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年賀状派とLINE派、年始の挨拶はどっちが多い?

2024.12.28

昨年に引き続き様々な値上げが行われ、日々の生活にも影響が少なくない一年だった。そんな2024年をどのように締めくくり、また、2025年をどう迎える人が多いのか。

そこでmitorizはこのほど、消費者購買行動データサービス「Point of Buy(以下、POB)」の会員3,006人に「大掃除の実施や年始の挨拶」などに関するアンケート調査を実施し、その結果を発表した。

「毎年必ず大掃除をする」は4割ほど!「普段から十分な掃除ができている」3割はあえて大掃除はしない

「年末の大掃除の実施状況」について調査した結果、「毎年必ず行う」と回答した人が41.4%で最も多かった。一方で、「普段から十分な掃除ができている(27.5%)」と回答した約3割の人はあえて大掃除はしないということがわかった。年代別で見ると、毎年必ず大掃除をする人の割合は20代が最も少なく、50代が最も多いという結果になった(図表1)。

大掃除で綺麗にしたい場所は「キッチン」「浴室」「トイレ」が上位に並ぶ

「大掃除で重点的に綺麗にしたい場所」を調査したところ、「キッチン(59.1%)」が最も多い結果となった。以下「浴室(52.8%)」「トイレ(43.6%)」が続いている。

年代別でも20代以下を除いてキッチンが最も選ばれている一方で、20代以下は「浴室(48.3%)」と「トイレ(45.0%)」が「キッチン(43.3%)」よりも上位に入っており、他年代よりも「キッチン」の優先度が低い様子が見て取れる。「窓・サッシ」は年代が上がるほど、一方で「寝室」や「家電製品」は若い年代ほど選ばれている傾向がある(図表2)。

年末年始の過ごし方は「何もせずにゆっくり過ごす」が過半数に迫り最も多い結果に

「年末年始の過ごしか方」を調査したところ、「何もせずゆっくり過ごす(45.9%)」が最も多く、以下「初詣・お参り(42.4%)」「食事を楽しむ(32.9%)」と続いた。2023年に同様の質問をした結果と多少の数値の増減はあるものの、上位に並ぶ項目は変わらない結果となった(図表3)。

節約志向強く「普段から節約していて年末年始でも節約する」という人が5割に

「年末年始の消費意識」を調査したところ、最も多かったのは「普段から節約意識が高く、年末年始もなるべく節約したい(50.1%)」となった。2番目は「普段から節約意識は高いが、年末年始は良いものを買いたい(28.6%)」だったが、全体的には年末年始だからといって財布の紐を緩めないという考えの人が多いことがわかる(図表4)。

「年始の挨拶手段」は前回に引き続き「LINE」がトップに!年賀状は値上げの影響か大きくダウン

「年始の挨拶」について調査したところ、「挨拶をする(73.8%)」で、7割以上が挨拶をすると回答しているが、前回の75.9%からは‐2.1Ptとなった。「挨拶の手段」については前回に引き続き「LINE(53.6%)」が最も多く、前回の51.3%から+2.3Ptとなった。「LINE」に次いでは前回と同様に「年賀状(39.5%)」「メール(13.5%)」と続いているが、年賀状は今年の郵便料金値上げの影響もあるのか‐6.2Ptと大きく下降している。

年代別で見ると、20代以下は「LINE」「電話」「SNS投稿」が前回よりも上昇している。「年賀状」は全年代で下がっているが、40代が‐10.9Ptで最も下降している。「LINE」は20代に次いで、50代が前回から+6.2Ptで大きく上昇している(図表5)。

<アンケート調査概要>
調査期間:2024年11月21日~11月25日
調査対象:mitorizの消費者購買行動レポートデータサービス「Point of Buy<R)」の登録会員(POB会員)
     POB会員(平均年齢51.2歳)
調査方法:インターネットによる自社調査(有効回答数:3,006件)

出典元:株式会社mitoriz

構成/こじへい

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