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必要なのは自己肯定感!「気くばり」こそ最強の生存戦略である理由

2025.01.19

ラポール(愛の架け橋)が気くばりのカギに

気くばりにおいて周りに気を使いすぎて疲れるとか相手に合わせようとして疲れるというような気疲れを防ぐには上下関係や損得勘定といった意識を捨てるのが効果敵である。相手と自分の上下を意識しすぎると自分より上の人に対しては失礼がないように、とか、うまく取り入れることができるように、などが気になって、本当の自分で向き合うことができなくなる。逆に自分より下のように見なすと、偉そうな態度になってしまったり、マウントを取ろうとしてしまったりと、いいことはない。

上下関係なしに人との会話を思い切り楽しむことが大切で、上下関係や損得勘定は気くばりの邪魔をする。

また丁寧さと親しみやすさを共存させるためには自分から相手にラポール(愛の架け橋)をかける意識で接すること。この愛の架け橋とはラポールと呼ばれ、ビジネスシーンでは相手との信頼関係を築き良い人間関係を保つことであると定義されている。自分の胸のあたりと相手の胸のあたりに橋がかかって温かい愛情でつながっているようなイメージが愛の架け橋である。

どんな場面でも、愛の架け橋があれば丁寧であっても親しみやすさを感じさせるようなコミュニケーションは可能になる。また、そのためには敬語をきちんと使えることが重要で、特にビジネスシーンではたくさんの言葉の選択肢が増えることで相手の懐に入って可愛がられることが可能になると西村さんは教えてくれた。

自分自身にも気くばりをしよう

いつも不機嫌な人や、気分のムラが激しい人は、相手から付き合いづらい人と思われがち。せっかく気くばりをしても、なかなか受け入れてもらえないことが多い。自分は何をすると機嫌がよくなるのかを知っておくことが、自己肯定感を高め、気くばりを成功させる秘訣の一つだと言う。

自分のことは自分が一番分かっているようで、意外と分からないところも多いもの。自分にある「ご機嫌スイッチ」はどこかを探し当て、上機嫌にもっていけるようにすれば、心が平坦でいられるし、気持ちの落ち込みも解消できる。

ビジネスシーンでは特に気くばりに欠けた対応をしたために、契約を打ち切られたり、相手との信頼を失うようなトラブルになることは多い。私の体験では、上司と一緒に乗り合わせたタクシーの中で、運転手さんへ横暴な態度を取った結果、上司からの信頼を失い、転職に至った部下がいた。あなたの気くばりは、たくさんの人に見られているという意識を持って、ぜひ西村さんの言う、自分が楽しくなる本当の気くばりをやってみよう。

西村僚子(にしむらともこ) さん
株式会社MOMO Style代表取締役 ドイツビジネス名誉大使 一般社団法人マナー&プロトコル・日本伝統文化普及協会副会長 ドイツ在住12年目、研修講師として19年間、延べ2万人以上を指導した経験とホテルオークラで培ったおもてなしの原点をベースに、世界43カ国を訪問して身につけたグローバル・コミュニケーションと人生の質を上げる『新感覚マナー』を伝えている。 現在は、人生を変える引き寄せコミュニケーション講座や、女性の自己肯定感を上げて、誰からも愛される『エレガント・グローバル・アカデミー』を主宰。 脳科学×心理学をベースとした考え方で、自己肯定感が上がり、自信を持って人と付き合えるようになったと受講生に大好評。また、パートナーシップも劇的に良くなると定評があり、卒業後に結婚した受講生も数多い。 趣味は旅行とシャンパーニュ。 40代からますます人生を豊かに楽しむライフスタイルを提案する『365日エレガンス習慣』というYouTubeチャンネルも好評。

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