Beijing Roborock Technologは、世界最大級のテクノロジー見本市「CES 2025」にて、ロボット掃除機のフラッグシップモデル「Roborock Saros Z70」「Roborock Saros 10」「Roborock Saros 10R」を発表した。
吸引・水拭き両用スティック掃除機やオールインワン洗濯乾燥機も同時発表!
今回発表されたのは、トップレベルの仕様や性能を持つロボット掃除機3製品。なかでも注目なのが、ロボット掃除機として初めて、量産型の5軸の折りたたみ式ロボットアームである「OmniGrip」を搭載した「Roborock Saros Z70」。
これにより、ロボット掃除機本来の掃除機能に加えて、300g未満の靴下やミニタオル、ティッシュペーパーなどの小さい物体を片付けたりすることが可能だ。
また、「Roborock Saros 10」は、Roborock初のRetractSenseナビゲーションシステムを搭載することで、信頼性の高いLDSナビゲーション技術をさらに強化。これにより高さ7.98cmという超薄型の形状を実現している。
ナビゲーション機能以外にも、VibraRise 4.0モッピングモジュールのアップデート版とRoborockの最新のクリーニングテクノロジーが複数統合されており、信頼性が高く、頼りになる主力のお掃除パートナーとなっている。
さらに、「Roborock Saros 10R」には、次世代のAI「StarSight Autonomous System 2.0」を搭載。同システムでは、ナビゲーションに従来のレーザー距離センサー(LDS)タワーモジュールを使用する代わりに、デュアルライト3D Time-Of-Flight(ToF)テクノロジーとAI搭載のRGBカメラを統合しており、これにより、高度な3Dマッピングと障害物検出が可能になると同時に、高さ7.98cmという超薄型形状を実現している。
このほか、Roborockは新しい吸引・水拭き両用スティック掃除機である「F25シリーズ」や、「Roborock Zeo One」「Zeo Lite」「Zeo Mini」の3つのオールインワンインテリジェント洗濯乾燥機も同時発表。
吸引・水拭き両用スティック掃除機「F25シリーズ」は、背の低い家具の下の汚れやシミを簡単に取り除ける180度対応のFlatReach Deep Cleaningと、髪の毛がからまりにくい、からまり防止ローラーなどの機能を備えている点が特徴だ。
一方、オールインワンインテリジェント洗濯乾燥機の「Roborock Zeo One」「Zeo Lite」「Zeo Mini」は、ゼオライトの持つ優れた水蒸気吸着能力を利用して、高熱にさらすことなくデリケートな生地を保護するZeo-cycle乾燥技術を採用。50℃程度の適度な温度で乾燥させることで、生地を優しくケアしながら、水分を効率的に取り除くことが可能だ。
構成/立原尚子