山崎怜奈(やまざき れな)
1997年、東京都生まれ。2020年慶應義塾大学卒業。TOKYO FM『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』パーソナリティーや、NHK Eテレ『NHK高校講座世界史探究』MCのほか、情報番組コメンテーター、ナレーションなど多方面で活躍中。
インテリアに合う猫グッズ
2023年から、保護猫を迎え入れて一緒に暮らしています。当然、猫が快適に生活できる環境を整えるために、猫グッズを揃える必要があるわけですが、インテリアになじむものを探すのが難しい……。SNSを駆使して、シンプルでスタイリッシュなデザインの物を探し求めています。今回は、そんな中から、我が家の愛猫も愛用しているアイテムと、個人的に気になっている物をご紹介します。
まずはフードボウル。私が愛用しているのは、newa(ネワ)の『ノディングボウル』。土台と陶器のボウルを組み合わせたシンプルなデザインで、丸みのあるフォルムが愛らしい。ボウルの角度を猫が食べやすい位置に自在に調整できる点も優秀です。土台はボウルと同じ陶器製とクラフト感のある木製があって、組み合わせを選べるのも楽しいですね。
木製の猫グッズといえば、もう一つ気になっているのが、オルネコの『クルミの木の爪とぎ』。爪とぎは猫の習性でもあるので、家具や壁を傷つけないためにも爪とぎツールは必須なのですが、こんなおしゃれなデザインがあるなんて! 段ボール部分を替えればフレームはずっと長く使えるので、次に買い替えるならコレだなと、心に決めています。
インテリアとして合格点でも、当の本人(猫)が気に入って使ってくれないと意味がないのも、難しいところ。どれも、ウチの子にフィットしてくれるかドキドキしながら選んだのですが、今のところ相性は良好のようでひと安心。ハウスはフランスのブランド・meyou(ミーユー)の、ユニークな球体型『THE CUBE』を。キャットタワーは、インテリアの邪魔をしないOPPO(オッポ)のものを使っています。それらでくつろいでいる姿を見るのが、私にとってもホッとする瞬間。共に暮らし始めて1年ほどですが、もうすっかり家族のような存在です。
この連載も、今号で年内最後。毎回好奇心のままに綴ってきましたが、私自身、この連載を通して自分の〝好き〟を紹介することで、改めて自分の好みを知ることができたように思います。また、それを言語化して伝えることの難しさも知り、よい学びにもなりました。お仕事では、23年に続きラジオやMC、ナレーションなど、忙しくさせてもらったのに加え、お芝居まで。正直、演技をする自分は想像していなかったのですが、飛び込んでみたら楽しくて、「ヤマザキにやらせたら面白い!」と思ってもらえるなら、その言葉を信じてみるのも大事だなと実感しました。25年も、お声がかかればいろんなことに挑戦して、長く緩やかに成長曲線を描いていけたらと思っています。
my recommendation
猫と人が共に暮らすためのプロダクト
newa『Nodding Bowl/Kuri(Chestnut)』
1万9800円
猫の体格や食事量に合わせて、ボウルを最適な傾斜に調整できる利便性を備えたフードボウル。陶器は信楽焼、木製の土台は飛騨高山の木工職人によって作られる。
今は、土台とボウル共に白の陶器でコーディネートしているのですが、ナチュラルな木製の土台もいつか欲しい!
ヴィンテージ家具のような佇まいオルネコ
『クルミの木の爪とぎ(フレーム・爪とぎセット)』
1万9800円
無垢のクルミの木を使って、モロッコの木工職人が手作業で仕上げた爪とぎフレーム。二つとして同じ木目がない一点もの。別売りで替え用のダンボールもあり、長く愛用できる。
「オルネコ」の猫グッズはどれもかわいい! 猫モチーフの雑貨も豊富で、いつもチェックしています。
仏・パリ発のインテリアブランド
meyou『THE CUBE』1万5950円
洗練されたデザイン、かつ生活機能も考慮した猫専門家具を提案するブランド。鉄枠の中に特殊ファイバーで成形されたボール状のキャットハウスがセットされたモダンな造り。
シックなダークグレイを愛用。オブジェっぽくて、インテリアとしても楽しめる点が気に入っています。
下から眺めても美しいフォルム
OPPO『Cat Forest-2』5万9400円
パーツの向きや高さをミリ単位で調整できる突っ張り式キャットタワー。下から見上げた時に美しく見えるよう、ステップ裏側のデザインのシンプルさを意識した造り。2色展開。
ウチの子はベッド型のバケットシェルフが収まりいいようでお気に入り。よくそこでくつろいでいます。
撮影/タナカヨシトモ ヘアメイク/久保フユミ スタイリング/マルコマキ 取材・文/坂本祥子
※本記事内に記載されている商品の価格は2024年11月30日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。