オイシックス・ラ・大地が展開する「Oisix」は、年末に向けて、全国の20代~50代の男女1,101名に、2024年の物価高を振り返る調査を実施し、その結果を公開した。
87%が2023年と比較して今年は物価が上がったと回答
連日のようにさまざまな物価高のニュースが報道され、日々の暮らしにも大きな影響を与えた2024年。そこで、「Oisix」では、全国の20代~50代の男女1,101名を対象に、2024年の物価高を振り返る調査を実施。
まず、1年前(2023年)と比較して今年(2024年)の物価をどのように感じるか聞いたところ、87%が「物価が上がった」と回答(Q1)。今年の家計支出のなかで値上がりを感じて困ったものを聞くと、大多数の81%が「食料品費」と回答。そのほか、51%が「光熱費」、47%が「日用品費」と日々使うものに回答が集まった(Q2)。
さらに、Q2で「食料品費の値上がりが困った」と回答した人に具体的な食品名を聞くと、79%が「野菜」、70%が「お米」と回答(Q3)。Q3で「野菜」と回答した人に、さらに具体的な品目を聞くと、75%が「キャベツの値上がりが特に困った」と回答。2位のトマト(43%)を引き離して圧倒的な回答が集まった(Q4)。
続いて、1年前と比較して、今年の一月あたりの家計の食費(外食費は除く)がおよそいくら値上がりしたか聞くと、55%が5,000円以上値上がりしたと回答。なかでも、9,000円以上値上がりしたと回答した人は40%にのぼった(Q5)。
また、今年の食品の物価高騰をきっかけに日常生活で新たに取り組み始めたことを聞いたところ、「余計なものを買わないように心掛ける」(52%)、「より安い商品を購入する」(42%)、「値引き品を購入する」(37%)という支出を押さえる試みのほか、「食品のフードロスを減らすよう心掛ける」(30%)という食材の無駄をなくす試みも上位にランクインした(Q6)。
【調査概要】
調査時期:2024年12月11日~2024年12月16日(インターネット調査)
調査属性:日本全国の20代~50代の男女(1,101名)
関連情報
https://www.oisixradaichi.co.jp/
構成/立原尚子