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これは便利!市販のフロス糸が使えるコンパクトサイズのチタン製フロスハンドル「FLOSSTI 3」

2025.01.15

歯医者にかかった時に繰り返し言われるのが歯間の汚れを取り除くことの重要性である。歯磨きというと歯の表面を磨くことと思いがちであるが、虫歯に繋がるのは実際のところ歯間や歯茎との間の歯周ポケットに残った汚れであり、そのため歯医者では歯磨きに加えてフロスを使用することを薦められるのである。

そんなわけでフロスを使用する習慣が定着して久しい私であるが、指でフロスを使用することに対する悩みというのも感じていた。例えばそれは指を口の中に入れるので指が濡れることであったり、フロスを巻き付けていることで指が痛くなるということである。この辺りハンドルが最初から付いている製品を使用すればいいのではないかと思うかもしれないが、フロス糸の性能というものもあるので、気に入っているフロス糸は使用し続けたいというジレンマに陥っていた。そんな時に見つけたのが市販のフロス糸を使用することができるチタン製フロスハンドル『FLOSSTI3』だ。

果たして今のフロス習慣を超えることができるのか?実際に使用してみた印象を踏まえてこの製品を紹介しようと思う。

『FLOSSTI3』とは

『FLOSSTI3』は冒頭で紹介した通り、 市販のフロス糸を使用することができるチタン製フロスハンドルである。「まるで指感覚な操作性」であることが謳われており、市販のフロス糸を使用しつつ「奥まで指が届かない」「フロスで指が濡れてしまう」「フロスに力がうまく伝わらない」といった悩みを解消し、より簡便に、より衛生的に口腔ケア習慣を根付かせることをコンセプトにした製品となっている。

 製品の名前に「3」という数字が入っていることが推測される通り、本製品には前モデルにあたる製品もが存在するが、それらをアッデートして生まれたのがこの『FLOSSTI3』となっている。前モデル同様にクラウドファンディングサイト「Makuake」でプロジェクト実行が行われ、目標金額の約9600%、支援者数にして約1800人の支持を集めて成功裡に終えている。今回紹介するのも本プロジェクトを通じて入手した製品となる。

『FLOSSTI3』の特徴

◆耐久性と衛生面の両方の点からほぼ一生使用続けることができる

 本製品には医療グレードの純チタン(規格:JIS 2種)が99%使用され、表面には酸化被膜形成が施されている。

そのため一般的なプラスチック製の製品と比べて劣化しづらくそもそも耐久性が高い。それに加えて表面に施されている酸化被膜は表面にキズが出来た際に自己補修する作用を持っているため、こちらもやはり本体の耐久性の底上げに寄与しており、そのため長期使用することが可能になっている。使用する場面だけでなく、保管する場面に置いても水が近くにあることが多いと想定される製品だけに、水濡れなどによるサビや腐食の防止は重要な視点である。

◆軽くてコンパクトな設計で直感的に使用することができ、携帯性にも優れている

 公式HPによると「F字フロス」という形状を採用したことで第1弾のモデルと比較してサイズを80%も小型化しているとのこと。実物のサイズを見てみると長さが55mm、幅が最大の箇所で26mm、厚みが1mmと指でつまめるくらいの本当にわずかなサイズであることが分かる。

これだけコンパクトであれば携帯性にも優れているので平日のオフィスでの使用や旅行先での使用にも繋がることが想定される。

◆市販のフロス糸を用いて自由に使うことが出来る

 この製品の一番の特徴といって良いのがこの点だろう。『FLOSSTI3』では市販のほぼすべてのフロス糸に対応しているとのことなので、ユーザーが自分の好みで使用しているこれまでのフロス糸をそのまま使用できる点が嬉しい。例えば私の場合は昨年から歯科医師も推奨している「fluorfolss」というフロス糸を使用している。

『FLOSSTI3』を利用する場合、『FLOSSTI3』の首のくぼみ部分にフロス糸を巻き付けた後、先端の2本の腕のくぼみにもフロス糸をしっかり張りを持たせて引っ掛けた後、再び残りのフロス糸を首のくぼみ部分に巻き付けてやれば準備は完了だ。

シンプルな構造だけに様々な市販のフロス糸に対応できるというのも納得できる。

『FLOSSTI3』を使用した感想

 あくまで個人的な感想となるが、本製品に対する感想はポジティブなものとネガティブなものが混在する形となった。まず前者について圧倒的にコンパクトなサイズ感は好感が持てる。洗面台周りでも場所を取らないし、旅行先などにもポーチに入れて簡単に携帯できる点は良い点だと感じた。むしろコンパクトで薄いので見失ってしまわないように注意が必要なくらいだ。

一方の後者に関しては、フロスで重要となる糸の張り具合(テンション)が使用している間に下がってくることが分かり、個人的にはこの点は致命的だと感じている。もしかすると私の使用の仕方に誤りがあるのかもしれないが、指でフロスを使用する場合と比べると着け外しができる本製品の方が糸のテンションが低下するのは必然と思われるので、改善も難しいのではないかと感じた。 また、この点はあくまで私の確認ミスではあるのだが、私は金属のフォークなどが歯に当たるのが大の苦手である。そうした人の場合、この製品では必然的にチタン素材の金属が歯に当たることになるので一番のネックになる可能性が高い。私自身、その不快感を我慢してまで使い続けるかというと疑問符がつくところであり、残念ながら今後の出番は少なくなる可能性が高い。もし強度的に可能なのであればカーボンなどの素材で製作してもらえると嬉しいと感じた。

『FLOSSTI3』を購入するには

 クラウドファンディングサイト「Makuake」での先行販売が終了している2025年1月11日時点では『FLOSSTI3』の一般販売は未開始となっている。なお一般販売価格は5,500円が予定されているとのことである。気になった人は引き続き情報をチェックしてもらうと良いだろう。

■関連情報
https://www.makuake.com/project/flossti2/

文/Wataru KOUCHI
趣味は合唱、読書、語学、旅行、美術館巡り、雑貨屋探索etc…。日本、海外の雑貨やガジェット、デザインコンセプトの中から思わず「それ、いただき!」と言ってしまうモノ達を紹介!

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