運転技術には個人差があって当然だ。とりわけ免許を取り立ての20歳のドライバーであれば、車庫入れや縦列駐車、高速道路への合流など、運転中に行う操作・作業に関して、不得手なことも多いのではないだろうか?
ソニー損害保険はこのほど、20歳のカーライフ意識調査をインターネットリサーチで実施し、1,000名の有効回答を得た。ここでは調査結果の一部を抜粋し、紹介する。
運転技術では半数以上が「車庫入れ」「狭い道路のすれ違い」に不安
運転免許保有者535名に、運転技術について、どのくらい自信があるかを聞いた。
≪車庫入れ≫では、「とても自信がある」は8.4%、「やや自信がある」は26.4%で、合計した『自信がある』は34.8%、「全く自信がない」は26.5%、「あまり自信がない」は38.7%で、合計した『自信がない』は65.2%となった。男女別にみると、『自信がある』の割合は、男性45.5%、女性24.4%と、女性と比べて男性のほうが21.1ポイント高くなった。
≪縦列駐車≫では、『自信がある』は29.5%、『自信がない』は70.5%となった。男女別にみると、『自信がある』の割合は、男性38.6%、女性20.7%と、女性と比べて男性のほうが17.9ポイント高くなった。
≪交差点での右折≫では、『自信がある』は61.3%、『自信がない』は38.7%となった。男女別にみると、『自信がある』の割合は、男性67.0%、女性55.7%と、男性のほうが11.3ポイント高くなった。また、居住地別にみると、『自信がある』の割合は、都市部56.4%、地方62.4%と、地方のほうが6.0ポイント高い結果となった。
≪高速道路への合流≫では、『自信がある』は41.5%、『自信がない』は58.5%となった。
≪車線変更≫では、『自信がある』は51.6%、『自信がない』は48.4%となった。男女別にみると、『自信がある』の割合は、男性61.7%、女性41.7%と、男性のほうが20.0ポイント高くなった。
≪狭い道路でのすれ違い≫では、『自信がある』は28.4%、『自信がない』は71.6%となった。男女別にみると、女性では『自信がない』が81.2%と、20歳女性の大多数が、狭い道路でのすれ違いに苦手意識を持っているようだ。
≪エコドライブ(急加速しないなど)≫では、『自信がある』は58.9%、『自信がない』は41.1%となった。
<調査概要>
◆調査タイトル :2025年 20歳のカーライフ意識調査
◆調査対象 :ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする2004年4月2日~2005年4月1日生まれの男女(男性500名、女性500名)
◆調査期間 :2024年11月13日~12月2日
◆調査方法 :インターネット調査
◆調査地域 :全国
◆有効回答数 :1,000サンプル(有効回答から1,000サンプルを抽出)
◆実施機関 :ネットエイジア株式会社
出典:ソニー損害保険株式会社
構成/こじへい