レノボは、世界最大級のテクノロジー見本市「CES 2025」にて、YogaシリーズとIdeaシリーズの新デバイスを発表した。ラインナップは、ノートパソコンが「Lenovo Yoga Slim 9i Gen 10」「Lenovo Yoga Book 9i Gen 10」「Lenovo Yoga 9i 2-in-1 Aura Edition Gen 10」「Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen 10」「Lenovo Yoga 7i 2-in-1 Gen 10 (14”)」「Lenovo Yoga 7i 2-in-1 Gen 10(16”)」「Lenovo IdeaPad Pro 5i Gen 10」の7機種、タブレットが「Lenovo Yoga Tab Plus」「Lenovo Idea Tab Pro」「Lenovo Tab」の3機種、デスクトップパソコンが「Lenovo IdeaCentre Mini 01Q8X10」「Lenovo IdeaCentre Tower 17IAS10」の2機種となる。
2画面パソコンの新製品「Lenovo Yoga Book 9i Gen 10」も公開!
■Lenovo Yoga Slim 9i Gen 10
ノートパソコンとして世界初となるカメラアンダーディスプレイ(CUD)を採用したモデル。カメラを利用しないときは、ディスプレイパネルの下にカメラが隠れる仕様となっており、これにより、画面占有率98%を実現する。
また、ディスプレイは、解像度4K、リフレッシュレート120Hzの14型有機ELパネルを搭載。さらに、CPUには、インテルCore Ultraプロセッサー(シリーズ2)を採用する。
日本での発売は2025年1月下旬を予定。なお、販売価格は後日公開予定としている。
■Lenovo Yoga Book 9i Gen 10
14型有機ELディスプレイを2つ搭載した2画面ノートパソコン。さまざまなスタイルで使えるコンバーチブルタイプで、付属のBluetoothキーボードやオンスクリーンキーボードを利用することでクラムシェル型のように使うこともできる。
また、Dolby Atmosスピーカーを4基搭載した、360度回転するサウンドバーにより、より豊かなサウンドと深い低音を提供。さらに、Air Gesturesにも対応しており、ハンドジェスチャーでウィンドウのスクリーン間移動、ページのスクロール、スクリーンショットのキャプチャーを行なうことができる。
日本での発売は2025年春以降を予定。なお、販売価格は後日公開予定としている。
■Lenovo Yoga 9i 2-in-1 Aura Edition Gen 10
インテル Core Ultraプロセッサー(シリーズ2)を搭載したコンバーチブル型のCopilot+ PC。ディスプレイには、最大2.8K解像度の14型の有機ELパネルを採用する。
また、スマートフォンとノートPCの間で写真を直感的に共有できる「Smart Share」や利用シーンに適したパフォーマンスを提供する「Smart Mode」など、Aura Edition専用の独自機能を搭載しているのも特徴だ。
日本での発売は2025年1月下旬を予定。なお、販売価格は後日公開予定としている。
■Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen 10
インテル Core Ultraプロセッサー(シリーズ2)を搭載したCopilot+ PC。ディスプレイには、最大2.8K解像度の14型の有機ELパネルを採用。また、「Smart Share」や「Smart Mode」など、Aura Edition専用の独自機能も利用できる。
日本での発売は2025年2月下旬を予定。なお、販売価格は後日公開予定としている。
■Lenovo Yoga 7i 2-in-1 Gen 10(14”)/Lenovo Yoga 7i 2-in-1 Gen 10(16”)
インテル Core Ultraプロセッサー(シリーズ2)を搭載したコンバーチブルタイプのCopilot+ PC。ディスプレイには、最大2.8K解像度の14型/16型有機ELパネルを搭載する。
日本での発売は2025年2月上旬を予定。なお、販売価格は後日公開予定としている。
■Lenovo IdeaPad Pro 5i Gen 10
インテルCore Ultra 9 HプロセッサーおよびNVIDIA GeForce RTXグラフィックスを搭載可能なCopilot+ PC。ディスプレイには、最大2.8K解像度の有機ELパネルを採用する。
日本での発売については、現時点では未定。
■Lenovo Yoga Tab Plus
Hexagon NPU搭載のSnapdragon 8 Gen 3プロセッサーを採用したAndroidタブレット。ディスプレイには、3K解像度の12.7型液晶パネルを搭載する。また、10,200mAhバッテリーを搭載し、急速充電にも対応。さらに、無線LANはWi-Fi 7をサポートする。
日本では2025年1月8日から発売開始。販売価格は89,980円。なお、カラーは日本ではタイダルティールのみ展開する。
■Lenovo Idea Tab Pro
MediaTek Dimensity 8300プロセッサーを搭載したAndroidタブレット。ディスプレイには、3K解像度の12.7型液晶パネルを搭載。また、10,200mAhの大容量バッテリーを内蔵し、急速充電にも対応する。
日本では2025年1月8日から発売開始。販売価格は54,780円。なお、カラーは日本ではルナグレーのみ展開する。
■Lenovo Tab
MediaTek Helio G85プロセッサーを搭載したAndroidタブレット。ディスプレイには、WUXGA解像度の10.1型液晶パネルを搭載する。
日本では2025年1月8日から発売開始。販売価格は24,200円。
■Lenovo IdeaCentre Mini 01Q8X10
約1Lサイズの筐体を採用した小型パソコン。プロセッサーにはSnapdragon X Plusを採用する。また、コンポーネントの交換が容易なオープン設計を採用。さらに、デュアルファンにより静音にも優れているという。
日本での発売は2025年春以降を予定。なお、販売価格は後日公開予定としている。
■Lenovo IdeaCentre Tower 17IAS10
インテルCore Ultra 7プロセッサーを採用したデスクトップパソコン。グラフィックスは最大でNVIDA GeForce RTX 4060を搭載することができる。また、豊富なインタフェースを備え、Wi-Fi 7にも対応。さらに、交換可能なフロントベゼルを採用する。
日本での発売は2025年春以降を予定。なお、販売価格は後日公開予定としている。
関連情報
https://www.lenovo.com/jp/ja/
構成/立原尚子