40代の人々は普段、どのような検索媒体を活用して情報を収集しているのだろうか。また、検索エンジンや端末の選択には、どのような傾向が見られるのだろうか。
ランクエストはこのほど、40代の男女150名を対象に「情報収集と検索行動」に関するアンケートを実施し、その結果を発表した。
情報収集を行う媒体、「インターネット」が96.0%でダントツの最多に
「情報収集を行う媒体」について尋ねたところ、最も回答が多かったのは「インターネット」で、96.0%と圧倒的な結果となった。以下「テレビ」が52.7%、「SNS」が50.7%と続き、デジタル媒体だけでなく、テレビも情報収集において一定の役割を果たしていることがわかる。
また、「新聞」も20.0%と一定の利用者が存在しており、依然として情報収集の手段として活用されていることがうかがえる。
一方、「ラジオ」(10.0%)は利用者が少なく、特定の用途やニーズに応じて選ばれていると考えられる。この結果から、インターネットが情報収集の中心である一方で、他の媒体も併用されていることが見て取れる。
検索時の端末は「パソコン」と「スマートフォン」がTOP2
「検索時の端末」について尋ねたところ、最も多く利用されているのは「パソコン」で、81.3%の回答者が使用しており、検索デバイスとして圧倒的な支持を集めている。仕事や作業に適していることが、パソコンの高い利用率につながっていると考えられる。
次いで「スマートフォン」が73.6%となり、利便性から多くのユーザーに利用されている。一方、「タブレット」の利用は6.3%と限定的であり、「その他」の端末は選択されなかった。
この結果から、検索行動では特にパソコンが主要な役割を果たしていることがうかがえるが、同時にスマートフォンも利便性の高さから重要な役割を担っていることが見て取れる。
普段検索に使う検索エンジン、「Google」が77.1%で最多に
「普段検索に使う検索エンジン」について尋ねたところ、「Google」が最多で、77.1%の回答者が使用している結果となった。検索エンジンの中心的存在として、圧倒的な支持を集めていることがわかる。
一方で、「Yahoo!」も61.8%と高い利用率を示しており、Googleと並んで多くのユーザーに利用されていることが特徴的だ。
他方、「Bing」(2.1%)や「DuckDuckGo」(2.8%)などの利用は少なく、その他のエンジンはほとんど選択されなかった。この結果から、多くのユーザーがGoogleを主な選択肢としつつ、Yahoo!も一定の存在感を持つことがうかがえる。
検索結果の確認範囲で最も多かったのは「2ページ目」
検索結果の確認範囲で最も多かったのは「2ページ目」で、31.5%の回答者が該当した。以下「1ページ目」が27%、「3ページ目」が23.4%と続き、3ページ目までの合計は81.9%に達し、多くのユーザーが3ページ目以内で必要な情報を探していることがわかる。
一方で、「4ページ目」(2.7%)や「5ページ目以上」(15.3%)を確認する人も一定数存在し、情報を深く探そうとするユーザーも少なくないことがうかがえる。
この結果から、検索結果の3ページ目までが特に重要である一方で、5ページ目以降にも一定の需要が存在することが明らかになった。
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<調査概要>
調査日: 2024年12月3日
調査対象地域: 全国
調査機関: Freeasy
調査方法: オンラインアンケート調査
調査人数: 150名
調査対象: 40代の男女
出典:4,300社以上のSEO支援実績を誇るランクエスト
構成/こじへい