現代人の生活に必要不可欠と言っても過言ではないインターネット。使い心地の良し悪しに直結するため、その回線選びにはこだわりたいところだが、では、インターネット回線の中で特にポピュラーな光回線において、最も人気の高いサービスはいったい何か?
MMD研究所はこのほど、18歳~69歳の男女50,000人を対象に「2024年光回線のシェア・満足度調査」を実施し、その結果を発表した。
メインで利用している自宅のインターネット回線は「光回線」が51.1%、次いで「CATV」が9.5%、「ホームルーター」が7.5%
18歳~69歳の男女50,000人を対象に、自宅のインターネット回線の利用について聞いたところ、「インターネット回線を利用している」は76.2%となった。
世帯別に見ると、インターネット回線を利用していると回答したのは一人暮らし(n=11,308)が71.0%、同居している人がいる(n=36,452)が81.4%となった。
次に、インターネット回線を利用している38,120人を対象に、現在自宅で利用しているインターネット回線を聞いたところ、「光回線」が67.1%と最も多く、次いで「CATV回線」が12.4%、「ホームルーター」が9.9%となった。
自宅で契約している光回線サービスの上位は「ドコモ光」「SoftBank 光」「フレッツ光」
現在自宅で光回線を利用している25,560人を対象に、利用している光回線サービスを聞いたところ、「ドコモ光」が20.1%と最も多く、次いで「SoftBank 光」が14.7%、「フレッツ光」が11.6%となった。
光回線サービスの総合満足度は「eo光」がトップ、次いで「NURO 光」「コミュファ光」
光回線の利用上位10サービスを対象に、光回線サービスの総合満足度を聞いたところ、満足(「満足」と「やや満足」の合算割合)は、eo光(n=1,559)が60.5%と最も多く、次いでNURO 光(n=1,394)が54.2%、コミュファ光(n=913)が51.7%となった。
光回線サービスの項目別満足度、コストパフォーマンス、顧客サポート、通信速度、開通までの早さの4項目とも「eo光」がトップ
光回線の利用上位10サービスを対象に、光回線サービスの項目別満足度を聞いたところ、コストパフォーマンスの満足(「満足」と「やや満足」の合算割合)は、eo光(n=1,559)が50.2%と最も多く、次いでNURO 光(n=1,394)が49.3%、コミュファ光(n=913)が44.9%となった。
通信速度の満足(「満足」と「やや満足」の合算割合)は、eo光(n=1,559)が61.1%と最も多く、次いでNURO 光(n=1,394)が60.5%、auひかり(n=2,680)が55.6%となった。
顧客サポートの満足(「満足」と「やや満足」の合算割合)は、eo光(n=1,559)が50.3%と最も多く、次いでコミュファ光(n=913)が42.6%、J:COM NET 光(n=1,368)が42.5%となった。
開通までの早さの満足(「満足」と「やや満足」の合算割合)は、eo光(n=1,559)が58.6%と最も多く、次いでドコモ光(n=5,147)が52.6%、auひかり(n=2,680)が52.0%となった。
※本調査レポートは小数点以下任意の桁を四捨五入して表記しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合がある。
<調査概要>
「2024年光回線のシェア・満足度調査」
調査期間:2024年12月6日~12月10日
有効回答:50,000人 ※人口構成比に合わせてウエイトバックを実施
調査方法:インターネット調査
調査対象:18歳~69歳の男女
設問数 :13問
出典:MMD研究所
構成/こじへい