自宅でインターネットを利用する人の多くが契約する光回線。1ヶ月の支払い額はいくらが一般的で、また、現在乗り換えを検討している人が多い人気の光回線サービスは何か?
MMD研究所はこのほど、18歳~69歳の男女50,000人を対象に「2024年光回線の利用実態調査」を実施し、その結果を発表した。
光回線の契約場所は「インターネット」がトップ、次いで「キャリアショップ」「家電量販店」
18歳~69歳の男女50,000人のうち、現在光回線を契約している25,560人を対象に、光回線の契約場所を聞いたところ、「インターネット」が26.7%と最も多く、次いで「キャリアショップ」が18.3%、「家電量販店」が14.7%となった。
光回線の1ヶ月の支払い額は「5,000円~5,999円」
現在光回線を契約している25,560人を対象に、1ヶ月の支払い額を聞いたところ、「5,000円~5,999円」が21.9%と最も多く、次いで「4,000円~4,999円」が16.8%、「6,000円~6,999円」が10.5%となった。1ヶ月の支払い額の平均(「分からない」は除く)は5,136円 となった。
現在契約している光回線が初めて利用したサービスの人は16.5%
現在光回線を契約している25,560人を対象に、現在契約している光回線サービス以前にインターネット回線を契約していたか聞いたところ、「以前に契約していたインターネット回線がある」が57.9%、「以前に契約していたインターネット回線はない」が16.5%となった。
次に、現在契約している光回線サービス以前に契約していたインターネット回線がある14,797人のうち、以前も光回線を契約していた10,403人を対象に、以前契約していた光回線サービスを聞いたところ、「フレッツ光」が40.7%と最も多く、次いで「auひかり」が9.0%、「ドコモ光」が8.9%となった。
光回線契約者のうち乗り換えを検討している人は33.1%
現在光回線を契約している25,560人を対象に、今後の乗り換え意向を聞いたところ、「検討している」が33.1%、「検討していない」が66.9%となった。
次に、乗り換えを検討している8,472人のうち、具体的に乗り換えを検討している光回線サービスがある3,319人を対象に、乗り換えを検討している光回線サービスを聞いたところ(複数回答可)、「NURO 光」が18.5%と最も多く、次いで「楽天ひかり」が18.3%、「フレッツ光」が17.8%となった。
※本調査レポートは小数点以下任意の桁を四捨五入して表記しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合がある。
<調査概要>
「2024年光回線の利用実態調査」
調査期間:2024年12月6日~12月10日
有効回答:50,000人 ※人口構成比に合わせてウエイトバックを実施
調査方法:インターネット調査
調査対象:18歳~69歳の男女
設問数 :13問
出典:MMD研究所
構成/こじへい