象印が高い蓄熱性で味が染み込みやすいホーローなべを採用した電気調理なべを発売

象印マホービンは、電気調理なべの新製品として、「ホーロー電気調理なべ（EL-NS23）」を2025年2月1日に発売する。価格はオープン。公式オンラインストアでの販売価格は65,780円。

煮込む前に食材を炒めることで香ばしさとうまみを引き出す「焼き煮込み」コースを搭載！

「電気調理なべ」は“ほったらかし”で調理できるという利便性がある。しかし、同社が「電気調理なべ」購入者を対象にしたWEBアンケートを実施したところ、「電気調理なべで作る料理のおいしさにとても満足している」と回答した人は53％に留まる結果となり、「最初はさまざまなメニューを試したが現在は絞られている」「調理できる自動メニューが少ない」「他の調理機器・調理家電を使う方が楽」などの不満から、購入当初より使用頻度が低くなる人もいることもわかったという。

そこで、新製品では、“ほったらかし”調理による「手軽さ」「時短」や自動調理メニューの充実はもちろん、感動的なおいしさを目指して、高い蓄熱性で味が染み込みやすく煮込み料理に適した「ホーローなべ」を採用し、煮込む前に食材を炒めることで香ばしさとうまみを引き出しておいしく仕上げる「焼き煮込み」コースを搭載。

ホーローなべを使ってIHやガス火で食材を炒め、なべをそのまま本体にセットし、「焼き煮込み」コースを選択してスタートすれば、あとはおまかせで調理が完成する。

また、独自の専用アプリ「象印アプリ」との連携にも対応。同アプリでは、「食材」「ジャンル」「栄養素」「気分」「調理時間」の5つの項目から、アプリと対話するようにカードを選ぶだけで、気分に合ったレシピを提案し、献立決めをサポート。

さらに、食材や調味料などを入れるタイミングをスマートフォンのプッシュ通知と本体液晶の表示で知らせる機能や、食物アレルゲンの特定原材料8品目を登録できる機能なども利用できる。

このほか、出来上がり12時間前から予約できる「おまかせ予約」や最大12時間の「保温機能」を搭載し、ジッパーつき食品保存袋で調理ができるパック調理専用のホルダーも付属。専用の「ホーローなべ用ふた」も付いており、冷蔵庫でそのまま保存でき、料理を温め直す時にも利用できる。

主な仕様は、定格容量(最大調理容量)が2.3L、炊飯容量が0.18～0.54(1～3合)。消費電力が900W。外形寸法は約幅28×奥行30.5×高さ23cm、質量は約6.5kg。電源コード長は約1.4m（マグネットプラグ式）。なべぶた、バックホルダー、バクホルダーカバー、計量カップ(白米専用)、レシピブック、パック調理ガイドが付属する。

製品情報
https://www.zojirushi.co.jp/syohin/kitchen/electric-cooker/el-ns/

構成／立原尚子