤホン「nwm DOTS」の試聴機が登場。PSZと名付けられたイヤホン側から漏れた音楽をキャンセルする機能を搭載するため、開放型ながら音漏れが少なく屋外でも使用できる。価格はオンラインストアで2万4200円。ながら聴きイヤホンとは思えない、厚みのある中低域が特徴で、ボーカルはなめらかだ。コーデックはSBC、AAC、LC3に対応、連続再生は約8時間で、充電時間は約1時間、5分充電で1時間再生できる。IP54の防塵防滴仕様、私ならiPhoneとペアで使いたい。

5色のカラーバリエーションが用意されている

気になるイヤホンを聴いてみた!

beyerdynamic「AMIRON 100」は、2024年12月に発売されたばかりのワイヤレスイヤホン入門機となるが、実勢価格約3万800円と一般的は高価格帯ジャンルに含まれる。その割には対応コーデックがAAC、SBCだけというのは残念だ。聴いてみると爽やかな音色で、中高域寄りのバランス、ANCをONにするとやや高域がシャワシャワする。軽量で装着感はよい。beyerdynamicファンなら納得の音に違いない。連続再生は約8時間、ANC/ONで6時間、充電時間は約1時間だ。カラーはブラックとクリームの2色。

「AMIRON 100」のクリームは上品な色使いでデザインも美しい。

DITA「Mecha」はシングルダイナミックドライバーにこだわる同社の新型IEMであり、チタニウムの筐体に新開発のリチウムマグネシウム合金振動板のLIMA-CARBIDEドライバーを採用している。ドライバーは削り出しのチタンから作られた筐体にダイレクトに固定され、不要な振動を抑制しているという。リケーブル対応で付属ケーブルはシルバーコーティングされたモノフィラメント単結晶高純度銅線を採用。接続端子部分は交換式で、φ3.5mm、φ4.4mm、USB-C端子が付属する。実勢価格約15万8000円。音色はウォームで、低音に量感があり、ボーカルは柔らかい感じだ。iPadにデジタル接続すると中低域に厚みがあるウォームなサウンドが再生された。

チタニウムの筐体は思ったより明るい色合いで、もう少し高級感が欲しい

端子は交換式で、USB-C端子にするとデジタル接続に対応する

iPadとUSB-C接続すれば、一気に高音質化を実現

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