2024年の漢字は「金」。今年はどんな出来事やモノ、人物があなたにとって金色に輝いただろうか。
2024年12月11日、ビジネストレンドマガジン『DIME』、WEBメディア『@DIME』による年末の恒例企画「2024 第37回 小学館DIMEトレンド大賞」の発表・贈賞式が東京の青山にある「AOYAMA GRAND HALL」で行われた。また、“2024年の顔”として、「話題の人物賞」「ベストキャラクター賞」も発表された。
本記事では、未公開写真を交えながら「話題の人物賞」「ベストキャラクター賞」を受賞した3組を受賞スピーチとともに紹介する。
「話題の人物賞」サウナ愛を語る金メダリスト、岡慎之助選手
話題の人物賞は、パリオリンピック男子体操・金メダリストの岡慎之助選手。パリ大会では団体総合・個人総合・鉄棒と3つの金メダルを獲得して、日本人としては52年ぶりとなる3冠を達成。この日は平行棒の銅メダルを含めた4つのメダルを首から下げて、にこやかに登壇した。
岡選手いわく、4つのメダルには「思いや努力の塊、そういうのも全部詰まっての重さ」があるそう。物理的にもかなり重いということで1つだけ残して3つを外すと、その様子にカメラのフラッシュが一斉にたかれた。
岡選手は「パリ五輪で3冠と銅メダル。それを評価していただいて光栄です」と挨拶し、帰国後も地元・岡山などから多くの祝福のメッセージが届いたり、街中で声をかけられたり「経験できないようなことを今、しているところです」と報告した。
メディア出演などで会ってみたい人には地元岡山出身の千鳥を挙げて、ラブコール。また、自身のトレンドはサウナで整うこととして「個室サウナや銭湯。自分の空間で過ごすのがとても好きで、練習の後や休みの日にはちょっと遠いところへも行きます」と熱弁した。
「ベストキャラクター賞」壇上でまさかの受賞取消!?お笑いトリオ、ぱーてぃーちゃん
様々なメディアに登場して多くの支持を集めた人物に贈られる、ベストキャラクター賞。1組目にはチャラ男(すがちゃん最高No.1)&ギャル2人(信子、金子きょんちぃ)の異色トリオ『ぱーてぃーちゃん』が輝いた。
予測不能なパリピ漫才でZ世代を中心に人気を博して2024年の番組出演数が1年で倍増と大活躍するも、この日の会場はZ世代よりも年齢層が高め。信子が歌い出し、ステージからはみだして3人で鬼ごっこをするなど独自の世界を繰り広げたが、会場はややウケ……。すがちゃんは「本当にわれわれが受賞でいいんですか? 大丈夫ですか? 取り消せますけど」とおそるおそる問いかけ、次の一手の“ネイル千手観音”を放つも「ウケはせず!」と、ネタを終了した。
来年の目標を聞かれると、すがちゃんは「より飛躍できるよう、まずお仕事を頑張るというのが大前提」としつつ、「2025年はきょんちぃと超ビッグイケメン俳優さんとの熱愛が撮られることが1番のメイン」とボケたが、きょんちぃはすかさず「今年は誰かと誰かが撮られたもんね」とツッコミ。
「ベストキャラクター賞」メンバー内のトレンドは「筋トレ」 Aぇ! group
ベストキャラクター賞の2組目には、今年5月リリースのデビューシングル『《A》BEGINNING』が初週に78万枚超を売り上げ、同月からのアリーナツアーで約37万人を動員した『Aぇ! group』。5人揃ってオールブラックのスーツ姿でビシッと登場すると、末澤誠也が「キメてきました!」と、さわやかな笑顔。
司会者から「今年、『Aぇ! group、キてるな』という実感はありましたか?」と尋ねられると、佐野晶哉が「ありますっ!」と茶目っ気たっぷりに返事をした。「2024年のグループをひとことで表すと?」と質問されて、デビュー曲のタイトルにかけて「BEGINNING」と答えたのは正門良規。「本当に始まったな、という気がしますね。このデビューイヤーをこのまま突っ走りたいなと思います」と、意気込んだ。
トレンド大賞にちなんで、グループ内の“流行”に「筋トレ」を挙げた5人。佐野は「小島くん(小島健)が主演ドラマのために筋トレで体作りを始めて、その後に2人(正門、末澤)が主演舞台のため、そしたらリチャくんまで来年の目標を『筋トレでムキムキになる』とか言うてて……。グループに1人いたらいい筋肉キャラが5人中4人もいるという、すごい流行りかたをしています」と、マッチョ化に複雑な表情も。
流行に疎いメンバーには末澤の名前が挙がり、末澤が「“何それ流行ってるの?”みたいな質問はよくします。小島やリチャード(草間リチャード敬太)は敏感で、ティクトック……とかで流行っているやつを教えてもらう」と自覚を語ると、「TikTokが言い慣れてない」と総ツッコミを受けていた。