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2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたホンダ「フリード」の魅力をあらためて考えてみた

2025.01.08

新型フリードの魅力、商品力は誰もが納得、満足できる15項目以上

最後に2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤーでミニバン初受賞となった新型フリードの魅力、商品力を整理すると・・・。

(1)ライバルとは違い、標準車のエアーとクロスオーバーモデルのクロスターが選べる

(2)ライバルとは違い、2列目キャプテンシートの6人乗りと2列目ベンチシートの7人乗りの選択可

(3)ライバルにない電子パーキングブレーキとオートブレーキホールド機能は全グレード標準装備

(4)ライバルにない、クラス初のリヤクーラーを用意

(5)クラスを超えた、まるでステップワゴンを運転しているような上級感ある乗り心地と快適性の実現(段差などの乗り越えでも全車、快適無比)

(6)ミニバンの特等席となる2列目席にフォーカスした静粛性と安定性

(7)ライバルにない2列目キャプテンシートなら1-2列スルーはもちろん、1-3列スルー(移動)も可能。スライドドアから3列目席への乗降も幅220mmの2-3列目スルー空間から行える超実用性

(8) 3列目席格納操作のしやすさの進化

(9)e:HEV FFモデルで21km/L以上という実燃費(高速70%、一般道30%の実走行時)

(10)ガソリン車の出足のHVモデルに匹敵するスムーズさと巡行時の静かさ

(11)ファブリックをふんだんに用いた全グレードのインパネ周りの質感の高さ

• 特等席の2列目席のキャプテン、ベンチシートを問わないソファ感覚のかけ心地の良さ
• 1-2列目席フラットアレンジによる居心地、寝心地のよさ
• 高速走行、渋滞時のストレスを軽減してくれる渋滞追従機能付きACC、渋滞運転支援機能のトラフィックジャムアシストを含む先進運転支援機能の充実度

(12)つながる安心、つながる便利のホンダコネクトの全グレード標準装備

など、もう全方位に納得、満足できる仕上がりになっているのが、新型フリードと言っていいでしょう。コンパクトミニバンとしてのベストチョイスは、リヤクーラーが備わるe:HEVエアーEX FF、6人乗り(304.7万円)。アウトドア派には、大容量コンパクトワゴンと呼べるe:HEVクロスター4WD、5人乗り(339.35万円)がジャストフィットするはずですが、実はガソリン車の実力もなかなか。価格重視であれば、ガソリン車のエアーEX FF、6人乗り(269.72万円)もお薦めです。ボディカラーはフィヨルドミスト・パール、ソニックグレー、クロスターであればデザートベージュ・パールが新型フリードのスタイリングの魅力をいっそう引き立たせてくれると思います。ちなみにクロスターはフリード初の3ナンバー登録となりますが、それはフェンダーアーチの出っ張りによって全幅が1720mmになったためで、実際のミラー・トゥ・ミラー幅、ボディの見切り、取り回し性は5ナンバーサイズのエアーと変わるところはないのでご安心を。

なお、愛犬家のみなさんには、1年中、毛皮を着ていて暑がりの子も多い犬が夏、より快適に涼しくドライブを楽しめるリヤクーラーが装着されるe:HEVエアーEX、e:HEVクロスター6人乗り、ガソリン車ではエアーEX、クロスター6人乗りが絶対のお薦めとなるでしょう。

文/青山尚暉
写真/日本カー・オブ・ザ・イヤー 青山尚暉

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