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Google ChromeやGoogle翻訳を使ってサイトを翻訳する方法

2025.02.17

海外のサイト翻訳は、Google Chromeや翻訳ツールを活用すれば簡単。パソコンやスマホなどでサイトを翻訳する手順や、おすすめのサービスや拡張機能を紹介する。

海外のウェブサイトを日本語に翻訳する手順を知っておけば、情報収集やビジネスコミュニケーションが一段とスムーズになる。特に海外ニュースや専門的なレポート、業界トレンドを把握する際には、言語の壁が大きなネックだ。

しかし、Google ChromeやGoogle翻訳などのツールを活用すれば、初心者でも簡単にページ全体を日本語化することが可能。

本記事では、パソコンやiPhoneでの具体的な手順から、おすすめの翻訳サービスやその利用手順などを幅広く解説する。

サイトを翻訳する基本的な方法

外国語サイトを翻訳する方法として、もっとも手軽なのはブラウザや翻訳ツールを利用する方法だ。特にGoogle Chromeは、自動翻訳機能を備え、英語はもちろん、フランス語、ドイツ語、中国語など、幅広い言語に対応している。

こうした機能を使えば、わざわざ辞書を引く手間も減らせる。また、Google翻訳を活用すれば、URLを入力するだけでウェブサイト全体を翻訳可能だ。これらを組み合わせることで、自宅やオフィスにいながら世界中の情報を気軽に吸収できる。

■Google Chromeでサイトを翻訳する手順

Google Chromeは、外国語ページにアクセスすると自動で翻訳バーが表示されることが多く、初心者にとってハードルが低い点が魅力だ。旅行先の現地ニュースや海外の学術資料など、あらゆるコンテンツを即座に理解できるようになる。

手順:

  1. Google Chromeを開き、翻訳したいウェブページへ移動する。
  2. ページ上部に「翻訳しますか?」といったバーが表示される場合、そこから「日本語」を選択する。
  3. 数秒待つと、ページ全体が自動的に日本語化される。

この機能を使えば、英語が苦手な人でも海外の情報にすぐアクセスできる。例えば、海外の技術ブログやビジネス記事を読む際、専門用語が多い場合でも、訳文から大体の意味をつかめるようになる。また、翻訳後に原文と対比しながら読むことで、語学学習にも役立つ点がメリットだ。

また、設定画面で自動的に翻訳する言語を管理したり、翻訳にしようする言語を変更したりすることもできる。自分の使い方に合わせて設定を調整してみよう。

■Safariでサイトを翻訳する方法

SafariはiPhoneやMacで利用できるブラウザで、Apple製品に馴染みのあるユーザーにとって使いやすいサービスだ。追加のアプリをインストールする必要がなく、標準機能で翻訳が可能なため、初めてでも戸惑いが少ない。

手順:

  1. Safariで翻訳したいページを表示する。
  2. アドレスバー右端にある、吹き出しのかたちをした翻訳アイコンをタップ。
  3. 「日本語に翻訳」を選択すると、数秒でページ全体が日本語化される。

対応言語は限られるものの、主要な言語には対応しているため、基本的な海外サイトの閲覧には十分だ。海外旅行時にホテルや観光地の英語サイトを見る場合にも重宝する。

スマホでサイトを翻訳する方法

パソコンだけでなく、スマートフォンでも海外サイトを翻訳できれば、移動中や外出先でも世界中の情報を自由に取得できる。iPhoneユーザーなら、SafariやChromeアプリが便利だ。スマホ上で完結できるため、出張中に海外ニュースをチェックしたい場合などに重宝する。

■iPhoneでChromeを使った翻訳方法

iPhoneでChromeアプリを使う場合、PC版とほぼ同様の感覚で翻訳が行える。タップ操作が中心で、設定もシンプル。長文の記事でも手軽に対応できるため、海外メディアのインタビュー記事や、海外通販サイトの商品説明などを読む際に有効だ。

手順:

  1. iPhoneでChromeアプリを起動し、翻訳したいサイトを表示。
  2. ページ上部に表示される翻訳バーから、翻訳言語(日本語など)を選択。
  3. 数秒でページ全体が翻訳される。

ポイント:

  • 翻訳バーが表示されない場合は、右下の三点リーダー「…」から「翻訳」を選択する。
  • 部分的なテキストのみ翻訳したい場合、そのテキストを選択後、「Google翻訳」をタップすれば対象部分だけを翻訳可能。

Google翻訳を活用した「ページ丸ごと翻訳」

Google翻訳では、文章の翻訳だけでなく、ウェブサイト全体を翻訳する機能も提供されている。URLを入力するだけで、元のレイアウトを保ちながら日本語版を開いてくれるため、原文と訳文を比較するのも容易だ。

■Google翻訳の使い方

手順:

  1. Google翻訳公式サイトにアクセス。
  2. 翻訳したいウェブサイトのURLを入力して「翻訳」をクリック。
  3. 新しいタブで日本語化されたページが開く。

専門的な分野やマイナーな言語の場合、翻訳精度がやや落ちることもあるが、概要を把握するには十分なレベルだ。海外のニュースサイトを定期的にチェックしたい人や、特定国のローカル情報を追うビジネスパーソンにとっては、有用な手段となるだろう。

■Google翻訳を使ってサイトを翻訳するメリット

Google翻訳は、200以上の言語に対応し、無料で多様な翻訳機能を利用できる点が魅力だ。テキストや音声、画像、ウェブサイト全体の翻訳が可能で、異なる文化や専門分野の情報も手軽に理解できる。また、クラウド連携により複数デバイス間で作業を続けられる点も便利だ。

さらに、拡張機能のインストールをせずにブラウザ上やアプリで利用できるため、機械操作が苦手な人にも使いやすいだろう。

ウェブサイト翻訳ツールを活用するメリット

ブラウザやアプリを活用した翻訳に加えて、より高度な翻訳を行うウェブサイト翻訳ツールも存在する。これらのツールを使用すれば、URLを入力するだけで、ページ全体を翻訳して表示できるため、専門的な分野や複雑な表現を含む海外サイトの理解もスムーズになる。

中でも高精度な翻訳で評価されているのが、「DeepL」だ。

■DeepLとは?

DeepLは、ドイツに本社を置く会社が2017年に開発した機械翻訳サービスで、2020年に日本語対応が始まったことで国内でも急速に普及した。原文と訳文を対訳にして例文を検索できる「Linguee」と呼ばれるサービスを運営しており、その豊富で質の高いデータをもとに学習している点が特徴だ。

こうした学習環境から生み出された訳文は、他社の機械翻訳サービスと比較して自然で高精度な仕上がりと評価されている。

■DeepLの強み

DeepLは最先端のAI技術を取り入れ、よりニュアンス豊かな翻訳を実現している。2020年以降、搭載されているニューラルネットワークが大幅に改善され、自然な文章表現が可能になった。細やかな文脈の理解にも優れ、専門用語が多い文章や複雑な構造のテキストでも、より正確でわかりやすい翻訳が期待できることが多い。

■DeepLのChrome拡張機能

さらにDeepLは、Chrome向けの拡張機能も提供している。この拡張機能を利用すれば、ブラウザ上で海外のクライアントとのメールやチャットをリアルタイムで翻訳したり、海外ニュースサイトをスムーズに理解したりといった使い方が可能だ。操作方法は大きく分けて3つある。

  1. 書きながら翻訳:テキスト入力中にリアルタイムで翻訳が行われるため、効率よく異なる言語でのコミュニケーションが可能。
  2. 選択したテキストを翻訳:ウェブページ上で気になる一文や段落をドラッグして選択し、アイコンをクリックすれば、その部分だけを即座に翻訳できる。
  3. ページ全体を翻訳:Webサイト全体を一度に翻訳することで、海外メディアや異文化圏のサイトを抵抗なく読めるようになる。

以上のような高い操作性と精度の組み合わせが、DeepLを多くのユーザーに選ばれる理由となっている。

DeepLはしばしば、Google翻訳と比較されることがあり、同じ文章でも翻訳結果が異なるようだ。実際に両方を使用し、自分にとって使いやすいと思った方を活用するのも良いだろう。

※情報は万全を期していますが、正確性を保証するものではありません。

文/編集部

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