マイボイスコムは、7回目となる「高級ブランド」に関するインターネット調査を2024年12月1日~7日に実施し、その結果を公開した。
高級ブランド品について「関心がない」は男性5割弱、女性約35%
同調査では、高級ブランド品の所有状況や購入場所などについて質問。その結果、高級ブランド品の所有者は全体の46%で、所有ブランド上位は、男性では「バーバリー」「コーチ」「ルイ・ヴィトン」など、女性では「コーチ」「ルイ・ヴィトン」「グッチ」などがあがった。また、直近3年以内に購入した場所は「百貨店内のブランド直営店」が購入経験者の3割弱を占めた。
■所有している高級ブランド品
高級ブランドの製品を所有している人は46%、女性50~70代ではそれぞれ6割を超えた。また、所有している製品のブランドは(複数回答)、「コーチ」「バーバリー」「ルイ・ヴィトン」「グッチ」が各10%台で上位にあがっている。男女別に上位のブランドを見ると、男性は「バーバリー」「コーチ」「ルイ・ヴィトン」「ダンヒル」「グッチ」など、女性は「コーチ」「ルイ・ヴィトン」「グッチ」「ティファニー」「シャネル」などとなっている。
続いて、高級ブランド品所有者に、所有しているアイテムについて聞いたところ(複数回答)、「バッグ類」「財布」が5~6割、「ファッション:小物」が36.1%、「時計」「ファッション:衣類」「香水、化粧品」などが各20%台という結果に。
さらに、高級ブランド品所有者に、所有しているものの中で一番お気に入りのブランドを聞いたところ(複数回答)、「ルイ・ヴィトン」「コーチ」「バーバリー」「グッチ」などが上位にランクイン。男性では「バーバリー」「ルイ・ヴィトン」「ロレックス」「コーチ」「ダンヒル」など、女性では「コーチ」「ルイ・ヴィトン」「グッチ」「エルメス」「ティファニー」などが上位にあがった。
■直近3年以内に高級ブランド品を購入した場所
高級ブランド品の購入経験者に、直近3年以内に購入した場所についてきいたところ(複数回答)、「百貨店内にある、ブランド直営の店舗」が28.1%、「アウトレットショップ」「ブランド直営の路面店」「海外にある店舗」が各10%台という結果に。なお、高級ブランド品を半年に1回以上購入する層では、「百貨店内にある、ブランド直営の店舗」「ブランド直営の路面店」「ショッピングセンターや駅ビルなどにある、ブランド直営の店舗」が上位3位とブランド直営店の比率が高くなっている。
■高級ブランド品の所有・利用についての考え方
高級ブランド品を所有することや身に着けることについて、どのように思うかを質問したところ(複数回答)、「関心がない」が43.1%で最多となった。なお、性別では男性5割弱、女性約35%となっている。また、「憧れがある」「所有することで気持ちが引き締まる、自信につながる」は各1割強で、女性若年層で高い傾向。さらに、女性10・20代では「憧れがある」が3割弱みられ、「関心がない」を上回り最も多くなっている。
■高級ブランド品の購入理由
高級ブランド品を購入する理由について質問したところ、「所有することで自身の価値やそのブランドに見合う生き方をしたいと思うから(男性39歳)」「大きな記念に。現在所持しているものは国家試験に合格した記念として購入した(男性42歳)」「所有していて気持ちが落ち着き、身に着けることが楽しい(男性73歳)」「ファッションに高級感と華やかさがでるから(女性24歳)」「疲れて帰ってきて、ブランド品を見ると楽しい気持ちになる(女性42歳)」「昔ノリで買った。今は、買い物は厳選しているので、買わなくなった。これから買うとしたら、普遍的な価値のあるもの(時計、ジュエリー、バッグ)くらいだと思う(女性61歳)」といったコメントがよせられた。
【調査概要】
調査対象:MyVoiceのアンケートモニター
調査方法:インターネット調査
調査時期:2024年12月1日~12月7日
回答者数:9,188名
関連情報
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構成/立原尚子