4. 住宅購入後の最大の後悔は「団信の特約を付けておけばよかった」
住宅購入後の最大の後悔は、「団信の特約を付けておけばよかった」(40%)(図表4)。特に20代は63%と、全体平均と比較して大幅に高く、6割以上の人が後悔している。
団信の特約を付けずに後悔した理由として、「ローンの不安が軽減されるから」(34%)、「家族に負担をかけたくないから」(28%)、「途中加入ができないから」(26%)「事故や病気の不安が高まっているから」(26%)などが挙げられた。
5. 住宅購入時に「立地」や「耐震性」など災害対策・防災を意識する人が増加
家を選ぶ際に防災の観点で気を付けたいことは、「立地における災害リスクの低さ」(50%)と回答した人が最も多く、次いで「建物の耐震性」(48%)が僅差で続いた(図表5-1)。
住宅購入者に対し、「住宅購入時に優先したこと」と「今後住宅を購入するとした場合に優先したいこと」を聞いたところ、防災関連の項目(「耐久性・構造」(購入時18%、今後25%)、「耐震性・耐火性」(同15%、18%)、「災害に強い立地」(同6%、17%)、「災害に備えた設備・インフラ」(同2%、7%))では、住宅購入時よりも、「今後優先したい」と回答した人の割合が高い結果となった。昨今の自然災害によって、住宅購入においても災害対策・防災意識が高まっていることが推察される(図表5-2)。
<調査概要>
1. 調査方法:インターネット調査
2. 調査対象:20-59歳の男女
3. 調査エリア:全国
4. 有効回答数:2,297名(男性1,199名、女性1,098名)
*調査実施にあたり、ブーストサンプル(ペアローン利用者297 名)を加えて分析。集計・分析にあたり、ウエイトバック集計により補正を実施
5. 調査実施日:2024年10月11日~15日
6. 調査会社:株式会社インテージ
構成/こじへい