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小学生プログラマーの頂点が決定!ハイレベルの戦いになった「ゼロワングランドスラム2024」決勝の行方

2025.01.14

2024年12月8日、「全国小学生プログラミング大会 ゼロワングランドスラム2024」の決勝大会が、池袋・サンシャインシティにて開催され、関東エリア代表の「TEAM F(e)ast」が優勝の栄冠に輝いた。

本稿では、当日の模様を大会概要と併せてお伝えする。

日本一の小学生プログラマーが決定、審査員も驚くレベルの高い戦いが繰り広げられる

「全国小学生プログラミング大会 ゼロワングランドスラム」(通称ゼログラ)とは、プログラミングを学ぶ小学生たちが、野球やサッカーといったスポーツをする子どもたちと同じように、知識やスキルで競い合い日本一をめざす、全国規模のプログラミング競技大会だ。

今年度は全国より、約1500 名の小学生が参加。WEB予選から2回戦までの厳しい戦いを勝ち抜いた、4チーム・12名の精鋭小学生プログラマーが決勝に進出した。

そして2024年の12月8日、池袋・サンシャインシティの噴水広場にて決勝大会が開催。日本一の小学生プログラマーの座をかけ、4チーム・12名の選手による、熱い戦いが行なわれた。

会場には、応援グッズなどをもって駆けつけたオーディエンスに加え、小学生のプログラミングスキルの高さに思わず足をとめる観覧者が多く集まり、熱戦を見守った。

また、スペシャル応援サポーターの東京ホテイソンが会場を盛り上げたほか、スペシャル審査員として、タレントとしても活動する、ソフトウェアエンジニアの池澤あやかさんも出演した。

■わずか1秒が勝敗を分けたロボット競技『スクランブルバトル』

第一種目は、この大会でお披露目された、まったく新しいロボット競技『スクランブルバトル』。プログラムで自律移動するロボットを駆使して、フィールドに置かれたブロックをポケットに落とし、獲得点数を競いあう種目だ。

対戦する2チームが同一のフィールド上で戦うため、相手チームとの戦略上の駆け引きも発生。どんなプログラムで動かすかが、勝敗を分ける大きなカギとなった。

特に熱い戦いとなったのが、優勝決定戦となった関東エリア代表の「TEAM F(e)ast(チームファースト)」対関東エリア代表の「チーム風林火山」。

「チーム風林火山」のブロックがあと1個ポケットに入れば逆転があり得る展開となったが、ポケット手前でなかなか入らず、惜しくも終了時間の1秒後にようやくポケットに投入。先行してブロックを入れていた「TEAM F(e)ast」が勝利した。

■オリジナルゲームを30分で開発、ゲーム開発競技『ゼログラハッカソン』

第二種目は、複数人が同時にプログラミングできるツール「プログミー」を使って、3名同時にオリジナルゲームを作成するという、「ハッカソン」形式の競技が実施された。

限られた時間の中で、全チームが完成度の高いオリジナルゲームを作成。そのアイディアとクオリティには、審査席からも驚きの声が上がった。

最高評価を得たのは、関東エリア代表の「TEAM F(e)ast」。サーチライトでスクーターを照らして捕まえるゲームという独創的な発想が評価され、ロボット競技に続いて1位通過となった。

優勝に輝いたのは関東エリア代表の「TEAM F(e)ast」

■優勝「TEAM F(e)ast」

2種目ともに1位で通過し、2024年度大会の優勝に輝いたのは、関東エリア代表の「TEAM F(e)ast」。2回戦のときは本領が発揮できず、悔し涙を浮かべた選手もいたが、決勝大会では「嬉しくてまだ信じられない」「支えてくれた家族に感謝したい」と、喜びの笑顔を見せてくれた。

(左から)山河 新 選手(小学3年生・東京都)、高塚慶太 選手(小学4年生・東京都)、川野煌真 選手(小学6年生・群馬県)

<準優勝 「チーム風林火山」>

<3位 「Blue Nexus」>

<4位 「チームデジタルバナナ」>

さらにCygames賞には、関東エリア代表の「TEAM F(e)ast」が、ヤマハ発動機賞には同じく「TEAM F(e)ast」の山河 新選手が選ばれた。「TEAM F(e)ast」は優勝も合わせ、トリプル受賞。ヤマハ発動機賞に選ばれた山河選手は、「嬉しくて言葉が出ません」と喜びを爆発させていた。

■決勝大会当日の様子はこちらから

審査員や出演者からも賞賛の声が寄せられ、非常にレベルの高いプログラミング技術のぶつかり合いとなった決勝大会。ゼロワングランドスラムの公式YouTubeチャンネルでは、そんな決勝大会当日の様子をフルバージョンにてアーカイブ配信中。ぜひ小学生プログラマーたちが繰り広げる熱い戦いをチェックしていただきたい。

関連情報
https://01-grandslam.jp/

構成/清水眞希

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