2024年は3月末のホーム開幕戦シリーズと10月のリーグ・チャンピオンシップを現地観戦! 肌で感じた声援の変化を〝あの〟航空・旅行アナリストがレポートする。
3月末|March 2024
3月28日のロサンゼルスでのホーム開幕戦に合わせて現地へ。「MVPトリオ」のひとりとして活躍できるのか、ホーム開幕4試合を現地観戦。
リトル・トーキョーの「MIYAKOHOTEL」に二刀流の大谷選手を描いた壁画がお披露目された。すぐにドジャースファンと日本人観光客の観光スポットになった。
スタジアムで購入した大谷選手グッズはコレ!
ユニフォームやTシャツなどがスタジアムで買える。大谷選手の移籍発表直後から関連グッズが発売された。
ドジャースファンは試合開始前から楽しむのが上手。ユニフォームを着て、バーでお酒を飲みながら野球談義をしてから試合観戦へ。
最初は〝お客様扱い〟だった移籍直後の大谷選手
筆者はドジャー・スタジアムでの開幕シリーズを観戦するためにロサンゼルスへ飛んだ。ドジャースにはスター選手が揃っていることもあり、大谷選手のユニフォームを着ているのは日本人ばかり。ベッツ選手、フリーマン選手、カーショー投手のユニフォーム姿の方が圧倒的に多かった。〝大谷一色〟と言っても過言ではないエンゼルスとは事情が違う。
スタジアムの雰囲気は〝勝つのは当然〟という雰囲気。現地のドジャースファンは大谷選手の「お手並み拝見」といった様子で〝お客様扱い〟されているように感じた。当時、大谷選手はスランプに陥っており、それが続けばファンからの視線がより厳しくなることを肌で感じた。
そんな常に結果が求められる緊張感あるチームで、大谷選手が初ヒットを打った瞬間は実に感動的だった。思わず「OH!!」と声がでた。現地に行くとわかるのだが、メジャーリーグでは活躍する選手に「MVP!!」と叫ぶファンが多い。開幕シリーズでは特にベッツ選手がこの言葉をかけられていた。そう、3月時点では、人気ナンバー1選手は大谷選手ではなかったのだ。