Razerは、世界最大級のテクノロジー見本市「CES 2025」にて、新製品ラインナップを発表した。
AIを活用した次世代eスポーツコーチ「Project AVA」も公開!
今回の発表の目玉は、世界初の加熱/冷却機能を搭載したメッシュゲーミングチェア「Project Arielle」と、AIを活用してプロの知見からゲーマー個別の戦略を最適化する次世代eスポーツコーチ「Project AVA」。
「Project Arielle」は、同社のゲーミングチェア「Razer Fujin Pro」をベースに開発されたモデルで、前述のとおり、世界初の加熱/冷却機能を搭載しているのが特徴。ブレードレスファンシステムによって暖気と冷気を効率的に循環するという仕組みで、ユーザーは体感温度を自由に調整できるため、ゲームを中断することなく、常に快適なコンディションを維持することができるという。
「Project AVA」は、プロの知見をリアルタイムに活用し、プレイヤー一人ひとりのデバイス設定とプレイスタイルを最適化する革新的なAIゲーミングコパイロット。高度なデータ解析に基づくアドバイスと詳細な試合分析レポートにより、あらゆる競技タイトルでプレイヤーの実力を引き上げることができるとしている。
なお、「Project Arielle」「Project AVA」ともに、コンセプトモデルとなるため、発売時期や価格については未定だ。
このほか、前後両面発光によりプレイ空間を彩るライティングデバイス「Razer Aether Standing Light Bars」や、RGBライティング搭載の多機能モニタースタンド「Razer Monitor Stand Chroma」、ゲームプレイを拡張する6-in-1接続ドック「Razer Handheld Dock Chroma」、人間工学に基づいて設計されたゲーミングチェア「Razer Iskur V2 X」も発表。
↑Razer Monitor Stand Chroma キービジュアル
さらに、Razer Laptop Cooling Padと連携してシステムパフォーマンスを最大化する「Razer HyperBoost」機能や、Razer Kishi Ultraを使用してPCゲームをモバイルでプレイできる「Razer PC Remote Play」機能も公開された。
関連情報
https://www.razer.com/jp-jp/
構成/立原尚子