ダイソーで販売中の卓上加湿器を紹介。水を自然気化させる「ペーパー加湿器」や「加湿ポット」、USBで給電する「USB式加湿器」など、各商品の特徴と使い勝手を詳細に解説します。これらの商品は在宅ワークや乾燥対策に最適です。
目次
本格的な冬が到来し、閉め切った部屋が乾燥しやすくなった。
湿度が低いとウイルス感染や乾燥肌のリスクが高まるだけでなく、時には脱水症にかかることもあるというから注意が必要。その対策として有効なのが加湿器だ。
ひと口に加湿器と言っても様々な種類があるが、在宅ワーカーの増加を受けて最近は小型の卓上サイズが人気。デスク回りを加湿すればOKというコンセプトで、多くのメーカーが参入している。
ダイソーもその1社で、超低価格の加湿器をいくつか出している。今回はそれらを紹介しよう。
電気要らずで、ゆっくり湿度を上げる「ペーパー加湿器」
これは、紙に水を吸わせ、室温で自然に気化させることで湿度を高めるというもの。
外観は、植物をモチーフにしたペーパークラフト。これを立体化して、水道水を張ったコップに挿すだけ。紙に水が浸透していき、それが蒸発して室内の乾燥を和らげる。もちろん電気を使わず、蒸気は見えない。
アイデア商品として面白いが、いかんせんはっきりと湿度が上がるまでには時間がかかるのがボトルネック。
■商品詳細
商品名:ペーパー加湿器
価格:110円
原産国:日本
材質:紙
商品サイズ:幅9cm×高さ17cm
種類:ドライフラワー、モミザ、オリーブ、ユーカリ、ラベンダー、チューリップ、犬(のイラスト)
商品ページ(ドライフラワー):https://jp.daisonet.com/products/4550480580494
かわいらしさ抜群の「加湿ポット」
一方でこちらも、水を自然に気化させて湿気を生み出す、電源不要のグッズ。
見た目は動物の置物だが、内部は空洞で頭の穴から水道水を120ml注ぐ。すると、素焼きのドロマイトの素材に水が染み込んでいきながら気化し、室内の湿度が上がっていく。種類は、写真のスコティッシュフォールドのほか、ハスキー、パンダ、ハムスターがある。
使ってみると、電気代がかからない、音がしないという利点はあるものの、湿度が上がるまで時間がかかるのは「ペーパー加湿器」と同じ。かわいらしいインテリア小物ではあるが、どうしても効果が限定的な点は否めない。
■商品詳細
商品名:加湿ポット
価格:110円
原産国:中国
材質:ドロマイト
商品サイズ:高さ9.2cm×幅6.8cm
種類:スコティッシュフォールド、ハスキー、パンダ、ハムスター
商品ページ(スコティッシュフォールド):https://jp.daisonet.com/products/4550480377285
ワンポイントのデザインが好印象な「USB式加湿器(トナカイ)」
ここからは電気を使用する加湿器を取り上げる。
すべてに共通するのは、microUSBケーブルで給電する(ケーブルは付属していない)、水がなくなると自動で停止する、加湿の仕組みは音波式、弱い光を放つライトが付いていることだ。加湿能力もおおむね同じなので、購入の決め手は外観(デザイン)となるだろう。
1つめは、円筒形に近いボディ。上部の噴霧口そばには「トナカイの角」が2本生えており、ほっこりさせられる。これは純粋に装飾的なもので、何か機能を与えるものではない。
水を入れるタンクは、ボディをくるっと回して外すとある。容量はコップ1杯程度と少なめ。ちなみに、最初のうちはなかなか噴霧が開始されないことがある。その場合、吸水する棒状の素材を、あらかじめ水に浸けておくとよい。
また、下部が光るライトが内蔵されており、ささやかなベッドサイド光として使える。
■商品詳細
商品名:USB式加湿器(トナカイ)
価格:550円
原産国:中国
材質:ABS樹脂、ポリスチレン、ポリプロピレン
商品サイズ:高さ12.5cm×幅8cm
種類:白、ピンク
商品ページ:https://jp.daisonet.com/products/4550480003603
シンプルを極めて使いやすい「USB式加湿器(スクエア、モノトーン)」
ペン立てほどの大きさで四角柱の加湿器。ボディカラーは白、黒がある。
頭部を回して分離すると、水のタンクがある。その容量は180mlで、噴霧は約4時間持続する。噴霧量は「トナカイ」と同じだが、吸水力は高く、使用してすぐに噴霧が開始される。
■商品詳細
商品名:USB式加湿器(スクエア、モノトーン)
価格:550円
原産国:中国
材質:ABS樹脂
商品サイズ:高さ14.5cm×幅6.5cm
種類:白、黒
商品ページ:https://jp.daisonet.com/products/4550480396040