10月|October 2024
大谷選手にとって初のプレーオフ進出。ドジャー・スタジアムもレギュラーシーズンと異なり、短期決戦ならではの緊張感が……。
シャトルバスで到着して、外野席側の入場ゲートから入った所にあるスポット。ドジャー・スタジアムに来たら、ここで記念撮影するのが恒例。
ロサンゼルス中心部にある「グランドセントラルマーケット」には3月にはなかった大谷選手の肖像画がお目見えしていた。ファンの急増を実感!
大谷選手の表情は見えないけど、雰囲気が楽しい!
今回はメッツ戦2試合観戦でチケット代が高いので1試合は外野席で観戦。普段は70~80ドル程度だが、プレーオフでは外野席でも220ドルだった。
シーズン開幕に合わせ3塁側コンコースに「築地銀だこ」がオープン。6個入りで13.99ドル(約2100円)。オリジナルメニューも◎。
10月のプレーオフではドジャースでNo.1の声援に
9月に地区優勝を決めて念願のプレーオフに進出したドジャースを観戦するためにロサンゼルスへ。今回は千賀滉大投手が所属するニューヨーク・メッツとのリーグ・チャンピオンシップの第1戦と第2戦を観戦した。
チケット代は高騰し、レギュラーシーズン中は200〜250ドル程度だったお気に入りの1階席のバックネット裏と3塁ベンチの間付近の席が600ドルに高騰していた(ちなみにワールドシリーズでは6000ドル)が、特に第1戦は大谷選手と千賀投手の直接対決もあるなど緊張感がある試合だった。
3月の観戦時と大きく違ったのが大谷選手への声援。今まではベッツ選手に使っていた「MVP!!」という声援が大谷選手の時だけに聞かれるようになった。半年間で完全にドジャースになくてはならない選手となり、大谷選手のユニフォームを着ている現地のファンが大幅に増えていた。2試合を観戦して1勝1敗だったが、その後勝ち抜いてワールドシリーズへ進出し、ワールドチャンピオンになった。10年契約の1年目が終わったが、あと9年観られそうで、ロサンゼルス通いが続きそうだ。
野茂時代から一家でドジャースを追いかける!
航空・旅行アナリスト 鳥海高太朗的観戦術
1996年、私以上に野球好きの父に連れられて野茂英雄投手のデビュー2年目をドジャー・スタジアムで観戦したのが、私のMLB行脚のスタート。それ以降、松井秀喜選手、イチロー選手などを目当てに何度も渡米。1回の渡米で3試合以上を観戦。
外野は避けるのが◎ おすすめの座席とは!?
今までの経験上、大谷選手の表情まで肉眼で確認できるのは、内野1階席で、3塁側のホームベースとベンチの間がベストです。外野席だと全く選手の表情がわからないので、おすすめしません。
国内外での観戦チケットの取り方
ドジャース公式サイト内の「TICKET」のページから購入するのが楽。希望観戦日を選び、シートマップから予算に応じた席を選べる。購入後は「Ballpark」というスマホアプリで管理し、家族や友人とチケットをシェアできる。入場はQRコードもしくはタッチとなる。
入手困難ではない!
公式サイトで買えなくても、公式リセールサイトやチケットエージェントからの購入が可能なので諦める必要はない。ロサンゼルスには「オールアメリカンチケット」など、日本人が長年経営しているチケットエージェントもあり、日本語で相談しながら希望の席を購入することも可能。また高級ホテルではコンシェルジュに頼んでチケットを手配してもらえる場合も。最終的にスマホアプリ「Ballpark」でチケットを受け取ることになる。
球場内への持ち込み品は要注意!
メジャーリーグではスタジアム持ち込みの荷物のルールが厳しい。透明プラスチックバッグは約30×30×15cm、透明でないバッグは約12.5×20×5cmまでとなる。ペットボトルは未開封のもののみ持ち込み可能など注意が必要。
【主な持ち込み禁止物】
水筒、ビン、缶、アルコール、自撮り棒、望遠カメラ(レンズが、6inch以上)、ナイロン製エコバッグ、たばこ、応援用うちわやサインボード
ドジャース戦を観るためのホテルの選び方
ドジャー・スタジアムへは、ユニオンステーション駅からの無料シャトルバスを使うのが便利。ダウンタウンに宿泊してメトロでユニオンステーション駅へ乗り換えなしで行ける場所のホテルがおすすめ。ライドシェアは「Uber」のみがドジャースタジアム内に入ることができる。
取材・文/鳥海高太朗
経済効果は1168億円!DIME最新号は2024年の主役・大谷翔平の活躍を数字で振り返る大特集
ワールドシリーズ制覇に2年連続のMVPと、まさに今年の主役という大活躍を見せた大谷翔平選手。その活躍は野球界だけでなく、経済やメディアなどにも大きく影響を与えました。DIME最新号では、大谷翔平選手の活躍を数字で分析、野球だけでなく経済効果やスポンサー企業へのインタビュー、ファン層の分析、メディアの動向など多角的にリサーチ。2024年を賑わせ、多くのヒット商品を生んだ大谷“SHO費”現象を深掘りします!
■DIME SPECIAL 伝説の1年を数字で読み解く!大谷翔平<超>研究
2024年の主役と言えば、大谷翔平選手。驚異的な活躍が連日のようにメディアで報じられてきた。本特集では、そんな大谷選手が持つ求心力について、2024年のシーズンを振り返りつつ、経済効果や野球界への影響など多角的に分析! 経済効果 1168 億円の気になる中身を徹底取材!
・採用、検索数、株価も動かした!スポンサー企業 26 社に聞く本当の費用対効果
・ドジャー・スタジアムを彩った日系企業 11 社の広告ポジション全一覧
・平均年齢 50.7 歳、大谷推しの属性分析!
・航空券、チケット、ホテル、最安で楽しむ現地観戦マニュアル
・完売続出の大谷グッズ、ベスト 9
・【保存版】2025 年レギュラーシーズン全試合スケジュール付き!