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人生100年時代において「100歳まで生きたい」と考える新成人の割合は?

2025.01.18

1月の第二月曜日は「成人の日」に定められている。成人年齢を巡っては2022年4月には民法が改正され、20歳から18歳に引き下げられたが、18歳が大人かどうかについては様々な意見が見られる。

そこで博報堂のシンクタンク「100年生活者研究所」はこのほど、18歳~80代の男女800名を対象に新成人にとっての人生100年時代の幸せをテーマに意識調査を実施し、その結果を発表した。

大人になったと自覚した年代、8割以上が「20代以降」と回答

大人になったと自覚した年齢を質問したところ、「20代」(72.1%)が最多となった。続けて、10代(18.1%)、30代(7.6%)、40代(1.4%)、50代(0.6%)となった。2022年の改正民法施行前は成人年齢が20歳だったことから、多くの人は自身の体験として20代以降で大人と実感したことがわかった。

「18歳は大人」と考えているのは全体で5割を超え、18~20歳の「新成人層」にいたっては7割以上

次に、民法改正により成人年齢が18歳に引き下げられたことを踏まえ、18歳を大人だと思うかどうかを聞いた。その結果、全体だと「大人だと思う(そう思う、ややそう思うの合計)」は56%となり、18~20歳の新成人層(n=105)にいたっては72.9%にまで上昇した。法的な定義が変化したことを踏まえ、成人年齢に対する意識も変化していることがうかがえた。

人生100年時代において100歳まで生きたい人の割合、全体が3割にとどまったのに対し、新成人層は5割超

「100歳まで生きたい」意向を尋ね、全体と新成人層で比較した。その結果、「とてもそう思う」「そう思う」と回答したのは全体で31.4%だったのに対し、新成人層は51%(全体比19.6ポイント高い)となった。新成人層は人生100年時代を好意的に受け止めていることが示唆された。

人生100年時代における大人像とは?

人生100年時代における大人像について、15の回答項目から当てはまると思うものを選んでもらい、「100歳まで生きたい人」「新成人層」「調査対象者全体」のそれぞれを比較した。その結果、「100歳まで生きたい人」と「新成人層」は全ての回答項目で全体の割合を上回り、人生100年時代の大人像についてのイメージ量が多く、より明確にイメージできることがわかった。

人生100年時代における大人像について、新成人層の回答割合が調査対象者全体よりも高かった上位5つを比較したところ、「いろんなことに挑戦し続けられる人」(100歳まで生きたい人比19.5ポイント高い)、「長い人生で楽しみを見つけ続けられる人」(同16.4ポイント高い)の差が特に大きいことがわかった。この2つは探求心を持ち続けることが共通しており、これが新成人層の特徴であることがうかがえた。

<【100年生活者調査~新成人編~】概要>
調査目的:人生100年時代における新成人の幸福を把握する
調査手法:インターネットモニター調査
調査日時:2024年12月
調査対象:18~80代の男女800名(18~20歳の最近の新成人層は105名、集計時にウェイトバックを実施)

出典元:100年生活者研究所

構成/こじへい

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