進学・就職・結婚などで実家を離れるとき、困る人も多いのが子ども部屋の扱いだ。
部屋が空くなら有効活用したいと思う親御さんも多いものの、実際には子どもの荷物が残っていて手をつけられないことも。子ども側からしても、残している荷物が気になることもあるだろう。
AlbaLinkが運営する不動産の情報メディア「訳あり物件買取プロ」はこのほど、実家に「元・子ども部屋」がある469人を対象に「元・子ども部屋の使い道」に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表した。
実家にある「元・子ども部屋」の荷物、「置いてきた」が65.5%で最多に
「独立時、実家にある元・子ども部屋の荷物をどうしたか」と尋ねたところ、「置いてきた」と答えた人が65.5%で最も多くなった。以下「処分した」が45.0%、「新居に持ってきた」が27.3%、「別の場所に移した」が4.5%、「後日処分した」が3.6%、「家族が処分した」が3.6%と続いた。
「実家にある元・子ども部屋を活用しているか」と尋ねたところ、「活用している」と答えた人は65.9%にのぼった。
「実家にある元・子ども部屋の使い道」について尋ねたところ、「物置(54.4%)」という回答がダントツで多く、半数以上の人から票を集めた。以下、「ゲストルーム(20.3%)」「寝室(11.7%)」「作業場(6.4%)」、「物干し部屋(4.5%)」と続いた。
「実家にある元・子ども部屋を今後どうしたいか」と聞いたところ、「物置として活用(28.4%)」という回答が最も多かった。以下「ゲストルームとして活用(23.5%)」、「家族に任せる(8.5%)」「作業場にしたい(7.5%)」、「寝室にしたい(7.2%)」、「片付けたい(7.2%)」と続いた。
<調査概要>
調査対象:実家に「元・子ども部屋」がある人
調査期間:2024年11月8日~22日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:469人(女性318人/男性151人)
回答者の年代:10代 0.2%/20代 13.2%/30代 34.4%/40代 31.1%/50代 16.2%/60代以上 4.9%
構成/こじへい