パナソニックは業界初(※1)となる磁性流体ドライバーを採用したワイヤレスステレオインサイドホンとして、 テクニクス「EAH-AZ100」を2025年1月23日より発売を開始する。価格はオープン価格。予想実勢価格は約3万9600円。
※1 完全ワイヤレスイヤホンにおいて、初めて磁性流体を用いたドライバーを搭載。同社調べ。2025年1月23日発売予定。
開発の背景と製品概要
昨今、通信環境の発達や映像・音声の配信サービスの拡充、ストリーミングサービスの高音質化の加速に伴い、ワイヤレスイヤホンで高音質に視聴したいというニーズが高まっている。
そこで本製品は、テクニクスで培った音響技術を搭載したインサイドホン「EAH-TZ700」で採用の磁性流体技術を用いた「磁性流体ドライバー」を新たに開発。自然な高域から豊かに響く低域の広帯域において、臨場感・躍動感あふれるクリアな高音質を目指した。
さらに、周囲の環境にあわせノイズを効率的に除去する業界最高クラス(※2)の新開発アダプティブノイズキャンセリングも搭載。併せて長時間装着しても疲れにくいと好評の「コンチャフィット」形状は、装着性の向上と小型化を実現しており、同社では「高音質で快適な着け心地により音楽に没入することができます」と説明している。
※2 ノイズキャンセリング機能付き完全ワイヤレスイヤホン市場において。2024年10月31日現在。同社調べ。JEITA(一般社団法人 電子情報技術産業協会)基準に則る。
Voice Focus AI
そしてビジネスシーンでのニーズに応え、通話性能も向上。新開発「Voice Focus AI」により、業界で初めて(※3)AIを用いて受話時に通話相手のノイズも除去することで、双方向共にクリアで高品位な通話品質を実現。リモートワークや語学学習などで快適に使用できるという。
※3 完全ワイヤレスイヤホンにおいて、初めて内蔵ICチップによるAIを用いた受話ノイズ除去を搭載。同社調べ。2025年1月23日発売予定。
「EAH-AZ100」の主な特徴
■業界初(※1)磁性流体ドライバーを搭載。低域から高域まで臨場感あふれる高音質を実現
・ボイスコイル部に磁性流体を充填し、振動板を磁力で制御することで、低歪でより原音に近い音楽再生が可能。
・新搭載「極薄エッジ」との組合せにより、最低域まで伸びる豊かな低音、臨場感を実現。
・高剛性のアルミニウム振動板を採用。中~高音域で高解像度な伸びやかな音を実現。
<EAH-AZ100磁性流体ドライバーの詳細はこちらから>
■長時間でも快適な装着感。小型化を実現した新「コンチャフィット」形状
・人間工学を突き詰めた「コンチャフィット形状」はそのままに、本体重量を約16%・体積を従来モデル(EAH-AZ80)比約10%カットすることで片耳約5.9gを実現。
・抜群のフィット感と自然な装着感で、長時間でも快適に使用可能。
■趣味やビジネスシーンで快適な使用をサポートする充実の基本性能を搭載
・耳孔の形状や周囲環境に合わせてノイズを除外する業界最高クラス(※2)アダプティブノイズキャンセリングを搭載。
・業界初(※3)AIで受話時に通話先のノイズも除去する新開発「Voice Focus AI」を搭載。
・最大10時間連続再生(※4)が可能な長時間バッテリー搭載。(EAH-AZ80再生比約1.4倍)
・空間オーディオに新対応。Dolby Atmos最適化により、音楽・映像コンテンツを立体的に楽しめる。
※4 ノイズキャンセリングON、AAC。使用環境・条件によって変動する可能性があります。
EAH-AZ100の主な仕様
ドライバー/直径10mm磁性流体ドライバー、特殊アルミ振動板
質量/イヤホン:約5.9g(片側のみ:LR同値)、充電ケース:約42g
本体形状/独自コンチャフィット形状
連続再生時間/イヤホン本体:約10.0 時間(ノイズキャンセリングON、AAC)、イヤホン本体+充電ケース含む:約28時間(ノイズキャンセリング ON、AAC)
短時間充電時再生時間/15分充電、約90分(ノイズキャンセリングON、AAC)
マルチポイント/3台
コーデック/LC3、LDAC、AAC、SBC
防水・防塵性/IPX4 相当
ワイヤレス充電(Qi)/対応
付属品/USB充電ケーブル:約0.2m(入力:USB Type-C 形状、出力:USB Type-C 形状)、イヤピース:XS、S、M、ML、L 各2個(Mはイヤホンに装着)
本体カラー/-S(シルバー)、-K(ブラック)
関連情報
https://jp.technics.com/products/tws/az100/
構成/清水眞希