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能登半島地震から1年、大震災から考える停電のリスク対策とポータブル電源の活用法

2024.12.26

能登半島地震から1年が経過した今、冬の災害時の停電リスクが再び注目されている。実際、震災の現場では、低体温症や情報取得の遮断が深刻な問題となった。

そこでこれらの課題を克服するための具体例として、Jackeryから「冬の防災対策としてポータブル電源」に関するリポートが到着したので概要をお伝えする。

能登半島地震の停電被害

2024年1月1日に能登半島を震源としたマグニチュード7.6の地震が発生。石川県を中心に多数の家屋崩壊、土砂災害等により、死者260名、重軽傷者1323名の甚大な被害をもたらした。

また、約4万4160戸で停電が発生。電柱の倒壊などで復旧が遅れ、発生から2週間後も全停電戸数の2割で電気を使えず、多くの人々が極寒の中、電気なしの生活を強いられることになった。

ポータブル電源に期待される冬の停電時におけるリスク対策

■低体温症リスクを低減する

ポータブル電源によって暖房器具(電気毛布や小型ヒーター)が使用可能になり、能登半島地震の際にも被害が発生した低体温症や、凍傷のリスクを低減できる。

Jackeryの1000Whクラスのポータブル電源であれば電気毛布を12時間前後使える。また、家族みんなで暖を取れるこたつも8.5時間前後動かすことができるという。

■食材が長持ちして、温かい食事も作れる

ポータブル電源によって、冷蔵庫などが使用可能になり食品の腐敗を防げるほか、電気ケトルやホットプレートが使用可能になり温かい飲み物などを確保できる。

Jackeryの2000Whクラスの容量帯のポータブル電源であれば、冷蔵庫(15~520W)で3.2~72時間、電気ケトルで2時間前後使用することが可能。軽量・コンパクトなので家の中でも使用しやすいのが特徴だ。

■災害時に重要な「情報」を得る

ポータブル電源によって、テレビやラジオ、スマートフォンなどの継続的な使用が可能になり、災害情報の取得や家族・友人の安否確認をいつでも行なうことができる。

Jackeryの1000Whクラスの容量帯のポータブル電源で、スマートフォンを約45回充電、テレビを12時間前後動かすことができる。緊急時には60分でフル充電ができる、「緊急充電モード」が役立つ。

■被災時のストレスを和らげる

ポータブル電源によって、自宅や避難場所での一定の明かりを確保。暗い空間に居続けることによるストレスや孤独感、不便さなどの低減が期待できる。

Jackeryの1000Whクラスの容量帯のポータブル電源であれば、3WのLEDランタンを285時間前後点灯させることが可能。耐衝撃性や耐震性、耐火性に優れているため、災害による停電時も安心だ。

■被災地でポータブル電源を活用した人のコメント

・ポータブル電源があることで安心して電気が使えるようになった。また、衛星ブロードバンド「スターリンク」とポータブル電源の組み合わせで1週間ぶりに電波がつながった。

・大容量モデルのポータブル電源で電子レンジやケトルを使うことが多かった。特にパックご飯やレトルトなどは支援物資としても多くあったので、それらを温めることができるのはありがたかった。

・大容量・高出力モデルのポータブル電源を使って高出力の工具を使い、屋外で倒れそうなブロック塀を電動ドリルで解体するなどの作業が可能になった。

ポータブル電源の選び方

関連情報
https://www.jackery.jp

構成/清水眞希

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