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遊びゴコロ満載!ホンダの軽バン「N-VAN FUN」に乗って感じた無限の可能性

2025.01.14

 ホンダの「Nシリーズ」は4タイプのボディから成り立っている。発売順に並べると、「N-BOX」は2011年発表、2017年に2代目になったスーパーハイトワゴン、「N-ONE」は2012年発売、2022年に2代目になった2BOX乗用車。「N-WGN」は2013年発売、2019年に2代目に進化した車名どおりのWGN=ワゴン。そして2018年にシリーズ初の商用車として「N-VAN」が登場した。

「N-VAN FUN」の4WD、6MT車に試乗

 こちらは毎年のように一部改良を重ね、最新モデルが2024年4月に発売された。全グレード標準装備のHONDA SENSINGに、駐車する時にアクセルとブレーキの踏み間違えによる加速を制御する「急アクセル抑制機能」を新たに採用。グレードと仕様の組み合わせも変更になった。

 試乗したのは「FUN」グレードの4WD、6MT車。MT車はデビュー当初は各グレードに用意されていたが、最新モデルでは「FUN」と「G」のFF/4WDに絞られた。パワーユニットは直列3気筒0.6Lでターボに6MT車は用意されていない。久々に乗る「N-VAN」の6MT車。「N-VAN」は大容量の荷室空間と助手席ピラーレスによる荷室空間の使い勝手のよさに、6MT車の設定がデビュー当時からの大きな魅力になっている。

 助手席側のドアを開けて、さらに後席用のスライドドアを開けると、助手席後ろのピラーがないので大きな空間が出現する。助手席用のシートベルトは、座席に固定されている。それにしてもセンターピラーのない荷室や助手席への手入りはとてもラクで開放的だ。この空間を生かして何かチャレンジしてみようか、という気になってしまう。

 荷室高だが天井は床面から1370mmもある。その床面もフラットだ。後席は当然、可倒式だが背もたれを前倒すると座面もスライドダウンして低くなる。これもホンダが独自に構造を考案したセンタータンクレイアウトの効果。後席だけでなく、助手席も背もたれを前倒すると、スライドダウンして低くフラットな床面になるのだ。

 唯一、この室内空間で物足りないのは、ウインドウから天井にかけての空間に小物入れのようなものがないこと。これができれば遊びの空間もさらにアイデアが拡がるに違いない。キャンピングでもグランピングでもいろいろ使えるのがうれしい。インテリアに関してのアイデアは無限に拡がるが、気になるのが動力性能。「N-VAN」の基本は軽自動車。エンジンは直列3気筒の660cc自然吸気なので、出力は53PS、トルクは64Nm。ターボと比較すると出力で11PS、トルクで40Nm低い。このエンジンと6速MTの組み合わせに試乗するのは初めてだ。

 高めの着座位置からポジションを調整する。リクライニングとスライドだけが手動で調整できる。クラッチペダルのフィーリングをチェックする。ペダルの踏み込みはやや重め。反発力はやや強めだが、渋滞路で操作が嫌になるほどまではいかなかった。シフトレバーは長め。シフトストロークは横方向は短いが、縦方向はやや長め。若干、ゴクッという音と感覚でシフトする。

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